日本のいちばん長い日 :作品を観た感想(1)

『日本のいちばん長い日』 (1967)
家族や恋人のドラマをとってつけるチープな作劇は一切ナシ。女優が登場するのも、なんと新珠三千代のみという完全男祭り!実に潔い、硬派な造りとなっている。とはいえ、政治家(特に外交部)と軍部との噛み合わない一見して不毛な議論、詔書作成や玉音放送録音に至るプロセス、等々のトリビアも大変興味深く、緩急のついた演出と編集により157分の長尺を全く飽きさせない。緻密な時代考証により再現されたこだわりの美術や、モノクロのメリハリが効いた映像の圧倒的な迫力にも完全ノックアウト!壮観であるのが、隅々まで配されたオールスターの役者陣!
相木悟の映画評
2014年10月2日

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