17歳の肖像:作品を観た感想(31)
「17歳の肖像」
★★★★ 端整な青春映画の秀作。実直に、きっちり作っているのが、いかにもイギリス映画な印象。彼氏役のピーター・サースガード、父親役のアルフレッド・モリーナ、校長役のエマ・トンプソンなど、キャストも見応えがある。学校教育についても多少考えさせられるし、この映画では、父親も子どもへの対し方について「教育」させられていたよね。
或る日の出来事
2016年7月8日
映画 17歳の肖像
庶民に御嬢様教育を無理矢理すると、未成年なのに、陰でタバコを吸ったり、遣りたい放題するのは、何処の国でも同じことなのでしょう。
こみち
2016年7月7日
17歳の肖像/An Education
アルフレッド・モリナが演じる父と、そしてエマ・トンプソンが演じる教師、共に主人公を見守る立場の二人の切なさと虚しさにとっぷりと感情移入をしたあてくしが、僭越ながらに。都度の環境が己が状態が、他者から施されたものかそれとも自らが獲得したものかを見極める冷静さを身に付けとかんといずれなまこに喰われまっせ、往生しまっせ、と。
Death to Mary Pumpkinhead
2013年6月27日
17歳の肖像
主人公には共感出来たし(観ていて恥ずかしくなる心境なんかもあるんだけど)、演出的に心の機微を描くのがとても巧くて、毅然としたジェニーがとても美しくみえました。父親の告白にはジーンとさせられてしまった。「やはり人生に近道など無い」と悟り、英文学の先生に手助けを頼むシーンがとても良かったです。
いやいやえん
2012年12月22日
『17歳の肖像』 映画レビュー
*原題に「An Education」とあるように、机で勉強をすることだけが教育なのではなく、様々な経験を通じて成長していくこともまた教育であることを教えてくれる映画。まだ閉塞感の漂うイギリス社 会の空気がこの物語のほろ苦さ、そしてキャリー・マリガンの存在感溢れる演技と上手くマッチしていて惹きつけられました。*ほとんど静的な演技を要求されたピーター・サースガードの深く広がりのある大きな演技は息を呑んでしまった。両親を始め、大人の世界での友人役だった俳優陣も特筆ものの演技。完成された映画だと思う。
さも観たかのような映画レビュー
2011年3月10日
【映画】17歳の肖像
少女が大人へステップする、親との葛藤もあり、外の世界への憧れも、大人な恋も(全然甘くないですが)体験する、ある意味贅沢な成長物語。お父さん怖かったなぁ…(苦笑) アルフレッド・モリーナ、[スパイダーマン2]のオクトパス。他にも大作にいろいろ出てる。怖いお父さんだったけど、娘を愛しているからこそ、だね。ちょっとジーンとした〜。派手な演出などは無いけど、一人でしっとり観るにはいい作品。自分の学生時代を思い返してしまうよ(笑) 偉い違いだけどww。
☆紅茶屋ロンド☆
2011年1月20日
「17歳の肖像」(AN EDUCATION)
★★★ この映画は、16、17歳の少女の魂の成長記録である。ただ、心身ともに傷を負った少女が、それを乗り越え新たな人生のスタートを切るというのは、やはりBBC(英国放送協会)映画だけあって、NHK同様、道徳主義的な感じが見え隠れする。しかし、この映画は1人の少女を通して、学校教育とは、家庭教育とは何かを問うている。ジェニーが成長したのは、決して両者のせいではなく、自らが行動するといった、彼女の「社会参加」によるものなのだ。
シネマ・ワンダーランド
2010年11月6日
mini review 10497「17歳の肖像」
★★★ たぶんデヴィッドは、虚飾の日々をギャンブルのように生き抜きながら、ジェニーをエスコートする中で自分たちの生きる世界を魅力あるものだと彼女を通じて確認したかったのではないか。本当を言えば、犯罪すれすれの自分たちの現在に疲れも覚えていて、ジェニーの存在に逃げ場を求めていたのかもしれない。結局、行き場のなくなったジェニーを助けてくれるのはスタッグスなのだが、デヴィッドの位置からも、スタッグスの位置からも、ジェニーはこの時期でしか表現できないような、危うく純粋な希求に満ちていて、どちらも「青春」のはかりしれない魅力を感じたのだろう。
サーカスな日々
2010年10月31日
「17歳の肖像」 教育と教養の深い深い溝
