ウィンターズ・ボーン:作品を観た感想(18)
映画『ウィンターズ・ボーン』 ―BONE― 人の心の一番底にある体温に触れたような
パーっと明かりが差すような希望を感じるものではないかもしれませんが輝かしい希望がなくてもとりあえず、窮地を脱すれば、生きて行けそうに思えます。たとえ寒空でも、今日、生きていれば、明日の空を見ることができる。そういう意味で、今、生きていることの現実的な強さが希望になってくれそうでした。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2020年7月20日
父、帰る?
主演は「ボディ・ハント」公開中のジェニファー・ローレンス。彼女がまだ巨大化する前の姿を拝める貴重な作品だ。
MESCALINE DRIVE
2012年11月29日
ウィンターズ・ボーン
リーを演じるジェニファー・ローレンスの、家族のために、全てを受け止め守りきる屈強の意志と行動する姿が凛としていて素晴らしい。生きることの厳しさを、覚悟をする少女の内に見る。強くならねば生きていけないから。
いやいやえん
2012年9月13日
父を訪ねて・・・近所めぐり 『ウィンターズ・ボーン』
★★★ ジェニファー・ローレンスの演技が素晴らしかったですね。しつこいくらいに続いていく描写を丁寧に追いかけることで、劇中の空模様のようにどんよりした重たいものを観客にも背負わせていますね。良い作品だと思いますが、ただひたすら地味なので観る人は選ぶかもしれないです。もう一捻り欲しかったかなというところでしょうか。内面の心の動きは十二分に感じられましたが、外的な動きが乏しかったように感じました。
映画部族 a tribe called movie
2012年5月25日
「ウィンターズ・ボーン」 家族を守る為に!Σ( ̄ロ ̄lll)
★★★ 命は救われたものの、もはやリーは家族とともに家を立ち退くしか手段は無かった…そっから急展開予期せぬ人物が彼女の家に来ます そして壮絶のラストへ (lll゚Д゚)まじっすか
ジョニー・タピア・Cinemas
2012年4月17日
ウィンターズ・ボーン
それにしても、タフな物語でした〜 資源は森しかないような環境で生きる生活。貧しくて寂れていて、まるでモノクロの世界のようです。 そんな過酷な現実の中で生きる少女の逞しさと強さがひしひしと伝わってくると同時に彼女の持つ家族への愛の強さを感じました。
とりあえず、コメントです
2011年12月1日
ウィンターズ・ボーン
★★★ いやー、骨太な映画でした。女たちの強さが印象に残ります。若干長い感じがしましたが、この映画にはその長さが必要なのでしょうね。しかしまさかのsaw。(+o+) 痛いのダメなんです。(>_<)リスを食べるとは。生きていくって、大変なんだってことを忘れていたような気がします。女が強いって生き物だってことも。 「フローズン・リバー 」に似ていると思いましたが、私は「フローズン・リバー 」の方が好きですね。年齢的なものでしょうかね。
映画、言いたい放題!
2011年11月28日
ウィンターズ・ボーン
★★★★ 17歳の少女が、失踪した父親を懸命に探し出そうとする物語。とはいえ、舞台が荒涼とした山岳地帯で、家の軒先にシカの肉がぶら下がっていたりする光景が描かれ、さらに登場するのは、うらぶれた身なりをした年配者が多く、それも覚醒剤中毒者だったりするのですから、見慣れたアメリカ映画とは大違いながら、主演者の熱演で見応えのある作品となっています。
映画的・絵画的・音楽的
2011年11月9日
ウィンターズ・ボーン〜命懸けの互助精神
★★★★ 恐ろしくも厳しい互助システムではある。リーは今後も困窮すれば共同体から救いの手を差し伸べられ、やがて一人前の共同体の成員として受け入れられるのだろう。そんな運命を引き受ける凛としたリーをローレンスは見事に演じている。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年11月8日
「ウインターズ・ボーン」 どんな状況でも懸命に立ち向かう美しい魂
★★★ 昨年の映画祭で見た時の感想―。彼女ならこれからもなんとかやっていけそうだ。それから弟、妹もきっとちゃんと育ちそうだ。何より行動で正しいこと、しなければならないことをやり遂げて見せてくれる訳だから。しかしハードな人生だ。麻薬は常にすぐそばにあり、足を踏み外すことのほうがたやすい環境…。良くできた作品だし、考えさせられる部分もある。でもこういう映画を見るとこの映画祭の位置づけがますます分からなくなる。主演のジェニファー・ローレンスは本作で数々の映画祭の主演女優賞を獲得・ノミネートされた注目株。
soramove
2011年11月5日
「ウインターズ・ボーン」 過酷な人生
どうして誰もかれもが、まだ17歳の途方にくれてるリーに冷たく当たるのか、映画の後半部分まで見えてこない。なので映画のほとんどの部分を、リーと同じモヤモヤした気分で観ることになる。実はこのあたりがこの映画の凄いところなのかもしれない。実に多彩な感情を演じてみせるジェニファーは沢山の賞にノミネートされるだけの実力。この映画が取った数々の賞やノミネートは、勿論、作品としての出来もあるけど、実は私利私欲でしか生きていない大人たちに惑わされること無い、凛としたこの「リーという少女」の姿に対して与えられたのではないかと思うのだ。
