ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ:作品を観た感想(2)
映画評「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」
★★★ 全体のミニマルな画面設計とそうした演出とがちぐはぐな印象を起こし、匠気を出し過ぎている感じで余り気に入らない。当初、音楽と画面を中心に進める一種の映像詩のようなものかと感じたのだが、全編をこれで貫いたほうが美しい作品になったろう。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2019年3月18日
「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」:映画としてヘタ
ル・コルビュジエを扱った劇映画ですが、ひどくナマクラです。こんなんなら、実在するコルビュジエとアイリーンのデザインを追ったドキュメンタリーの方が良かったのでは?と思ってしまう大江戸です。映画に魂が入っていない感じがしますし、もっと身も蓋もない表現で言っちゃうと、映画として「ヘタです」。本作を観る限りでは、「アイリーンの方が優れたデザイナー」のような気がしてなりません。
大江戸時夫の東京温度
2017年10月19日
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