キッズ・オールライト:作品を観た感想(20)
キッズ・オールライト〜The Kids Are All Right
良いですね良いですね〜。大好きですこういうのwレズカップル、子供たち、そして精子ドナーをめぐる人間&家族ドラマ。設定、アイデアが斬新で初めて見るタイプの家族が繰り広げる日常に釘付けになりました。レズビアンの性や、西海岸でのプチセレブたちの生活のリアリティが興味深い。タイトルを直訳すると「子どもたちは大丈夫!」ですが、ストーリー的にはむしろ「大人たちは大丈夫?」って感じでしたね。
【ジャンル別映画・時々深夜アニメ】
2012年1月27日
キッズ・オールライト
ジュールスの「みんな聞いて」は共感できちゃう。また、ニックの「家族がほしければ、自分で作りなさい」という台詞も共感出来る。 家族というのはひとつの生活団体で、ポールはたまたまそこに入り込んできたに過ぎない「他人」なのだから。彼は自由人だったが途中で趣旨替えをし、家庭をもちたいと考えるのだけれど、それもニックを排除した3人の家族の中に入りたかっただけのようにも思える。
いやいやえん
2011年12月14日
キッズ・オールライト☆青空の下、共に生きる。
親子、家族って血の繋がりも大事だけど、一緒に生きてきた時間も大切… レズビアンカップルとはいえ、お互いをちゃんと見ているか、認めているかで問題になる普通の男女のカップル、夫婦の問題と大差ないような気がする。ただ、親子の問題が、いささか難しい。好かったと、思ったのはアネット・ベニングですね♪ かなり大人で女性からみても、カッコいいなと思う人です。少々、先回りしてしまうのが厄介と思われる所でしょうが、そういうのも、母親の立場になってみるとわかるな〜。
☆お気楽♪電影生活☆
2011年11月10日
キッズ・オールライト
思いがけないきっかけから危機に直面した家族が再び絆を取り戻す、という王道コンセプトの話で、ジャンル的にはコメディ。笑える描写もいっぱいあったのですが、観終わってどうも微妙な違和感と不快感を胸に劇場を出ることになってしまいました。たぶん、「絆を取り戻す」ために「家族」がやったことが、よそ者の完全否定だったからだろうと思います。他人を拒絶し、排斥し、家族という小さな世界の中に引きこもってしまう話に思えたのです。どうしてポールは、ファミリー全員にとっての、ほんとうの友人にはなりえなかったんだろう、という疑問が拭えないのです。
キノ2
2011年6月20日
「キッズ・オールライト」
新しい家族のあり方というのかな?こういった家族(男同士のカップルも同様)ってこれから増えていくのだろうか?"母親が二人"の家庭てうるさいのじゃなかろうかと心配になる。まぁでも生まれた時からこういったシチュエイションで生活している子供って違和感ないのだろうな?現実にこういった家族にお目にかかることは皆無なので、映画の世界では中々イケてる感じだった。18歳になれば提供者が誰なのか明かしてもらえるというシステムもアメリカらしいなと思うし、子供たちの気持ちもとても良く分かる。しかしアメリカ人的感覚だなぁと切に思った。
ヨーロッパ映画を観よう!