★★★ 彼女が見た世界は他人が見せてくれたもの。自分で踏み込んだものじゃない。けれどそんな刺激的な世界に憧れてしまうのは仕方ないこと。彼女を冷静に引きとめる大人も周囲には居ない。きっと彼女の目には同級生は幼く感じ、優しい母親の背中もそれまでと違い、薄暗いキッチンに立つ姿がこのまま同じ場所に居ては夢の無い毎日を送ることになる。そんな象徴にさえ映るのだろう。そんな素晴らしい出会いが実は勘違いだと早々に彼女は知ることになるのだが、ほろ苦くも人生はやり直せると言う強いメッセージを映画は教えてくれる。
soramove
2010年9月11日
17歳の肖像
私もそうでした、大人の世界に憧れ早く大人になりたかった時期、そして外国に憧れた時期。だからジェニーの気持ちは手に取るように分かる、彼女がパリに憧れ年上の男性に恋をする姿に共感しました。周りの大人達が目を覚まさせようといろいろとくれるアドバイスすらもうるさい小言にしか聞こえないジェニーの態度も分かる。デイヴィッドは最初から何だか胡散臭い、しかし人を喜ばせるポイントを突いてくる。ジェニーが最後に言ったセリフ「歳を取った感じ、賢くならないまま」これはとっても印象的でした。まさに身を持って経験した感じ。
Diarydiary!
2010年6月11日
「17歳の肖像」
英国の女性ジャーナリスト、リン・バーバーの回顧録を基に描いた青春ドラマ。同級生の男の子に物足りなさを感じるジェニーの前に突然現れた経験豊かな大人の男。16,7歳の女の子が夢中になるのも無理はない。ジェニーは担任教師ミス・スタッブス救われたわけだが、とことん傷ついたにも関わらずまた勉強を始めるなんてとても良い子で感心する。若い娘を食い物にしたディヴィッド役のピーター・サースガードは適役。ピーター・サースガードと言えば[ニュースの天才]ではクールな編集長役。なぜかその後はどうも冴えない役ばかり。クールな彼が今一度見たい。
ヨーロッパ映画を観よう!
2010年5月31日
『17歳の肖像』
結果としては、うら若き少女が両親ともども騙されただけの話だったかもしれない。けれど、学校に通うだけでは決して見つけられなかった人生の愉しみという名の扉を開けて、向こう側の世界で貴重な"17歳"を迎えた過去は、その後の長い人生で回想するのにいつまでも色褪せることのない、いつまでも飽くことのない青春のヒトコマになり得ただろう。大失恋から立ち直り、オックスフォードで新しい生活をはじめるまでの復活劇については敢えて簡潔にあっさりと描写。しかしそれこそ、"あっという間に過ぎてしまう10代"を象徴するエピローグなのかも。
シネマな時間に考察を。
2010年5月26日
17歳の肖像
原題「AN EDUCATION」 という言葉からわかるようになんのために勉強するのかという根本的な人間のあり方に、真正面から答えを示してくれた傑作だ。ジェニーが経験したお洒落な格好、オークションの興奮、ナイトクラブの音楽、パリ旅行の楽しさを心底楽しんでいるのを丁寧に描いてくれた。高校の制服が似合うキャリー・マリガンは、パリで見せたファッションの似合う大人の女性まで演じきっている。高校生はもとより、教育関係者の方々や子育て中の親御さんなどすべての方に自信を持ってお勧めする。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2010年5月24日
17歳の肖像
なかなか面白い内容でした。ジェニーがしたことには共感はできないけれど、このぐらいの年の子が年上にあこがれる気持ちはよく分かる。自分の知らない世界に触れることで、自分の世界がいかに小さいかを知ってしまうと同じ年代の異性は幼く見えてしまうんでしょうね。これはジェニーの人生にとっては遠回りする結果となったものの、決して無駄ではなかったと思う。大きな代償を払った分、ジェニーは同級生が経験できなかったことを経験したし、挫折して立ち直った分、彼女は一回りもふたまわりも大きく成長したことと思います。
だらだら無気力ブログ
2010年5月22日
『17歳の肖像』 (2010)
好きなタイプの作品。単純に「イギリスもの」が好きだということもあるけれど、なんとなく素っ気ない感じの、ちょっと体温が低い感じの登場人物たちに、どこか惹かれたりする。とりあえずタイトル・クレジットがいい。バックに流れる音楽が憎い!リズムがなんとも時代を感じさせる。本編は恋愛話。最後はアッサリ落ち着きますが、これがまた素っ気なくて嬉しくなりました。小気味よいテンポでスパッと焦点を絞った演出も好感が持てて、久しぶりに気持ちの良い作品に出会えた感じです。一方的な終わり方の映画、私はクールだなぁと思わず惹かれます。
