46億年の恋:作品を観た感想(1)
46億年の恋 (2005)
★★★★ 非常に不思議な作品でした。本筋が一本ありまして“凶暴な香月を誰が何故殺したのか?”というミステリー仕立てになっているところが意外と観易い感じでしたね。安藤政信のセリフ少ない暴力シーンは『スマグラー』の“背骨”に通じるところありましたね。松田龍平のバイセクシャルな佇まいは健在で妙な浮遊感があります。この作品でインパクト大だったのは刑務所所長、石橋凌。ストーリー的にはもう一つ狂気度が足らない感じですが 脇を含めた役者陣の演技とリアリティを排した画作りで思わず見入ってしまったなかなか面白い作品でした。
肩ログ
2012年7月4日
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