GEMNIBUS vol.1:作品を観た感想(1)

『GEMNIBUS vol.1』をトーホーシネマズ日比谷7で見て、
『ゴジラvsメガロ』★★★★破壊の醍醐味。好きな人は好き。『knot』★★「主人公が子供と向き合っていない」という要素が、言葉や設定で語られるのみで、身体的な実感として感じられないので、それぞれの人物に同情を感じず、共感が持ちにくい。『ファーストライン』★★★★作家性強い。物語は間違いのない起承転結でちゃんと終わるが、逆にその起承転結を踏み外すような驚きも味合わせてほしくなる。宮崎某を思わせる爺の妖怪っぽさが愉快。『フレイル』★★★「爺」と「仮想空間」と「ゾンビ」という三題噺みたいだ。「爺」のリアルが乏しい。四本目が明るい映画だったのはオムニバスムとして良いと思う。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2024年7月12日

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