きっと ここが帰る場所:作品を観た感想(6)

アメリカン・カンカンボーイ 「きっと ここが帰る場所」
なかなかの力作で "何かがおかしい" 感じはするものの面白かった。 読めない展開に引き込まれ、 まさかナチの残党狩りになろうとは予想もせず、 しかもそれがロードムービーで、 老いたポップスターの人間的成長と重ねあわせられているとは少なからずショックを受けた。 ここでの抑えめな演技は美輪明宏っぽくあるものの印象的だった^ ^
シネマ走り書き
2013年1月20日

きっとここが帰る場所
トーキング・ヘッズの大ファンなので音楽がデヴィッド・バーンというクレジットに惹かれてレンタルした。ヴィム・ヴェンダースばりのすてきなロード・ムービーでした。もちろんストーリーもしっかりしているが,デヴィッド・バーンやU2のボノの娘が出演しているという話題満載の映画です。
EURISKO2005
2013年1月10日

きっと ここが帰る場所
アメリカを舞台にしながらも、どこか遠い時間を旅しているような主人公の姿が印象に残る作品でした。繊細なシャイアンの佇まいを体現するショーン・ペンはさすがでした。あまり説明が無い物語なので、観ていて所々悩んでしまうところもありましたけど、 心に絶望と悲しみを秘めながら道を進んでいく主人公の姿には心を動かされました。 無表情が多い中で時々おちゃめにもなるところは可笑しかったです。
とりあえず、コメントです
2012年7月5日

きっと ここが帰る場所
空白の30年を埋める旅というのが実態に近いのだろう。交流している人物たちはいずれも生活感がなく、非現実的な匂いがする。ダブリンは言わば彼の空白の30年間を過ごした精神世界のようにも見える。
佐藤秀の徒然幻視録
2012年7月4日

きっと ここが帰る場所
シリアスでシュールでおしゃれな展開にしたいのか、突っ込みどころアリアリのコメディ調にしたかったのか、その判別もできず、全てが中途半端なような気がする。映像の美しさ、不安やいらつきをある種可愛く、リアルに描き出す演出と演技力は、見ごたえがある。
ここなつ映画レビュー
2012年7月4日

きっと ここが帰る場所
★★★ いい年の男がファンデーションを塗り、真赤なルージュを引く姿は正直言って気持ち悪いし、妙にか細い声で喋るその様子はお世辞にもカッコいいロックスターには見えない。ところが不思議なことに時間を経て慣れるに従って見事にハマって見えてしまうのがショーンマジックというものだろうか。全てが終わり、恐らく母親と思われる女性の元に戻ってきた彼の表情が印象的だった。
LOVE Cinemas 調布
2012年7月2日


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