死霊のはらわた :作品を観た感想(3)
『死霊のはらわた』 (1981)
若き作家の情熱と血のりがほとばしる、スプラッター決定版!本作は、とんでもなく痛く怖く気色悪い内容であるにも関わらず、後味はそれほど悪くない。エンタメとしてよく出来た脚本と、ジョン・コクトー作品といった古典へのオマージュにライミの映画的教養の高さが窺える。クラシックへ造詣が深く、基礎がしっかりしている点が、他の凡百のホラー作家と一味違う所為といえよう。
相木悟の映画評
2014年9月6日
死霊のはらわた
シーンが変わると浴びた返り血がなくなっていたり、へんな効果音が入ってたりでなんじゃー?と思っちゃう部分も。コメディとホラーは紙一重とも言いますが、この作品がまさにそれ。スピード感が溢れ存在感がある疾走する主観映像も見どころのひとつ。
いやいやえん
2013年4月26日
The Evil Dead/死霊のはらわた
★★★ もっと多感な時期に初体験を迎えていれば熱狂出来たのかもしれませんが。サム・ライミの初期傑作で御座い、という先入観を前提に観てしまうと物足りなく感じてしまった訳なんですが。 とまれ映画の後半から独壇場の活躍を見せる、「マニアック・コップ」のブルース・キャンベルも然る事ながら。皆さん無事に嫁ぐ事が出来たんでしょうか、と、要らん心配をしてしまうほどの女優陣の熱演、これに脱帽を致しました次第、と。
Death to Mary Pumpkinhead
2011年12月10日
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