リバティーン:作品を観た感想(3)
「リバティーン」
国王に「私にとってのシェークスピアとなれ」と言わせた程の詩人としての才能、美貌に恵まれながら、お下劣な言動と色欲で破滅の道へと堕ちていく究極の「だめんず」も、ジョニー・デップが演じるとただの変人では終わらないところがさすが。
SKETCHES
2007年4月12日
『リバティーン』レビュー
★★★★ 重厚でとても見ごたえのある映画だ。 ずば抜けた才能や、たぐいまれな美貌などを持ち合わせた人物が破滅的に生きる様は、時に人を強く惹きつける。さて、あなたは「どうか私を好きにならないでくれ」と観客に語りかけるロチェスター伯爵を言葉どおり嫌いになるだろうか。それとも、魅了されてしまうのだろうか…。 決して難しい映画ではない。
トーンコントロール
2006年9月15日
映画「リバティーン」
何度も国王を怒らせ、けれど国王は彼を呼び戻してしまう。 この二人の愛憎なのか執着なのか、それとも政治的駆け引きなのか、そのあたりを主眼にすれば面白かったのだろうに、リジー・バリーとの関係を描くことに時間が割かれ、そのわりに二人の描写は、表面をなぞっただけ。 役者さんたちは皆さん良かったです。デップは時に過剰すぎるほどでしたが、ジョン・ウィルモットという人が「放蕩者ジョン・ウィルモット」を演じていたのだとすれば、それでいいのかもしれません。
+Think
2006年4月20日
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