マレーナ:作品を観た感想(1)
『マレーナ』
少年はマレーナに対して決して汚らわしい心は向けてはいなかった。彼こそが誰よりもマレーナの幸せを願っていたのだから。彼はただ、彼女を不運から守りたかっただけ。出せなかった何十通もの手紙は、シチリアの海へと流されていったけれど、彼にとってのマレーナは、少年だったあの頃からずっと、心の中で鮮やかに生き続ける花。それは、一生の恋だから。世界中の女性に知ってもらいたい。こかに1人くらいは、あなたを守ろうとしてくれる人がいることを。これは大人になったレナートがくれた、私たちへのメッセージではないでしょうか。
シネマな時間に考察を。
2010年3月26日
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