パターソン:作品を観た感想(10)

映画評「パターソン」
★★★★ 映像詩とは少し違うが、全編詩のような映画だから、僕のように詩心がない人間にはうまいこと語れない。主人公が歩く場面はジャームッシュお得意の横移動で捉えられ、酒場で流れている音楽も例によって渋い。優しい映画と言うべし。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年11月2日

『パターソン』をギンレイホールで観て、
基本、ジャームッシュは苦手だけど、どうにか一本まるまる起きて見てられた。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2018年3月10日

『パターソン』 映像で詩を書く
パターソンの日々から滲みでる詩と映像とが一体になっている。永瀬正敏が日本から来た詩人として、おいしい役どころで登場。ニュージャージーの、ニューヨークから十数キロに位置する取りたてて特徴のない町の風景も素敵だ。
Days of Books, Films
2017年9月25日

「パターソン」:「ツイン・ピークス」との符合も
本作はいまいち面白く思えませんでした。ニュージャージー州パターソンという郊外の街、なぜだか『ツイン・ピークス』を思わせるものがあります。永瀬正敏は、世間で言われるほどに素晴らしいわけではなかったです。まあまあでした。
大江戸時夫の東京温度
2017年9月24日

[映画『パターソン』を観た]
やっぱ、いい。私の人生に影響を与えた30人を選ぶとしたら、ジム・ジャームッシュは欠かせない。デビュー作からタイムリーに生きてこられた幸せを実感しつつ、その市井の徒の淡々とした、でも目の離せない生き方、スタイリッシュさ、徹底的に構築されたデザインの数々、詩的なカメラワークの迷宮性、美女に美少女、ブルドッグ、バーのマスターと常連に、会社の同僚、バスのお客さんたち、街の人々、その会話…、そして、パターソンの町並みと自然、物語は永遠には続かない、オチをつけるために現れた永瀬正敏、・・・堪能しました。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 b...
2017年9月23日

パターソン
★★★★ この作品自体が一つの詩になっているような雰囲気が醸し出され、なんともいい気分にさせられます。アダム・ドライバーは、物静かで知的で、それでいてどこにでもいるバスの運転手という役柄を、実に雰囲気良く上手く演じています。この映画全体が醸し出す雰囲気そのものが気に入った次第です。
映画的・絵画的・音楽的
2017年9月21日

【映画】『パターソン』シンプルな日常が愛しいと思える映画
かすかな表情の変化で心情を表現するアダム・ドライヴァーの演技力もさることながら、パターソンの気持ちを代弁するように全身で演技する犬のマーヴィンの演技力とぶさ可愛いさに完全にやられた。次第に輝いてくる映像も、さり気に心に残る音楽もいい。久々に好きな映画に出会った気分。
アリスのさすらい映画館
2017年9月7日

映画:パターソン Paterson 
映画が終わり劇場を出ても、映画の日常感の延長上にいるようにしか感じない映画は珍しい。その点で今作ならではのこの「味」は貴重。復活ジャームッシュがそっと差し出す、平凡な日常に潜む、ちょっとした 幸せ や 変化、を じんわりと味わう(笑)。
日々 是 変化ナリ〜DAYS OF STRUGGLE〜
2017年9月2日

パターソン〜ゆく滝の言葉は絶えずして
★★★★★ 本作には双子の少女とか双子の老人とかが登場する。本作自体が双子を妊娠しているような風情だ。双子という言葉がまるで韻を踏んで映画が進行するかのようだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2017年9月1日

『パターソン』 a-ha?
映像と音の推移がとても心地よいのだ。語るべきテーマなんか何もなくても映画はいくらでもおもしろくなるということを改めて感じさせる作品だったと思う。そして、パターソンに手酷い仕打ちを喰らわせることになるバカ犬マーヴィンが何ともかわいらしく、その演技はカンヌ映画祭のパルム・ドッグ賞受賞も納得のうまさだった。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2017年8月30日


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