上海の伯爵夫人:作品を観た感想(2)

ナターシャ・リチャードソンのあまりに早すぎる死
ナターシャ・リチャードソンが亡くなった。父親はトニー・リチャードソン、母親はヴァネッサ・レッドグレイブとまさに映画人となるべく生まれたような人。[上海の伯爵夫人]では主役を演じ、この映画はレッドグレイブ一族の映画であった。[いつか眠りにつく前に]でも母娘共演。これからもっと活躍するはずであったと思う。非常に残念である。ご冥福をお祈りします。
映画と出会う・世界が変わる
2009年3月19日

映画「上海の伯爵夫人」
抑制の効いた、品の良い作品に仕上がっておりました。 登場人物は、それぞれ訳ありながらも多くを語ることはなく、互いに距離を探りながら、おずおずと手を伸ばすように深まっていく情が美しいです。  そうそう盲目のレイフ・ファインズがね、そりゃ周りの人はみんな手貸したくなるわ、な可愛さでした。 謎の日本人を演じる真田広之も良かったです。声音は親しく楽しげなんですが、それでもね、目が笑ってないんですよ。
+Think
2006年11月15日

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