真珠の耳飾りの少女:作品を観た感想(5)
真珠の耳飾りの少女 (2003)
★★★ 主演はスカーレット・ヨハンソン。描かれている少女とスカヨハの半開きの口元がソックリで、これは適役ではないかと思います。フェルメール役は妙な長髪のコリン・ファース。イマイチ良い見せ場がなく、この作品に関してはコリン・ファースでなくてもいい様な…。ストーリー自体に大きな山場はないものの、光の陰影と鮮やかな絵の具の色、人物の絶妙な間合いと静かな演出、非常に絵画的な美しい作品でした。絵画好きには堪らない作品なんではないでしょうかね。
肩ログ
2015年5月15日
【真珠の耳飾りの少女】光と影で構成された何百枚もの絵画
台所で調理をする少女を映した冒頭のシーンから、もうすでに一枚の絵画である。母に呼ばれて部屋を移動する少女。薄灰色の階段に構成される影。どこを切っても一枚の絵画になる。映像だけが素晴らしいからと高評価にする事はないのだけれども、この作品の場合は、ストーリーはあまりどうでも良かった。少女と画家のプラトニックラブに近い淡々とした物語は美しい画を邪魔しない静かな余韻を残してくれた。それだけで充分だった。絵画や美術館が好きな方、関心のある方には、お薦めします。
映画@見取り八段
2009年12月7日
真珠の耳飾りの少女
この映画すきだな。 色に対してとても敏感なグリート、彼女の足元にも及ばないけど私も絵画を見たり色に関係することにはとても興味がある。 色使いといえば、この映画はすべてが絵画のような色使い。 17世紀のオランダを舞台にしていて、すべてのものが絵画から抜け出してきているようだ。 17世紀の庶民の生活を描いた映画もまた珍しいだろう。 フェルメールとグリートのプラトニックな感情もまたもどかしいけど崇高な感じでよかった。
日々映画日記
2007年3月15日
『真珠の耳飾りの少女』を観た。
映画『真珠の耳飾りの少女』を観た。 17世紀オランダの画家で、現存する作品数も約36点と少なく謎が多いとされるヨハネス・フェルメール。その作品の中でも最も有名な『真珠の耳飾りの少女』作成にまつわる話。 主人公である少女はフェルメールの屋敷で奉公人として働き.
epilogue
2004年4月18日
真珠の耳飾りの少女
邦題:真珠の耳飾りの少女 原題:GIRL WITH A PEARL EARRING監督:ピーター・ウェーバー出演:スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース、トム・ウィルキンソン製作:2003年、英国受賞:たくさんノミネートされてるけど無冠評価:・初日の最終回にシネスイッチ銀座で観ました。ストーリー17世紀オランダの画家ヨハネス・フェルメールの最...
Pocket Warmer
2004年4月11日
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