クリーピー 偽りの隣人:作品を観た感想(20)
映画評「クリーピー 偽りの隣人」
★★★ 本作は性格が比較的「CURE」に近いが、あの作品が人間存在に関し哲学的であったのに対し、心理学的である。その分、怖さが解りやすい。設定が現実的とは言えないものの、背景に現実性が揺曳し、そこに恐怖が沈潜する。極めて現代的な恐怖劇として買いたい。黒沢清の作品としては後味は悪くない。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2017年8月29日
「クリーピー 偽りの隣人」
★★★ それほどホラーでもないが、香川照之(の顔)がホラーとはいえる(笑)。もはや、サイコパスにしか見えない。一家行方不明事件と、奇妙な隣人の、2本立てで話が進む。娘ちゃんを藤野涼子さんが演じていたので、おっ!と思った。
或る日の出来事
2017年8月25日
『クリーピー 偽りの隣人』を丸の内ピカデリー1で仕事帰りに観て
川口春奈は妙に綺麗になってた。藤野涼子は凄い良かった。
ふじき78の死屍累々映画日記
2016年7月19日
『クリーピー 偽りの隣人』 トンネルの闇と凶悪な緑
殺人の動機から方法から背後の人間関係からすべて言葉で説明しなければ気がすまないテレビの2時間ドラマを見慣れた目には、黒沢清のホラーは説明もなく、唐突で、そのうえ観客をびっくりさせる脅しもないから、奇妙な映画に見えるだろう。よく分からないけど、怖い。香川照之は、こういうのがはまり役でまたかとも思うけれど、うまいし怖いから仕方ない。彼なしでは成り立たない映画かもしれない。西島秀俊はところどころ偏執的なところがほの見えて、香川照之とコインの表裏のような役どころ。
Days of Books, Films
2016年7月6日
「クリーピー 偽りの隣人」:不気味で不穏で、つッコめます
終始胸のつかえが取れないような不穏な作品です。黒沢清らしい映像が、不気味な気配をまとっています。けっこうツッコミ所は多いんですよ。でも、黒沢清ですから、謎をきっちり回収するとか、辻褄を合わせるカットを入れ込むとか、そういう「普通の」整合性にはあまり興味がないみたいです。そもそもこの西島と香川照之のキャスティングは逆でしょ。その方が「私とご主人とどっちが魅力的ですか?」なんて台詞も生きるでしょ。配役チェンジ版が観たいです。
大江戸時夫の東京温度
2016年7月5日
クリーピー 偽りの隣人
★★★★ 突っ込み所はあれど十分面白かった。いろいろと突っ込み所がある。西野を演じた香川照之の怪演っぷりもあって130分って長さが、全然苦にならず途中でダレることなく最後まで楽しめた。
だらだら無気力ブログ!
2016年7月5日
クリーピー 偽りの隣人
典型的なサイコパスなんですが、彼がどう今までいろんなことをしてきたかまでは掘り下げられなかったのがちょっと物足りなかったかな?そしてどうやって西野家に入り込んだかも。そういう前日譚があると、この作品に肉付けがされ、もっと面白くなる。藤野涼子を見るのもまた面白いかもしれません。まあ、ちょっと説明不足感がありますが、サイコパス独特の犯人像の作品は好きなんですがねえ。
atts1964
2016年7月4日
「クリーピー 偽りの隣人」
とにかく怖い。粗は沢山ある。だが、その粗を強引にねじ伏せる力量が香川照之には備わっており、細かいことなんかどーでもいー、という雰囲気にさせる。こういう力の入った怖さっていいな、とさえ思った。
ここなつ映画レビュー
2016年7月2日
クリーピー 偽りの隣人
★★★ 隣家の住人には何かと悩まされるところ、その隣人役の香川照之の演技が素晴らしく、不気味さが全編に漂っています。不可解な点がいくつかあるにしても、久しぶりで黒沢監督らしい雰囲気を持つ作品を見たなという感じがしました。本作の主人公は元刑事の高倉であり、彼は本作内で重要な役割を果たしているものの、その妻の康子を中心に据えて考えてみても面白いのではと思いました。
映画的・絵画的・音楽的
2016年7月2日
【映画】クリーピー 偽りの隣人
★★★★ いろいろと突っ込みたくなることや、都合良すぎるだろと言いたくなることも多々ありはしましたが、それでもついつい見入ってしまうような魅力溢れる作品に仕上がっていたと思いました。最初からずっと居心地の悪さを感じつつ、ジワジワ押し寄せてくる違和感の連続には、ゾクゾクッとさせられましたよ。ゾクゾクと言えば香川照之、単純に隣人の香川照之の奇行を見ているだけでも面白い、いや恐ろしい作品でしたよね。ベタではありましたが、ナイスキャスティング、おかげで130分間飽きることなく楽しむことが出来ました。