2011年6月18日
*キッズ・オールライト*
この作品は夫婦の目を通してでもあると同時に子供目線でもあります。勉強に異性に、そして将来のことに悩みながら今までちょっと変だな〜って思っていたこの家族に最後すごい愛着を感じるところがとても良かったです。ちょっとかわいそうだったのはポールですね。"知ってしまった"からこその喜びと苦しみを味わいます。奇抜な設定のわりには普遍的な家族のテーマを描いていて、じっくり見せてくれる秀作でした。それもこれもなんといってもアネットベニングとジュリアンムーアの掛けあいのうまさですね。
Cartouche
2011年5月13日
『キッズ・オールライト』を見るべきは母の日だよ。
本作は、様々な人間同士の複雑な絡み合いを家族の姿として描き、子育てをするということの大変さや困難さ、"親"という人間の偉大さを表現しているのではないかと感じた。不満点としてはポールにもなんらかの救いを与えてあげたかった。彼は彼で、無邪気ないいヤツで、とても愛すべき共感しやすいキャラクターでした。爆笑コメディを期待すると肩透かし食らうかもしれません、ユーモアたっぷりの人間ドラマ程度に考えていただければ、とてもいい小品だと思います。オススメです。
かろうじてインターネット
2011年5月12日
キッズ・オールライト 新しい形の家族のホームドラマ
★★★ その家族にはママが二人いました。それだけが他と違うだけ。子供たちだってここまでには虐めにもあっただろうし、家族全体に対する周囲の偏見だって。でもこの映画はそんなマイノリティの生活は前提として、そこからさらに一歩進んだ感じ。子供たちが自分達の「種」を探すという。カリフォルニアの強い日差しと都会的な生活のすぐそばに農園の広がる土地を舞台に、まさに新しい形のホームコメディ。そんなふうにサラッと描いたのがこの映画の抱える重いテーマを軽々と普遍的な家族愛の映画にしている。
soramove
2011年5月8日
キッズ・オールライト
★★★★★ 良かったです。大満足。レズビアンカップルの娘ということで、世間に後ろ指刺されないように真面目な優等生ジョニ。インテリママとの反対の意見をくれるパパの助言で自分の力で一歩大人へ。弟のレイザー君![テラビシアに架ける橋]の男の子じゃん!不覚にも泣かされた男の子。大きくなったなぁ…。大切な人を傷つけてしまう。大切な人なのに向き合うのを避けてしまう。心理描写が自然で、す〜とはいってきます。当たり前のことに自然に考えさせられてしまう作品。
食はすべての源なり。
2011年5月7日
キッズ・オールライト
素直ないい子たちでした〜。お母さん二人の演技も良かったのですけど、印象に残ったのは子供たちでした。大人としての自由を持ちたいと願っていたジョニは、母親の管理を窮屈に思っています。でもやっぱり旅立ちの時に寂しいと思ってしまうのは、家族の愛をちゃんと受けて育ってきたからだろうなと感じました。弟のレイザーも母親の愛情を鬱陶しく思っています。それでも、母親二人の関係が壊れてしまうのは嫌だと思います。彼のラストの台詞には、ちょっと嬉しくなりました。やっぱり最後に心の支えになるのは家族なのだなと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2011年5月7日
☆ 『キッズ・オールライト』
物語は一見すると、深刻で、悲劇的なできごとが次々に起こるわりには、楽天的でさわやかな雰囲気が支配的。ヒューマン・コメディと言うより、「人間喜劇」といった表現が一番ぴったりくる。いろいろ気苦労は絶えそうにないけれど、何とかなるさ、という楽観的で何となくハッピーな終わり方も[リトル・ミス・サンシャイン]っぽい。劇的な感動はないが、何か良いことが起こりそうな予感で幸福な気分になる、上質のコメディ映画だった。突然家族愛に目ざめさせられてしまったポールが、再び孤独な生活に戻ってゆく哀愁ただようたたずまいが少し哀れだった。
映画の感想文日記
2011年5月5日
キッズ・オールライト
★★★ この作品は"父親"という存在が面白い。家族と言うのは家族としての絆をもった者同士を言うのであって、愛情と言うのはその絆の中の大きな要素ではあるけれど全てではないということじゃないのかもしれない。この物語はそれを証明しているように思えました。ポールとジュールスの間には愛情はあったかもしれないけれど、家族と呼べるほどの絆を築くことはできていなかったと思うのです。家族の中の父親というパーツが今回はニックと言う女性に置き換わっているのだけれど、たったそれだけで本来それほど珍しくもない物語に深みがでてくるとは意外な感じを受けたのでした。
LOVE Cinemas 調布
2011年5月3日
『キッズ・オールライト』
親が思っている以上に子どもは自分の足で成長出来ていて、子どもが思う以上に親は気にかけている、そんな構図が話の基礎にある、そんな感じ。提供者のポールが子どもたちに会ったことで、妙な父性に目覚めてしまって、この家族との関わりを深めていくことで家族の関係が微妙に揺れ動いていく様を、ドライな展開で魅せていく映画だなと思ったかな。色々ともめることはあっても、家族っていう共同体は芯の部分で繋がっている、そんなことを感じられて最後は優しくなれる気がする。そんな映画でした。
Cinema + Sweets = ∞
2011年5月3日
キッズ・オールライト
★★★ レズ同士の"夫婦"と言っても、稼ぎ頭のニックが事実上の亭主関白、ジュールズは事実上の主婦の役割を果たす。ニックは本当に頭が亭主化している。そこに"生物学的父親"が現れたら"不倫"がどのような形になるかは自ずと決まって来る。ニックは職業柄生物学的状況証拠をつかむのだが、そもそもこれは"不倫"と言えるのか言えないのか。それが問題だ。それにしても、子供たちはなぜこうもしっかりしているのかと驚くほど。親たちがああだとしっかりしてしまうのだろうか。所謂一般的な生活感はあまり描かれていないので何とも言えないのだけれど。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年4月30日
キッズ・オールライト
★★★★ もっと爽やかな映画なのかと思っていたら、けっこうドロドロ系でございまして、まあ、濃密な人間関係がこれ、円熟味のある俳優たちの演技によって展開されてゆくのですね。どちらかといえばオトコ役のアネット・ベニングと、オンナ役のジュリアン・ムーアの"熟年夫婦"ぶりがまたこれ、リアルというかなんというか。本作でオスカーノミネートのアネット・ベニングはもう、貫禄の演技というか、ふたりの子どもの親として、レズ夫婦のオトコ役として、強さも見せれば弱さも見せる、圧倒的な巧さがあったと思います。
サムソン・マスラーオの映画ずんどこ村
2011年4月29日
「キッズ・オールライト」 ごくごく普通の(?!)