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2011年11月3日
ウィンターズ・ボーン
★★★ リーがまだ幼い弟にライフルの撃ち方やリスの捌き方を教える姿からは、もし自分に何があっても生きられるようにという優しさと、力強さが感じられる。もっと厳しいものかもしれない。そこには"生きる"ことに対する執念にも似た想いが感じられた。この辺の芝居がジェニファーは実に自然かつ上手い。私は正直言って物語よりも彼女のこの芝居に惹き込まれた。ラストシークエンスをハッピーエンドと呼んでよいのかは微妙なところだ。17歳の少女の"生きる"為ならどんなことだってやるという強烈な覚悟に圧倒された。ジェニファーの先が楽しみです。
LOVE Cinemas 調布
2011年11月3日
ウィンターズ・ボーン・・・・・評価額1650円
★★★★ リーの抱えている状況を見ると、これが世界で最も強大で、最も裕福な国の物語とはとても思えない。既に人生お先真っ暗、八方ふさがりの状況の中、更なる困難がリーを襲う。否応無しに一家の主として振舞わざるを得ない彼女。その行動は周囲との更なる軋轢を生み出すことになる。タイトルの意味が明かされる瞬間、リーもまた悲しい壁を越え、孤独な戦いは、図らずも彼女にとってヒルビリーの伝統を受け継ぐ一人の女として、自立への道となるのである。この映画に悪役はいない。あるのは因習と貧困が齎す絶望と、その中で懸命に生きている人間たちの姿だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2011年11月1日
*ウィンターズ・ボーン*
この人たちは白人で祖先はスコットランド系の小作農の移民。アメリカの貧困層のなかでも下の方。市とか区とかではなく、ある種のコミュニティになっています。そんな彼らには"ある掟"というものがあって主人公の少女リーの前に立ちはだかりました。これは可哀想すぎ…。それでも果敢にその壁に立ち向かい、あるモノを手に入れる彼女の強さは脱帽ものでした。そんなアメリカのキビシイ現実がいやというほど描かれていて暗い映画ですが、でも後半になるとほっとするシーンがぽつり、ぽつり。そしてラストには未来があって救われました。
Cartouche
2011年10月31日
ウィンターズ・ボーン
.★★★★★ この作品の見所は、なんといっても主演のジェニファー・ローレンスです。17歳の少女が背負うにはあまりにも重過ぎるこの状況を、なんとか打破しようと一人で戦う姿に魅せられました。どん底ってレベルじゃない。気が滅入るような状況も、弟と妹と母とで暮らせるようにと奮闘するリーの姿に圧倒される作品です。これ、現代の話なのかとくらくらしてしまいます。弟と妹、そしてリーとの繋がりがしっかりしていると感じて、そこだけは幸せなものとして映りました。色々やるせない話ですが、ラストはちょっとだけ希望が見えました。
映画感想メモ
2011年10月30日
ウィンターズ・ボーン/ WINTER'S BONE
★★★ ひたすら暗いし、淡々としててアメリカのとある田舎のある一家の少女を描いてるけど、とにかく各所で絶賛浴びてるからそんなに凄いか?って思っちゃう。映画としての面白さがあるというような作品ではなく、アメリカの現状の厳しさ、物悲しささえ感じる作品。この女性監督、「人生を生きるために何が必要か。幸せを得るためには何をすればいいのかとか、そういう日常から来るもの」を描く映画に強い影響を受けてきたという。感動作という宣伝また違うし。エンタメ作品が好きな人には不向き。[フローズン・リバー]がよかった人にオススメ。
我想一個人映画美的女人blog
2011年10月29日
【TIFF 2010】『ウィンターズ・ボーン』 (2010) / アメリカ
★★★★ 普通なら死んでしまいたいと思う状況でも、リー・ドリーはとても冷静で、まるで10年早く大人になってしまったようにも見える。もっともそうさせてしまったのは家族だけど。弟妹は絶対に守る、家を守る、その心だけが彼女を動かします。何も恨まず、ただひたすら淡々と。全てを受け入れていく彼女が悲しくもあり、偉大でもある。自分のなすべきことだけをやっていって見えてくるかすかな希望の光。その一筋の光を頼りに、また彼女たちは立ちあがっていくんだろうなと思わせるラストでした。ジェニファー・ローレンスの底力に感動させられます。
Nice One!! @goo
2011年9月5日
「ウィンターズ・ボーン」
前回のサンダンス・グランプリである[フローズン・リバー]にどこか似ている気がした今回のグランプリ作品。監督が女性であるという点も似ているかもしれない。寒い空気感はもちろんシリアスな状況も似ている。しかし今回はさらにシリアスかもしれない。最悪の状況に小言一つ言わず、まっすぐに立ち向かう娘には、誰しもがまっすぐに向き合わざるを得ない。グダグダ言わずに自分の置かれた状況と戦ってみるか、という静かな気合いをもらえる映画だ。
シネマ走り書き
2011年8月20日
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