アンを探して:作品を観た感想(3)
『アンを探して』 (2009)
美しい映像が、もったいなく感じます。風景もカメラのこちら側にいる人間の息遣いや思いが、写しこまれているからこそ、輝くように美しいのです。人のぬくもりや願いや呼吸の沁み込んでいない映像は、ただ空しいだけです。まっ、ストーリーは素朴ないいお話だと思いますが、きっと監督は、プリンス・エドワード島の美しい風景に目がくらんでしまって、他には何も見えなくなってしまったのでしょう。
よーじっくのここちいい空間
2010年1月3日
アンを探して(’09)
マリの隣人のジェフの息子ライアン(ジョニー・サー)の優しさに好意を抱いて、彼の絵を描いたりする杏里、でも既に恋人がいて、というさり気ない失恋模様やそのショックからの立ち直り等の姿もあって、少女の異国でのミニ成長記、という感じもあり、ラストは仄かなハッピーエンドで、穂のかやロザンナ等、余り切れ味、というより大らかな物腰の俳優陣。「アン・・」ワールドに馴染んでから、時は経ってしまいましたが、改めて、その「聖地」からの、日本とカナダを繋ぐこの作品で、埋もれがちなさり気なく豊かなものを束の間味わった、というような後味でした。
Something Impressive(KYOKOV)
2009年12月2日
映画『アンを探して』を観た感想
★★★ 穂のかってカワイイ。台詞は棒読みみたいだったけど許せるよん。"いいんだよー"、って言ってあげたい。全体として見ると、どうってことはないんだけど、ほのぼの(? )っとしてくる作品。のんびりした風景にも癒される。
映画初日鑑賞妻
2009年11月10日
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