よーじっくのここちいい空間
2010年5月19日
『17歳の肖像』
各映画賞計17冠に輝いたキャリー・マリガンの素朴で前途有望な魅力が一番印象的な映画でした。デイヴィッドの本性を知り、改めて周りの声に耳を傾け、そしてオックスフォード進学に向けて頑張ろうと決意した末に、自分から「年取った気分、愚かなままで」と言えてしまうジェニーはもはや17歳の女の子というよりは、本当の意味で大人になった女性なんですよね。何も机に向かうことだけが勉強ではない。後悔や退屈といった人生経験も立派な勉強であり教育。本当の意味で大人になるとはどういうことか。それを改めて思い出させてくれたステキな映画でした。
めでぃあみっくす
2010年5月15日
【17歳の肖像】
とっても共感できる映画でした。転がっていくように今までの道から外れていく…大人から見ると典型的なパターンなんだけど、両親の反対がなかったのが意外。誰よりも先に大人になった気がして、退屈な教師をバカにして、幸せになれると思って飛び込んだジェニーが全て失った時の気持ちを思うと、自業自得とはいえ…後悔と恥ずかしさ、悔しさと怒りがヒシヒシと伝わってきました。でも泣き喚くじゃなく毅然としていましたねー。それにしてもデイヴィッド、彼の中身は大人じゃないのかもしれません。終盤はちょっと切なかったですが、好みの映画でした。
日々のつぶやき
2010年5月14日
『17歳の肖像』 もしや日本にないタイプ?
本作において、ジェニーは中年男やその仲間と過ごすことで、学校では知りえなかった人生の様々なことを学ぶ。たしかにそれらは貴重な経験だ。しかし最後には、進学しないこと、勉学をおろそかにすることが、自分の可能性を閉ざしてしまうことを悟る。勉学に励むのが将来のために重要だなんてことは、すでに言い古された、当たり前といえば当たり前の結論。イギリスの映画もアメリカの映画も、優等生もそうでない者も、その当たり前のことを実践すべしと訴えている。なのに、日本で同様のことを訴える作品はあるのだろうか。私にはとんと思い浮かばない。
映画のブログ
2010年5月6日
An Education / 17歳の肖像
★★★ フランスかぶれのませた女子高生を24歳のCarey Mulliganが好演。大人の男に誘導され華やかな世界で活き活きとする姿を上手く演じています。洗練された上品な生活に女の子を惹きこむ優男Peter Sarsgaardがわざとらしさのない演技で抑揚のない作品を盛り上げていました。純粋な若い女性が大人の紳士に誘惑されて痛い目に合う話はうよくあるのでストーリーに新鮮味はありません。しかし両親の会話など脚本はピリっとしており、選曲もさすがと思わせる機会が多かっただけに何か物足りない部分がもったいない映画でした。
Akasaka high&low
2010年5月6日
17歳の肖像
"人生にショートカットは無い"という言葉に胸を詰まらされました。デイヴィッドとの結婚を夢見て学校を辞め、大学進学を断念した矢先に知った事実は彼女を打ちのめします。それでも彼女が自分の人生を取り戻そうと行動を起こせたのは、意思の強さに加えて彼女がまだ17歳だったことと、彼女を見捨てなかった先生がいてくれたからです。ジェニーが自分の人生を本当に取り戻した時、喜んでくれた両親の様子をちょっと離れたところで伺っている彼女は、これまでの姿とは違って17歳の少女に戻っていました(^^)
とりあえず、コメントです
2010年4月25日
『17歳の肖像』(2009)/イギリス
★★★★ 不完全であるが故に一気に走って行ってしまうジェニー。もう周りが何も見えなくなっていってしまう。そんな彼女を見ていると、あーわかるわかる…って感情移入してしまうんですよね。自分も通ってきた道でもあるから。学力のためだけの教育だけじゃなくて、大人になるための、女になるための教育。どちらも人間にとっては必要なものだけど、あまりにも突然な形でそれは訪れ、そしてほろ苦い足あとだけを残していく。傷ついたそれぞれの人生は、この出来事を教訓にして行けるのだろうか。様々な想いを残した作品でした。
NiceOne!!
2010年4月23日
17歳の肖像/ An Education
★★★ いい歳の大人の男性が女子高生狙うって時点でまず怖い! 「色んな事を楽しむためには先立つものが必要なんだ」盗みは盗みじゃ! 誕生日にプレゼント攻撃。先にいた男の子が不憫で、、でも笑えたシーン。とにかく早く気づけばいいのにバカな子ね!なんて目でみてたら退学まで…。そういう点でジェニーには共感なんて出来ず。反省した時には時既に遅し、なのに先生は本当に心ある人で良かったね。デヴィッドが流してた涙は、反省の涙じゃなく自分のことが情けなくてなんだろうな。世界中が共感!え?そうなの?わたしは絶対イヤだ〜って思っちゃった。
我想一個人映画美的女人blog
2010年4月21日
「17歳の肖像」大人でもない、子供でもない…。
大人の世界にすっかり魅了されていくジェニー。あそこまで極端なことをいきなりやってしまうのは、どうよ?とは思いましたが、その心情は、すごくよく理解できました。共感は持てましたが、ストーリーには思いっきりツッコませていただきました。「おいおい、パパ、ママ!もっとしっかりせんかい!!」 小娘が騙されるのは、人生経験の少なさからしかたがないとしても、大人であるアンタ達がそれではアカンやろ!ってね。思わず嘆いてしまいました。自業自得とは言え、あまりにもジェニーが哀れでカワイそうでしたわ。
シネマ親父の“日々是妄言”
2010年4月20日
17歳の肖像
★★★ ジェニーは本当に世間知らずのバカで、盲目になっていたかと言えばそうではないと思う。半信半疑でも、自分の方から一歩踏み込んだ手前、自己防衛のために自分を言い聞かせ、疑惑を無意識に自ら封じ込めていたのではないか。ところで、デイヴィッドの最終目標は彼の奥さんの言う通り単なるビョーキだったのか。チェロを売りそびれた後は遊びだったのか、と言えば微妙な感じがする。詐欺師には芸術家めいたところがあり、本人だって実は遊びなのか本気なのか分からなかったのじゃないかと。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年4月19日
レビュー:17歳の肖像
「いつか私にも白馬の王子様が…」と切望する「夢見る夢子ちゃん」は、実際にはたくさんいらっしゃることだろう。だが、それを現実に体現できる人は、残念ながら少数派のはず(だと思う)。ジェニーの白馬の王子様の正体は……。理想と現実のギャップに「こんなはずではなかったのに…」と戸惑い、傷つき、失望しながらも、いつか全ての経験を「良い勉強になった」と言えるようになる強さを持ちたいと願う。そんな思いを、ラスト、ジェニーの後ろ姿に重ね合わせつつ、いつまでもほろ苦い余韻をじっくりと噛みしめていたくなるような映画である。
INTRO
2010年4月17日
「17歳の肖像」
10代の頃は周りのすべてがイケてないと感じ、自分はそんなつまらない連中とは違うんだ!と多かれ少なかれ誰もが陥る思考ですが、男性はダメな自分を自虐ネタにしたり、ギター始めたり、秘境に旅したり…自分で「何か」をやってみて消化していく人が多いのに対して、女性は周りにケチをつけるばかりで、自分では何かを生み出すわけでもなく、でも"イケてる誰か"のフォロワーになりたがり…といった傾向が強い気がします。ある意味、シンデレラ・コンプレックスの表れといったところでしょうか。地味ながらも気の利いた作品に仕上がっていました。
RAY's Favorites
2010年4月17日
映画* 17歳の肖像/ An Education
