SHAME -シェイム-:作品を観た感想(14)
SHAME -シェイム-
なかなかの衝撃的な作品でしたわー。いまにも壊れそうな心を持った兄妹のお話で、丁寧に描かれていたので観終わった後はあまりエロい印象が残りませんでした。身体張って見事に演じきったマイケル・ファスベンダーに拍手!!
新・映画鑑賞☆日記・・・
2012年11月27日
ニューヨーク, ニューヨーク 「SHAME」
★★★ 見応え大あり^ ^ ファスベンダーもさることながら、 キャリー・マリガンの "New York, New York" がよかった。もう1歩だけガツっとコンセプトの入った作品にかかわるといいのではないかと。 だからといって器用に職業監督になられてもつまらないが、 まあ がんばってほしい^ ^
シネマ走り書き
2012年10月19日
SHAME -シェイム-
ブランドンを演じるマイケル・ファスベンダーの表情が素晴らしかった。焦燥し、虚無感にあふれる哀しいその姿。うっとりとして見てしまいました。孤独に抱え込んでしまう深い心の闇や依存や渇望などの複雑な心理もしっかり感じ取れる作品になってました。ラストで自分を誘う女性を見るブランドン、彼がみているものはその透けた性なのか愛情なのか、そこから動かない事で観客に想像させる手法は良かったと思います。
いやいやえん
2012年10月12日
病的な依存で深淵な心の闇に落ちていく兄と妹 映画“SHAME -シェイム-”
ブランドン役のマイケル・ファスベンダーは過激なセックスシーンもさることながら、孤独や苛立ち、いつまでも満たされない虚無感など”死んだ魚の眼”のような心の状態をうまく表していたと思います。妹のシシー役のキャリー・マリガンはブランドンとは対照的に感情を露骨に表し、自分の弱さを責めてしまう役柄をよく演じていました。映像はどことなくくすんでいるというか青っぽいトーンで、深い闇に落ちていき、生き生きとした状態ではない二人の心の様子を引き立たていると思います。
映画とライトノベルな日常自販機
2012年6月25日
荒涼とした風景としての筋肉の収縮 『SHAME-シェイム-』
★★★ セックス依存症を真正面から取り扱い、その日常風景を淡々と映しています。あくまでブランドン(マイケル・ファスベンダー)の日常を丁寧にゆっくりと追っていく映画です。目の覚めるような展開でもなく、日常をただひたすら静かになぞっていると言っていいでしょう。こんなにセックスがどうこうとか訴える作品であるにもかかわらず、実に立派な「家族映画」なんじゃないかと思えてきます。
映画部族 a tribe called movie
2012年6月7日
SHAME シェイム/Shame
★ 個性の強い主人公の生態を描いた内容で御座いますからして、映画は、その男に扮しております「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のマイケル・ファスベンダーの独壇場としての側面も持つ訳で御座いまして。快感の頂に登り詰めよう、膿を体外に放出しよう、というその瞬間をまぁ素晴らしい表情で表現して御座いまして感動を覚えはしましたけれども。
Death to Mary Pumpkinhead
2012年4月2日
SHAME −シェイム−
凄いなぁ〜と感じたのは、主人公ブランドンの心理描写の鮮烈さ、とでもいうんでしょうかね。ブランドンという男は、あまりにも強すぎる自らの性欲に苦悩し、なんとか改善しようともがいている男なんですね。ここまで鮮烈な人間ドラマが堪能できるなんて、夢にも思っておりませんでした。マイケル・ファスベンダーのもがいてももがいても、どうにもならない苦悩の演技がもう、素晴らしすぎて、んもう、凄いんです。インディーズ作品らしい、個性豊かな展開のドラマ。 んもう、大傑作だったと思います。
サムソン・マスラーオの映画ずんどこ村
2012年4月1日
SHAME -シェイム-
★ 全編ファスベンダーの過激な性描写のオンパレード。それはもう、セクシーとかエロチックとかいうのをはるかに超えた、むしろ修行のようなひたすら辛い描写の連続で、観ている方が逃げ出したくなってしまうほどです。一体いつになったらふたりは解放されるのですか?だからいっそ、ふたりはふたりでいればいいのに。なぜって、お互いにだれよりも大切で、そばにいたくて、そばにいてほしいのは、お互いにほかならないのだから。
キノ2
2012年3月25日
「SHAME -シェイム-」
かなり笑えます。物語は最初から最後までロングストリート家の居間で展開され、登場人物も上記の4人だけ。贅沢なコントといった感じですが、4人のキャラクター造形が面白く、その4人を演じるメンツがコレですもの、とても見応えのある演技合戦が繰り広げられます。特にクリストフ・ヴァルツの嫌味な存在感ときたら、お好きな方にはたまらないものが(笑)。
ヨーロッパ映画を観よう!
