パージ:作品を観た感想(5)
パージ (The Purge)
一晩を過ごせば次の朝からはまた普通の日という特殊な状況が社会に与える影響や、その世界観なんかをしっかりと膨らませてれば面白い作品になるんでしょうけど、本作はその設定に頼りっきりの骨組しかない感じの一本に。イーサン・ホークが笑顔に付きまとう厭らしさが、一見親しげでも心は通わしてない主人公には合ってたかと。レナ・ヘディが美人ながらも根っこの強さが漂うだけに、イーサン・ホークとの組合せはちょいと合わなかった感じが。特に印象に残る役者は少なかったものの、クリス・マルケイにちょいとカッコいい瞬間があったのは嬉しかった一本。
Subterranean サブタレイニアン
2015年12月22日
パージ 【劇場で鑑賞】
★★★ 密室ならではの緊迫感を出すことに成功、何しろパージの設定が強烈で、誰しもが殺人犯になる可能性があるという心理面、タイムリミットによる時間面と盛り上げる材料をガッチリ完備。アクションは含有量が少ないものの出来は悪くなし、人間の生き方を問われる内容は観客にも自分だったらどうする?と言われているようでそちらも◎、惜しむらくはクライマックスで重複したパターンがあったところ、そこは変化球を一つ挟んで欲しかったです。
映画B-ブログ
2015年12月18日
パージ
ナタを片手にスキップとか仮面集団のビジュアルとかなかなか良かったように思う。本作は人の心に残る「良心」と「呵責」、「責任」の物語であったのかもしれない。これをみると、やっぱり1年に1回だけとはいえ「パージ」法案は失敗だよなあと感じざるを得ない。映画としては面白かったですが。
いやいやえん
2015年12月16日
「パージ」☆人の闇の部分
突っ込みどころ満載な映画〜と観ながら思っていたけれど、『おおむね完璧』だから売ってしまえばこっちのもの〜な、ビジネスのあり方が問われている様でもある。集団心理がもたらす狂気が、人々の闇の部分に隠されているとしたら・・・と思うと案外B級映画テイストなこの映画も、実は結構深いのだったりして。
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2015年8月8日
「パージ」
エグい作品でした。夏の夜にはちょうどいい作品かも。ちょっと思っていたのとは違う展開のスリラーだったが…もっと「パージ」の定義が広範囲に展開されると思っていたら、密室サスペンスだったので。
ここなつ映画レビュー
2015年7月21日
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