ホッタラケの島 遥と魔法の鏡:作品を観た感想(18)

ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜
最も大事なホッタラケは鏡だということ。島の支配者がなぜ手鏡を大事にするのか。支配者自身が、人間にとって思い出が一番大切なホッタラケであることを知っていて、それを取り戻されると、人間はホッタラケにしなくなって困るのだ。遥がキツネの助けを借りて帰還し、目覚めると、文字通り一炊の夢で、時間もほとんだ経ってない。ただ空には暑気をいっぱいに残したキツネ色の黄昏が覆っている。無口な父が実は亡き母の思い出を大切にしているのだと知って、食事に誘う時、父娘は和解する。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年12月17日

ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
途中ちょっと飽きちゃいました。やっぱり子供向けアニメだったからかな? しかし映像はとっても綺麗で、人なんかの表情とかよく出来てました。それと後半戦の遥とテオそして男爵達との戦うシーンなんかはとっても良くて、その辺はスクリーンにくぎ付けになりました。小さい時には大事にしていたヌイグルミが、ホッタラケの島で動いて話も出来るようになっててヌイグルミと遥の交流の場面は良かったです。ちょっと感動して目頭が熱くなりました。
Diarydiary!
2009年9月7日

ホッタラケの島ー遥と魔法の鏡ー
日本では珍しいフル3DCGではあるが、やはりハリウッドの作品とはちょっと違う。色彩的には[鉄コン筋クリート]っぽい雰囲気だったので、普通のアニメーションでも全然問題が無かったような気がした。世界に広がる「MOTTAINAI」運動のような、物を大切にしましょうと子供に、いや大人にも訴えかけるホノボノとした物語。前半は結構のんびりしたムード。特に難しくもなく冒頭の昔話そのまんまって感じであった。
映画君の毎日
2009年9月2日

ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜・・・・・評価額1550円
★★★★ 二十一世紀版の、エコロジカルな「不思議の国のアリス」という感じの作品。面白かったのは、ホッタラケにされた物を、持ち主の思い出の詰まったタイムカプセルと捕らえている事で、妖怪の世界ではその物に残された思い出を映画や演劇の様に鑑賞して楽しむ娯楽すらある模様。この点で重要なキャラクターとなるのが羊のぬいぐるみのコットン。手鏡争奪戦だけでは一本調子になってしまうところを、コットンと遥の再会が絡む事で物語にドラマチックなメリハリがついた。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2009年9月1日

「ホッタラケの島 〜遙と魔法の鏡〜」 父娘の物語
人の記憶というのは雑然とごちゃごちゃとしていて、脈絡がない。そういう感じがあの「ホッタラケの島」がよく表しているように思います。お話としては手鏡を探す冒険が主軸になっていますが、僕はじつはコットンとの出会いの方が遥にとってより深い意味があるのだと思います。本質的には本作は母娘の物語というよりは、父娘の物語ではないかと思うのです。そう考えると、もう少しシンプルにしたほうがわかりやすかったのかなと思います。
はらやんの映画徒然草
2009年8月31日

つじつまの合わない事だらけ。『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』
この映画の物語はファンタジーなので元々現実的にはありえない設定だと最初から分かってはいるものの、ツッコミ所が満載でした。つじつまの合わない事だらけでもうメチャクチャ…。物語の焦点もあやふやで、最初は物を大切にしない人間の戒めを描いていたのに、途中からテオが遥の為に奮闘する友情物語に変わり、遥が幼少時代に父親から受けた愛情を思い出し親子関係を修復。内容は超B級でしたがテオは可愛かったし、エンディングの歌は良かった。
水曜日のシネマ日記
2009年8月29日

☆「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」
★★★ 綾瀬はるかが主人公の遥役。なかなか良かったけど、夏用制服のミニスカ履いてて…パンツ見えそうで見えないところが、もどかしいーー。絵的には綺麗に作られてて、家族で楽しく見れるアドベンチャーに仕上がってるし、モノは大切に・・思い出は忘れずに…という事を気づかせてくれる作品だよねーー。ジャンル的には嫌いじゃないけど、ちょっと意味不明気味だったかなー。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2009年8月29日

ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜 [監督:佐藤信介]
★★★★ アニメらしいダイナミックでスピーディなアクションシーンの密度が、後半に進むほど高くなっていき、心地よい高揚感を与えてくれる。ストーリーにのめり込みヒロインの遥に感情移入して、最後の方ではすこしウルリと涙腺がゆるんだ。やはり表現方法より、物語や映画的演出が重要なのである。現代人に、オモチャやぬいぐるみと同じように「愛や友情のつまった思い出」までもホッタラケにしていたことを教えてくれる。とても感動的ないい話だったし、大冒険に心が弾んだ90分だった。
自主映画制作工房Stud!o Yunfat
2009年8月28日

ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
子供向けの内容でありながら、高校生くらいの子供を持った大人にとっても見る価値のあるものになっている。子供の気持ちがわかるいい機会になるだろう。自分たちが子供のころ粗末にした思い出を思い起こすかもしれない。それぞれのキャラクターの動きをわざとぎこちなくしているし、無機質なものでもない。登場人物や動物たちにぬくもりがあるし、アクションシーンでは非常にダイナミックだ。技術的には高いレベルの挑戦が行われたのだろう。なかなかの秀作だと感じた。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2009年8月27日

