運命は踊る:作品を観た感想(6)
運命は踊る
激しい戦場での物語かと想像してたけど、そう言うのではなく、息子の事を知らされる夫妻、戦地での息子の生活、その後の家族の三部で構成された舞台劇の様な作品だった。シビアな内容なんだけど、アニメも有りましてクオリティ高くて好み。
rambling rose
2018年12月17日
運命は踊る
★★★★ 息子の戦死をめぐる両親の感情的なドラマが語られる第1部から一転して、当の戦場でのぬるい光景が描かれる第2部では、その退屈さがいい仕事をしているようだった。被害者が他人だったら関係ないという、幸運の裏に宿る利己的な側面が生生しかった。
映画に夢中
2018年12月5日
ショートレビュー「運命は踊る・・・・・評価額1650円」
★★★★ 一つの家族の悲劇を通して、理由のある偶然が作り出す人間の運命の不条理と、その偶然を演出する見えざる手への畏怖の念を感じさせる優れた寓話である。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2018年10月10日
運命は踊る
★★★★ ヨナタンの母が若くて美しいと思ったのと、カメラワークが独特で、真上からのシーンが多くて、それがスタイリッシュで良かったです。そして、ヨナタンが描く漫画のような絵本のようなイラストが、シュールで好きです。
Spice -映画・本・美術の日記-
2018年10月9日
運命は踊る
ヨナタンが描くイラストをはじめ部屋に飾ってある絵画等が目に付き思いのほかアートな作品。奥さんのダフナ役のサラ・アドラーなる女優さんのフィルモグラフィーを見ていたら08年公開の「ジェリーフィッシュ」という作品に出演しているとのこと。ただ、この作品を観た記憶があるような無いようなで今ものスゴくモヤモヤしてしょうがない。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2018年10月6日
『運命は踊る』 砂漠のステップ
この映画の主役は息子のヨナタンではなく父親のミハエルであり、主題は出来事ではなく精神の内であることが途中から分かってくる。ヨナタンが描くイラスト(動画)を通して、ミハエルが抱えるトラウマが見えてくる。もっとも僕はイスラエルという国もユダヤ人という民族も、キリスト教の母体となったユダヤ教もよく知らない。だからミハエルの内面が実のところよく分からない。思い上がりの罪とその罰というユダヤ=キリスト教の観念もよく理解できない。ただ、魅力的な映像が記憶に残る。
Days of Books, Films
2018年10月6日
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