大阪物語 :作品を観た感想(1)

9/26 大阪物語(’99)ー追悼・市川準監督ー
ジュリーが漫才師とはミスマッチ、の先入感はあったけれど風来坊な味。さすがに田中裕子との息はバトル的な絡みも全編通して自然だった感、田中裕子はやはり何か見る度独特な"素"のたくましさ。後半は消えた父を探しての池脇千鶴、学校をドロップアウトしていた友人南野公助のロードムービー風。後味的には、漫才夫婦という笑いのファクターの中の、情けなく図太くもある人々の、やや甘酸っぱい人間模様を見た、という感触。
KYOKOU
2008年9月26日

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