パージ:アナーキー:作品を観た感想(6)
パージ:アナーキー (The Purge: Anarchy)
★★★ ごく一部の富裕層が全てを握る民主主義の皮を被った封建社会である現実に対する批判や、動きを増したドラマ描写、制度下における日常の変化など格段と改善されていた本作。また、設定の“いくらなんでも…”感も、支配層の姿がより明確になることで、大衆のガス抜きであったコロシアムでの殺し合いに熱狂する民衆と仕掛け人の関係図のように辛うじて無理のない感じに。足手まといはただただ足手まといなだけというイライラ人物描写は相変わらずだが、フランク・グリロが中心にどんと構えているので、その辺の不満もある程度解消。
Subterranean サブタレイニアン
2016年1月18日
パージ:アナーキー 【劇場で鑑賞】
★★★ アクションシークエンスが増量、派手すぎず地味すぎず適度な分量で入っています。ストーリーは何故パージが行われているのかというところや、パージを利用するもの、否定するもの、金に物言わす富裕層、犠牲となる貧困層、政府の狡猾さなどが描かれ、幅がグッと広がっています。逃げ回るだけでなく追われる理由がしっかり用意されているのも○でオチも良好、シリーズにはずみがついた作品でした。こちらから観てもついていける作りですが、作品の規模やごく一部通して出ているキャラもいますので、第1作の『パージ』のほうからご鑑賞される方が良いと思われます。
映画B-ブログ
2016年1月4日
『パージ:アナーキー』をトーホーシネマズ日劇2で観て、
★★★★ 前回の籠城戦とは打って変わって、今回は路上に出て目的地までの負のロード・ムービーである。ラスト、主人公が取った行動についてはモヤモヤする。
ふじき78の死屍累々映画日記
2016年1月3日
15-125「パージ:アナーキー」(アメリカ)
★★★★ 果たしてレオたちは、追っ手から逃れ、生き残ることができるのかというところと、レオは復讐を果たすことができるのかというところが興味深かった。一夜のサバイバル劇ということで、緊迫感もあって面白かった。いつ、誰が命を狙い、狙われ、命を落とすのか判らず、一夜のサバイバル・スリラーとして、設定も展開も面白い作品だった。
CINECHANが観た映画について
2016年1月3日
パージ:アナーキー
パージを楽しむ暴漢たちとの攻防、そもそもパージ法とはなんなのかというものが浮き彫りにされる展開で、世界観が広がりつつも飽きさせないつくりになっていました。残念なのは、ジャケ画像の人たちがメインで活躍しないままという点でしょうか。
いやいやえん
2015年12月29日
「パージ アナーキー」
弱者は更に痛めつけられ、セレブは優雅に殺人を楽しむという構図が前作よりも一層強調されている。「一年に一晩、殺人を含む全ての犯罪が許される法律、それがパージ」「12時間を生き延びろ」なんだけど、日本なら日本人なら、仮にパージの日が設定されてもこうもみんながみんな嬉々と殺し合わないんじゃないだろうか?そう考えるのは平和ボケ?でもやっぱりこえーよアメリカ。「Safe night」が「See you again」と同じように使われるなんて。
ここなつ映画レビュー
2015年8月14日
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