僕はラジオ:作品を観た感想(2)
僕はラジオ
「やればええってことはわかってるんやけど…」誰もがこんな言い訳、必ずしたことがあるだろう。知能障害の少年とフットボールコーチの間の「ええ話」を通じてこの作品が訴えてくるのは「なら、やらんかい!」そのひとことだ。お年寄りに電車で席を譲る、迷惑をかけている他人の子供に注意する、朝1時間早く起きてランニングする…。 普通の人々がやらないことだから当然、奇妙な目で見られたり、場合によっちゃ邪魔されることもあるかもしれない。でも「いいこと」なんだから、自信を持ってやればそこが普通の人々から一歩リードする足がかりになり、継続が力になる。
今日のエンドロール
2004年10月22日
映画: 僕はラジオ
本編終了後、エンドロールの背景に本人が特別コーチ役で参加しているフットボール試合の実写映像が流れます。そこで実話なんだということがはっきりして、その事実だけで感動です。誰もが気づいていながらあえてふれようとしなかった彼の存在を積極的に受け入れようと実行したコーチのジョーンズさんに感動です。娘にそうする動機について語るシーンがありますが、ここは考えさせられました。「誰も知らない」を観た時と似てます。
Pocket Warmer
2004年9月29日
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