ただただ映画を楽しんでる人のブログ
2016年7月1日
映画鑑賞「クリーピー 偽りの隣人」
他人の家族になりすまし、他人を催眠術のように操って殺人を犯す。ちょっと、簡単過ぎるんじゃない?かなり不自然な設定。しかし、ビニール袋の中の全裸死体を見るとショックを受けた。
趣味こそ生きがい
2016年6月29日
クリーピー 偽りの隣人
予想以上に不気味な隣人に、こんな人には出会いたくない!と本気で思ってしまいました。香川さんの演技は強烈ですね〜。観終った時、この映画のようなことが日本で起きたら本当に怖いだろうなあと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2016年6月27日
映画『クリーピー 偽りの隣人』香川さんの狂気も僕の妻もヤバい(汗)
西島さんは、“真実を追求する男“が、似合います。香川さんの怖さは、「人間らしさなんてない」拒絶を感じさせつつ、一方では、真逆の人間臭さをプンプン匂わせたしつこさに、怖さがあります。胸中の見えない、ヤバい男を演じさせたら香川さんの右に出る者は、いないかも。竹内さんの”ヤバい妻“も、予想外に怖かった。
**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**
2016年6月22日
『クリーピー 偽りの隣人』 境界に危ないものが棲みつく
いかにも黒沢映画らしい演出が楽しめる作品になっていると思う。さらにいつもながら何かしらやってくれる香川照之は今回も健在で、いかにも安定した薄気味悪さを見せてくれる。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2016年6月20日
劇場鑑賞「クリーピー偽りの隣人」
いろいろと気になることだらけだけど、まずまず面白かった。この手の作品だと「隣人は静かに笑う」という映画を思い出してしまう。この作品を最大に面白くしているのは香川さん演じる西野の存在でしょうね。西野に貶められる高倉夫妻を演じた西島さんと竹内さんの演技も良かった。藤野涼子さんもグッド。なぜか130分の上映時間が全く飽きませんでした。一定の緊迫感が最後まで持続していたからかもしれない。かなり気味の悪い作品だが、意外とオススメ。
日々“是”精進!
2016年6月19日
クリーピー 偽りの隣人
★★★★ 西島さんと香川さんの共演は多すぎてちょっと飽きたよーと思ってたんですが、観てしまえば最後まで引き込まれる展開で面白かったです。香川照之の怪演がすばらしい!多少のツッコミところはあるけれど、香川さんの怪演のおかげで帳消しということで。あと竹内結子もいいー。原作どおりの内容なのかどうかはわかりませんが最後まで見入ってしまいました。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2016年6月18日
クリーピー 偽りの隣人
★★★★★ 実に脚本がうまくできている。香川照之演じる隣人の不気味さは恐ろしくて引きこまれそうだった。
とらちゃんのゴロゴロ日記
2016年6月18日
クリーピー 偽りの隣人
★★★ 高倉が帰宅したら西野と康子、西野の娘澪(藤野涼子)が団欒して夕食を取っているシーンは既に乗っ取られた風情で、高倉は自分だけ疎外されたように所在投げに背景でワインを注ごうとしているシーンは印象的だ。西野がいくらサイコパスといえ刑事に警戒感なさ過ぎ。
佐藤秀の徒然幻視録
2016年6月18日
「クリーピー 偽りの隣人」
★★★ この手の映画が、いかに観る者をイラつかせるかが勝負だとしたら、素晴らしい出来だと思う(笑)。とにかく最初から最後まで神経逆撫でされっぱなし。突っ込みどころも満載。30分、飽きずに観ていられた事だけは確か。香川照之の安定した不気味っぷりを見るだけで価値があるかも。
のんびり。
2016年6月16日
『クリーピー 偽りの隣人』 映画@見取り八段
サスペンスに分類されているようだけれども、立派なサイコホラーだと思う。つまり、ホラーに耐性のない方にはお薦めしない。キャスト被りを吹っ飛ばすくらい気持ち悪いので安心して…というよりも、注意して。ご飯は観賞前に済ませてね。 想定以上に恐くてグロい。もっとも、作品的には、そんな説教くさい物語ではありません。日常の隙間に入り込んでくる黒い煙のような闇がいつの間にか自分を包んでいる…そんなドロっとした気持ち悪さを体感する。
映画@見取り八段
2016年6月16日
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