"チョット?変わった家族"を通して描かれているのは、どこの家族にでもあるごくごく普通の物語。結局こういうのは構成する性別に関係なく、どんな家族にも訪れる"共通課題"なんでしょうね。その辺りが非常に面白く描かれていて、とても心温まる映画に仕上がっています。但し、かなりリアルに剥き出しの描写(特に性的に)なんかもございますので、観に行かれる際には、少々注意が必要かと…^^; ニック役のアネット・ベニングがいい味出してます。自らの信念を貫き、家族を守る…、そんな役柄を嫌味なくそれでいてスゴク人間臭く熱演しています。
シネマ親父の“日々是妄言”
2011年4月21日
キッズ・オールライト
★★★ 新しい家族のかたちだと思いました〜。そして子は鎹なのだと心から思った一本でした。女性カップルのジュールスとニック、男女の夫婦と何ら変わらないやりとりで、でも浮気相手が男性ってのが何となく可笑しかったです。また、二人の子供たちがとても良かった。思春期の子供のリアルな感情が伝わってきました。やはり男の子って、ママには優しいんですね(笑) 4人で築いてきた家庭、そこで育んできた親子や家族の絆の深さをズバっとわからせた母の強さに圧倒されました。最後はかなり勘違いが入っていたので、なかなか痛快でした。。
☆試写会中毒☆
2011年4月16日
キッズ・オールライト / THE KIDS ARE ALL RIGHT
★★★ 同性愛だろうと、愛しあってる気持ちは変わらない。一生懸命生きて来たと感じさせるアネット・ベニング演じるニックの苦悩、悲しみ。なかなか気持ちが通じない、受け入れてもらえない感を抱くジュリアン・ムーア演じるジュールスの戸惑い。とても雰囲気いい作品。観終えた後は清々しい気持ちに…。こんな変わった家族もアリだね☆ それにしてもいきなりクビになった庭師、お気の毒。前半はコメディ要素強く、後半ではほっこり。爽やかな風が流れるよう。地味ながらも、素晴らしいキャストたちで魅せるユーモア効いた作品。ぜひぜひ劇場で☆
我想一個人映画美的女人blog
2011年4月12日
『キッズ・オールライト』お薦め映画
★★★★ この5人の登場人物が一つのテーブルで食事をするシーンは笑いを誘う、実に奇妙な光景だ。ポールは遅れてきた真の家族か、排除されるべき侵入者なのか…? こんな家庭が将来あなたのご近所さんになるかもしれない。新しい形の家族の普遍的な悩みを描く、お薦め作品だ。
作曲♪心をこめて作曲します♪
2011年3月11日
映画* キッズ・オールライト/ The Kids Are All Right
コメディとくくられているだけに笑ってしまうところもあるのですが、私はそれよりもジーンとしたなあ。最後のほうは泣いちゃいましたよ。アネット・ベニングさんの演じる役柄は、お母さんなのだけれど家庭の父親的存在。しっかりモノで、主導権を持ち、子供たちに対しても勉強、生活態度などビシッと古風に育てるタイプ。一方、「父親」マーク・ラファロは正反対。憎めない能天気ヤロウぶりに可愛げがあり、家族のメンバーが次々彼に魅せられていく…。一般的に使う「普通の」家族という括りなんて、意味のないものなのですよね。
有閑マダムは何を観ているのか?
2011年2月5日
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