神は見返りを求める:作品を観た感想(2)

映画『神は見返りを求める』絶妙！ﾑﾛ＆岸井の人間臭と感情の殴打
ﾑﾛ＆岸井の独特のｱｸの強さで期待通りの､人間の臭いのする作品でした｡
yutake☆ｲｳﾞの《映画☆一期一会》
2022年12月14日

神は見返りを求める･････評価額1700円
★★★★ 彼の作品の中でも､ﾀﾞﾝﾄﾂにｽﾄﾚｰﾄで分かりやすい風刺劇だ｡吉田作品の特徴でもあるﾀﾞｻｲ､ｶｯｺ悪い人間たち｡良きﾊﾟｰﾄﾅｰの関係から､激しく潰し合うまでになってしまう､この物語の二人の中心人物は､誰の中にもある人間のﾀﾞﾒな部分を抽出したようなｷｬﾗｸﾀｰだ｡人間だからこそ見返りを求めてしまう､田母神尚樹を演じるﾑﾛﾂﾖｼと､彼を裏切る女､河合優里を演じた岸井ゆきの､そして二人の間で有ること無いこと触れ回り､ﾄﾘｯｸｽﾀｰの役割を果たす梅川葉を絵じた若葉竜也が素晴らしい｡誰でも発信者になり得る時代が生んだ哀しきﾊﾞﾄﾙで､21世紀ならではの寓話的な狂騒劇｡
ﾉﾗﾈｺの呑んで観るｼﾈﾏ
2022年7月2日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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