2012年3月22日
SHAME−シェイム−(2011)
★★★ 彼は本当に描かれているように単なるセックス中毒かと言えばそうでもないようだ。彼が色々な女性に手を付けるのはどうも妄想の中のセックスぽい。そもそも窓ガラスやガラス戸、鏡に映る像が多用され、現実と妄想とが合わせ鏡になっている印象がある。女性との深い交際を怖れるブランドンと男性を切なく求めるリストカットだらけのシシー。2人の共通の根本問題は2人の間で起きた過去の出来事に由来していることが想像される。
佐藤秀の徒然幻視録
2012年3月12日
『SHAME』
単なる意志薄弱を、なんでも「依存症」と名づけ安心したがる、英米社会がかかえる病巣に興味はひかれたが、個人の相克をえがく物語として成立しておらず、前売券代1500円をムダにした。ひたすらキレイキレイに、表層をなめるだけの映画。スティーヴ・マックイーン。偉大なのは名前だけのバカントクと、つつしんで認定したい。
そのスピードで
2012年3月10日
『SHAME -シェイム-』 (2011) / イギリス
★★★ R18指定で内容も内容だけに描写としてはかなり過激でしたが、「ボカシ」のつけ方にかなり疑問あり?そして一歩間違えると単なる低俗な作品になりがちなところを辛うじて押しとどめているのは、実はこうした秘密主義な部分によるところも大きいように感じます。何もかも明かさないからこそ保たれる物語なのでしょう。映像もどこかスタイリッシュな香りがします。イメージがつきやすくなってしまう役柄なのに引き受けたマイケルにも、この作品のテーマに関連してもしかしたら思うところあったのかもしれません。そこがもう一歩考察として踏み込めたら更に深い作品になったような気がしました。
Nice One!! @goo
2012年3月8日
SHAME -シェイム-
★★★ 宣伝ではやたらセックスを前面に押し出していたが、全体を通してみると実はそう過激ではない。たとえ妹と言えども他人は他人。この2人の関係が面白いのは、兄が孤独を愛するのに対して妹は人との繋がりを、愛を渇望する点だった。シシーの身に起こった衝撃的な出来事を経たラストシーンは冒頭と対になる電車の中だ。明らかに彼を誘っている女性、それに対する彼のなんとも微妙な目つき。私は彼は誘いに乗ったと思う。何故なら彼はセックス依存症だから。相手の女性がセックスの道具としてのみの存在ならば彼は迷うことなく応えるはずだ。その思考こそが「SHAME」なのだと思う。
LOVE Cinemas 調布
2012年3月8日
SHAME-シェイム- / SHAME
★★★ つまらなくはなかったけど、、、、。つまらないという意見があったらわかるし、なにを期待してたんだって話だけど ブランドンという男の苦痛、嫌悪、やりきれなさ。妹はなぜそんなに追いつめられてるのか、過去の出来事もなんにも描かずにただ、こういうキャラクターとして最初から最後までみせられるから「そういう人」として観る側も思ってみるしかない。一番面白かったのは黒人女性との食事デートのシーン。ひとつひとつじっくり撮りすぎて走るシーン、歌うシーン、後半のひたすら娼婦と3pするシーンなんだか観てるだけでちょっとけだるくなってくる。
我想一個人映画美的女人blog
2012年3月7日
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