ポテチ:作品を観た感想(12)

【ポテチ】塩味も食べてみたら意外とおいしいよ
今村がカワイイ。とにかく、すごく可愛い!そして、その今村そのままに、この映画も可愛い。ゆるっとしたストーリーに「?」と思いながらクスクス笑い、ラストに行くにつれて「ああ〜!」と色々解っていく展開は「フィッシュストーリー」と同じ味わい。中村監督×伊坂幸太郎×斉藤和義+濱田岳は、やっぱり最強!
映画@見取り八段
2012年12月20日

ポテチ
68分という短い時間で、全てがきれいに纏まっている作品でした。尾崎って一体、今村の何?そんな疑問が最後に一気に明かされる展開。一見、無関係っぽい会話がこの疑問に繋がっているというのに気付いた時はすごいと思った。全く無駄が無いという印象。一時間ちょっと、という短さだから、だらだらした所もなく、あ、これがこういう訳だというのにも気付きやすい。エンドロールの途中で、ある場面が流れる。本当にすとん、と落ちた時、きれいにあるべきところへまとまったと思いました。
映画感想メモ
2012年11月11日

ポテチ : 愛情は、キリンに乗ってやって来る
★★★★ なかなか良い作品で、シュールなギャグと人の優しさが上手く描かれた作品でした。濱田岳は良い味出してます。普段はひょうひょうとしながらも、ここぞの時は一挙に感情を爆発させます。大森南朋も良かったなぁ。あらすじも、絶妙だったなぁ。オチに対する伏線の張り方も上手くできており、無駄なシーンが一切ありません。
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2012年11月7日

ポテチ
68分の短さでありながら、邦画のいい所がきっちりと詰まった、忘れがたい作品となっています。こういうことは、伝えようとも決して息子には伝わらないのだろうなぁ…というもどかしさも含めて、心に残る素晴らしい作品でした。濱田岳は勿論のこと、木村文乃もとても良い演技をしていました。
ここなつ映画レビュー
2012年6月13日

ポテチ
★★★★ 原作が中編のこともあって、上映時間は68分とかなり短いものの、逆にそうした作品の中に様々な要素が凝縮して詰め込まれている感じで、ご都合主義的なところ(皆がダンゴのように絡まり合ってしまう)はうかがえるものの、それこそアっという間にエンディングになりますから、そんなことはどうでもよくなり、まずは大層面白い映画です。
映画的・絵画的・音楽的
2012年5月24日

ポテチ
本作に登場する空き巣仲間たちは本当にこの世に存在しているのかという雰囲気がまずある。あたかも「愛しの座敷わらし」ならぬ愛しの座敷荒らしだ。これは伊坂作品に共通することなのだけれど。そのことは本作のモチーフにも 絡んでいる気配がある。東日本大震災が起きていなかったら製作されていなかった作品なのだから、それほど表に出てこない東日本大震災自体が虚数ということになる。ここには大震災があったかなかったかも大した違いはない、そう思わないとやってられない死生観が少し見える。
佐藤秀の徒然幻視録
2012年5月15日

ポテチ
★★★★ 濱田岳を主人公にしたのが正解だった。野球シーンは震災後に東北地方に元気と希望を届け続ける東北楽天をモデルにしているのは言うまでもない。漆黒の夜空に舞い上がった白球が人々の想いを乗せて飛んで行く。そしてその人々の想いはやはり被災地の方々の想いに重なる。原作が書かれたのは3.11より前だが、そういう意味で本作は今何かを届けたいという伊坂幸太郎と中村義洋という2人の人間の想いが伝わってくる作品だった。
LOVE Cinemas 調布
2012年5月15日

「ポテチ」 口には出さない秘めた「想い」
ミステリーではないですけれど、登場人物の行動と心の謎解きが行われるので、観終わったときになんというかすっきりと晴れやかな気持ちになるのですね。忠司、若葉、そして忠司の母親、それぞれの「想い」を大声でつまびらやかに語るのではなく、そこはかとなく感じさせるところが伊坂作品の真骨頂であり、また中村監督の過剰になりすぎない演出の匙加減なのだと思います。本作は1時間強という小さな作品ですが、それでもやはり伊坂さん、中村監督らしさを持った作品に仕上がっていました。
はらやんの映画徒然草
2012年5月13日

『ポテチ』 「絆」よりもヒステリシス!
抜群に面白い映画である。68分という短めの上映時間の中に、思わずニヤニヤしてしまう軽妙な会話と、感情移入せずにはいられない愛すべきキャラクターたちと、一瞬たりとも飽きさせない意外性に満ちたプロットと、怒涛のような感動が凝縮されている。観客にスッと受け入れさせるのは濱田岳さんならではだろう。
映画のブログ
2012年5月13日

ポテチ
映画未見、小説未読の方でも、ポテトチップスが無関係ではないだろうという予想をされるだろう。これが作品のタイトルであり、主題の伏線なのだが、その、重量や価格や食べる時の音の手軽さ、B級感が、主人公の「物語」をより一層切なく、胸をいっぱいにさせる。台詞の1つ1つまで、原作を台本にして映画を撮ったのでは、と思うほどきっちりと台詞が使われている。「伊坂幸太郎×中村義洋×斉藤和義×濱田岳=最強」
悠雅的生活
2012年5月12日

ポテチ
濱田岳なくして“ポテチ”なし!この空気感は彼ならではのもの。他の俳優でコレできる人は思い浮かばない。実に独特なニッチをしめる俳優だ。上映時間68分と短いのもvery good! 過不足なく描くもの描いてびしっと終る。エンドロール途中の映像も含め完成度が高かったと思います。楽しい作品でした。
あーうぃ だにぇっと
2012年5月5日

ポテチ
68分という短い時間の中で、主人公の揺れ動く心情が爽やかに描かれていました(^^)野球場のシーンが楽しそうでした〜何だかみんなちょっと面白い人たちでした。オザキのことになると自分を忘れるほど熱くなる今村。そんな今村をちょっと心配している若葉。今村が頼りにしていて、いつもどこを見ているかよく分からない黒澤。そんな3人の気持ちが交差する野球場のシーンでは主人公たちと一緒に試合の行方を見つめていました。映画全体が伊坂幸太郎&中村監督らしくて楽しかったです。観終った時、主人公はこれからどんな母子関係を作っていくのかなとちょっと気になった1本です。
とりあえず、コメントです
2012年4月25日


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