もう少し明確に、彼女に「教育を受けることの大切さ」について、ぶれのない信念を持った説明をしてあげられる大人が周りにいれば、ここまでとことんいってしまうことはなかったのではないかなあ。彼女自身、迷いを持って問いかけていたわけなのだから。ジェニーが、デイビッドとの出会いによって受けたレッスンは、学校で学ぶ退屈な勉強とは違って、刺激に満ちたものではあったけれど、大変な痛みをもたらすもの。それも人生のひとつの段階として意味ある経験であり、大人になっていく過程のどこかで学ばなくてはならない事実だったかもしれない。
有閑マダムは何を観ているのか
2010年4月13日
『17歳の肖像』 試写会鑑賞
★★★ ジェニーの場合、純粋すぎて間違った判断をしてしまうわけだけれども、彼女は強い。挫折してもきちんと自分で立ち上がれる力を持っているし、きちんと人に頭をさげることもできる。彼女にとってはいい勉強、失敗が逆にプラスになったのかもしれない。この経験が今後の彼女の人生の糧になることは間違いない。彼女のことを世間知らずのお馬鹿さんと言うことは簡単だ。大切なのはその失敗の後。挫折することなく立ち上がることができれば、未来は切り開かれるはず。一人の女の子のが大人の階段をのぼる過程をうまく描いた作品でした。
映画な日々。読書な日々。
2010年4月12日
17歳の肖像
★★★★ 高校生くらいの時って、自分が知らない世界を知っている人たちがカッコよく見えるし、新しい世界を知ってしまったらそれまで自分がいた世界、やってきたことが妙に小さく見えてしまう。だからきっと、少しずつ見え隠れしていたデイヴィッドの胡散臭いところにも気付かないフリをし、そこは見ないようにしていたような気がします。手痛いけど、若いうちに貴重な社会経験ができてジェニーはとても大きな事を学んだと思います。学校の授業では学べなかったことですね!ラストでジェニーの姿からもわかるように、文字通り[AN EDUCATION]です。
☆試写会中毒☆
2010年4月10日
教育! 「17歳の肖像」
原題は An Education "教育"。非常に意味深なタイトルで、これを変えてはいけない。 ましてや17歳になるのは、いろいろあってからなのだ。でたらめでサラッとしたタイトルは無視しよう。だが何事にもリスクはつきもの。大事なことを学ぶために大きな代償を支払うことになる。ジェニーと同年代の人はもちろん、親、教育者がRTA臭くならないで進路について考えられる映画と言える。そんな小難しいことを考えなくても絵になる場面の多い、楽しめる映画でもある。四月という打ってつけの時期のロードショーなので、ぜひ見てほしい。
シネマ走り書き
2010年3月24日
17歳の肖像
★★★★ キャリー・マリガンが良い!背伸びをしたがる思春期の女の子役を上手く演じています。30代の魅力的な男性デイヴィッド。これがまた絵に描いたようなプレイボーイぶり(笑)。しかしキャリーの笑顔とピーターの大真面目な顔を観ていると決して嫌らしさを感じさせない、何だか心がムズガユイ感じ。原題は[AN EDUCATION]直訳すれば[教育]。日本語で言えば「良い勉強になった」ということを意味していました。素直で解りやすいストーリー、思春期の女の子の微妙な心理描写がとてもリアルで懐かしく、男としてはちょっと照れくささを感じた素敵なドラマ。
LOVE Cinemas 調布
2010年2月6日
1.
作品ページ
2.
観たい作品リスト
3.
追加
4.
近日公開
5.
公開中
6.
DVD新作近日
7.
DVD新作(2カ月間)
8.
DVD旧作
9.
超人気作品
0.
トップ
アマゾン最安値購入
キーワード:
全商品
DVD+Blu-ray
本
洋書
ミュージック
ゲーム