『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』 試写会鑑賞
★★★ どうしてもコットンがかわいすぎてとても存在が薄れてしまった準主役的存在のテオ。魔法の力が弱いからと島の住民に馬鹿にされていたテオですが、このテオが実は本当とてもいい奴だったんですよね。そしてこの映画、何気にジェットコースターアクションシーンが結構盛りだくさんで、スピード感や迫力もありました。テオも遥もよく無事だったよな、という感じです。鏡が見せてくれた大切な大切な”思い出”のシーンはとても良かったです。
映画な日々。読書な日々。
2009年8月27日

『ホッタラケの島 ?遥と魔法の鏡?』 すばらしい映像表現、残念な父娘描写。
映像は素晴らしい。特に"島"の世界観、色使いには思わず引き込まれてしまう魅力があります。声優としての綾瀬はるかもいいじゃないですか!コットンをはじめとするキャラクターデザインもGOOD! 残念なのが脚本…。あまりにも、ひねりのない単純明快過ぎる展開に、主人公が高校生であることのリアリティーを感じることが出来ません。特に父娘関係の描き方があまりに稚拙なのが、致命的ですらあるわけで。それでいて、妙に説教くさいところに、作り手の浅さが透けてしまう。
ketchup 36oz. on the table
2009年8月27日

レビュー:ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
★★★ 個人的にはかなりもったいないな、という位置づけの作品。ホッタラケの島とキャラ達の描写が、描いてはいるけど不足している感じで、表面的にキャラを理解できても、深く追うことができない感じ。ヒロインとテオ以外の各キャラの行動の説明が特に不足していたと思いました。正直、ファミリー向けとして制作していたというなら、パンチラアングルはいらなかったと思いますし、ハートフルなストーリーを期待している観客には不快な要素にもなりえるのでは、と思いました。
シネコンバイトまりっぺの映画
2009年8月25日

ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
★★★ 映像に対する違和感もそうですが、何より序盤のストーリーがいま一つタルい。空を飛ぶ道具を持っている男爵は、よからぬ事をたくらんでいる模様…。彼の登場で物語が動き出し、ストーリーの流れにもテンポが生まれ始めます。そして"お母さんの形見の手鏡"からは俄然面白くなってくるのでした。遥とテオの絆は事件を通して初めて出来たのではないでしょうか。最後にテオが言った言葉でそれを感じました。
LOVE Cinemas 調布
2009年8月24日

ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
なかなか面白くて楽しめました。とはいえ、CG技術はまだまだハリウッドのほうが上かなと思いました。遥の表情は豊かですが、両親の表情が乏しくて、イマイチ感情が読みとれなかったです。だけど、私的にはこの映画の世界観にはまれたので、とても楽しめて、個人的には凄く好きな作品です。姪っ子も大喜びだったので観に行って良かった。
だらだら無気力ブログ
2009年8月23日

映画「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」@ニッショーホール
なかなか良い作品でした。蓋を開ければ大人が見ても十分に楽しめるし作品が持つテーマも奥深い。まずキャラクターデザインを見ると、16歳の女子高生を主人公にするのはいかにも日本のCGアニメらしく、この大人でもない子供でもない微妙な年齢が後々の物語に深みを与えてくる。映画に隠された裏テーマには心底やられてしまった。"見返りを求めない親からの無償の愛"だ。ホッタラケの島から強制的に帰らされる遥の姿は切ない別れで思わず目頭が熱くなってしまった。
masalaの辛口映画館
2009年8月21日

ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
日常の世界は穏やかな色調、ホッタラケの世界は玩具箱をひっくり返したような賑やかな色使いできれいに表現されていた。遥と、その父や母のシーンは少ないが暖かみのあるシーンにしあがっていた。ストーリーも良かった。どこにでもいそうな高校生の遥が、ホッタラケの島での体験を元にお父さんとの関係をより深化させていく。この映画を観たすべての人に魔法の鏡がある。そんなあたたかい気持ちになれる、家族向けにとても良いアニメ作品。
あーうぃ だにぇっと
2009年8月20日

[映画『ホッタラケの島:遥と魔法の鏡』を観た]
この世界は人間界でほったらかしになった物で作られている…、なのにその具体的な描写が少ないように感じた。作品テーマが「モッタイナイ」じゃなくて「ホッタラケ」であるのだから、見ている者とほったらかされた物のリアルな繋がりは必須だと思うし、また、そのような作り手の遊び心が、作品への愛になって完成度を高めると思うのだ。この作品の作り手は、テーマ性への整合性にアップアップで、全体的な気配りに欠けていると思った。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2009年8月19日

『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』(2009)/日本
★★★★ 遥はまさに今を生きる女子高生。幼い頃の悲しみや胸の痛みを、今をかったるく生きることで忘れようとしている感じがします。ですがホッタラケの島にきて忘れていた大事なものを思い出す。それはあまり思い出したくない出来事だったかも。一度思い出してしまうと、とことん物悲しくなってしまうが故に、封印してきたことでもありました。ですがどうしても恋しくて、自分にとっては唯一かけがえのないもの。思わず飛び込んで行きたくなるような想いと、そしてありがとうの気持ちがあふれてきます。
NiceOne!!
2009年8月18日


1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: