ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ:作品を観た感想(29)

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ／Street Kings
奇麗事ばっかしじゃ治安を守る仕事なんかやってけないじゃないのよさ､的現場主義を貫く主人公の危うさ､これが好い塩梅で以て緊張感が持続していると思うんですけれども｡その女性関係の描写に個人的に興味を覚える部分が皆無で御座いまして､その点が勿体無く感じられましたよ､と｡
Death to Mary Pumpkinhead
2013年2月6日

｢ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ｣　きりっと辛口
僕はｷｱﾇ･ﾘｰﾌﾞｽがﾀﾌｶﾞｲっぽい役柄を演じるときが好きだったりもします｡ﾄﾑは悪人に対しては容赦がなく(の手の刑事物の主人公でありがちな甘さはほとんどない)､それゆえ銃撃戦等もかなりﾊｰﾄﾞなﾀｯﾁで描かれます｡このあたりも全体の緊張感に繋がっていたのではないでしょうか｡お酒でいうと､ﾍﾟﾀｯとした甘さではなく､きりっとした辛口といった口当たりでした｡とはいえ､1800円払って観に行きましょうと皆に言えるような抜きんでたところがある作品かというとそうでもありません｡あんまり期待しすぎないでいくのが吉でしょう｡
はらやんの映画徒然草
2011年4月16日

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ　(Street Kings)
★★★★ ほど良い捻りで｡単純に善と悪に分かれていがみ合うのではなく､持ちつ持たれつの雰囲気で充満している描写も非常に興味深い｡さり気ない演出ながらも､ｽﾄﾘｰﾄの喧騒と緊迫感も見事に表している｡主人公の原動力が正義感なんかじゃないのも面白い｡と言うか､何にも考えてない｡犯人側からすれば､主人公があまりに頭が悪いので仲間外れにした計画だと言うのに､その主人公がどんどん自分たちを追いつめて来るんだから､えらく困惑した事でしょうねぇ｡
Subterranean ｻﾌﾞﾀﾚｲﾆｱﾝ
2011年4月14日

【映画】ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ…今年の観賞記録は今年のうちに（４）
★★★ 単純なﾄﾞﾝﾊﾟﾁﾓﾉとしても､警察内部の暗部を暴く問題定義ﾓﾉとしても何となく中途半端な気がしたかな｡面白い予感を感じさせられるものだったんですけど…途中から周りの誰が敵かわからないという神経衰弱ﾓﾉに推移｡しかも最後まで観ても…倒した相手が悪の本質だったのかどうかは､なんとなく微妙に思える仕組み!?!? 主人公も"ある男のﾙｰﾙ"なんて邦題が付いている割には､一本通ったもののない人物に思えたしねぇ｡ぼんやりと正義方向に傾いていくだけの主人公像は感情移入もしづらかったです｡
ﾋﾟﾛＥＫ脱ｵﾀ宣言！…ただし長期計画
2009年12月29日

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ　(2008)
★★★ ｽﾄｰﾘｰはﾐｽﾃﾘｰが本筋ではないので割と簡単に推理できます｡人物描写がﾁｮｯと浅かったのか､特捜班の人物関係や､元相方との確執､奥さんとの死別からくるｷｱﾇのｱﾙ中度合いとかが上手く伝わってきません｡この作品で光っていたのは､やはり上司のﾌｫﾚｽﾄ･ｳｨｯﾃｶｰと新相棒のｸﾘｽ･ｴｳﾞｧﾝｽですかね｡全体的に暗黒度数が足らなかったかもしれません｡ちょっとこじんまりしてしまった感も否めませんな｡
肩ﾛｸﾞ
2009年8月4日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
★★★ 序盤でこの後の展開が容易に分かってしまうのが残念｡ｷｱﾇが演じる主人公が素晴らしく単細胞な人で､いつもｸｰﾙなｷｱﾇには合わない！彼がとる行動は単純で､まぬけに見えるというか…かなりｲﾗっとしてしまいましたぁ｡とはいえ､主人公のﾙｰﾙも理解できないわけではない！だからやり過ぎな主人公が何故そう言うふうになったのかは理解できた!! それに正義そのものを描いているのではなくて､｢正義に対する信念｣を深く掘り下げて描いていたところも良かった☆
Addict allcinema　映画ﾚﾋﾞｭｰ
2009年7月25日

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ
単純なｱｸｼｮﾝものではなかったかな｡仕掛ける側が正義側であるからこそえげつない｡ただ､最初から黒幕はﾊﾞﾚﾊﾞﾚ｡一緒に手を染めた仲間でも､だからこそ､いつ自分を裏切るかわからない｡完全に｢白｣ならそんなことは気にするはずもないんだよね｡元相棒は､本当に彼のことを思ってくれていたんですね｡なかなか飽きさせない展開にもなっているし音楽もいい｡私これ結構面白かったなｰ｡ｷｱﾇは格好よかったです｡
いやいやえん
2009年7月5日

『ﾌｪｲｸ　ｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ』'０８･米
韓国人相手に､ｺﾝﾆﾁﾜって^^; 主人公は､事件を解決するのが最優先で犯人の人権は､完全無視の刑事｡犯罪撲滅には必要な刑事ではあるけど飲酒運転する必要はあらへんよな^^; 目障りなﾜｼﾝﾄﾝが射殺されるなんてあまりにも出来すぎで､何か裏があると分かりそうなもんで､それに中々気付かないﾗﾄﾞﾛｰは間抜けに見えたけど､ｱﾒﾘｶではそんなに珍しい事じゃないせいかな^^;
虎党　団塊ｼﾞｭﾆｱの日常
2009年6月4日

｢ﾌｪｲｸｼﾃｨ｣ご都合主義全快！ｷｱぬの映画
★★★ この映画の描くちょっと正義の道からは外れるかもしれないけど､悪いやつを徹底的に叩くというのは分からないでもないと思いながらみていた｡そして主人公と同じように自分自身もこの映画では､もっと悪いやつにまんまと騙されて居たわけだ｡実生活ではこうはいかない､ある部分､騙されるほうも悪いんだ｡｡次の大作へのつなぎのような映画､まだまだ頑張るよｰと､ｷｱﾇが言っているようだった｡
soramove
2009年3月4日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
無表情で犯人をﾊﾞﾝﾊﾞﾝ撃っていくﾗﾄﾞﾛｰ､いきなりの銃撃戦はとってもｶｯｺいい｡そしてそんな彼を庇ってくれる上司のﾜﾝﾀﾞｰ警部と仲間達との関係もなんか男同士の友情で繋がってて素敵に見えました｡しかし後半ﾋﾞｯｸﾘでした｡主役のｷｱﾇ､切れ者で銃の腕も凄い刑事役こういう役も似合ってますね｡
Diarydiary!
2009年3月3日

ﾌｪｲｸｼﾃｨｰある男のﾙｰﾙ＜ﾈﾀﾊﾞﾚあり＞
あｰゆｰ刑事もんは好きです､難点と言えば一番初めから黒幕が誰かって想像がつく｡ﾌｨｸｼｮﾝなんやろうけど何かﾎﾝﾏに思えてくるわ､ﾛｽ市警って設定が｡ﾗﾄﾞﾛｰが消されずにどんどん真相に近づけていけたんは､ﾃﾞｨｽｶﾝﾄのおかげやね彼とほんの少しの間相棒でいてたから､､一人ずつ当たっていってﾊﾟｽﾞﾙが一個ずつはまってくみたいに辿りついたやん…最終的におっさんとこに｡
HAPPYMANIA
2009年2月27日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ 2009-9
★★★ ﾗﾄﾞﾛｰと協力する刑事ﾃﾞｨｽｺを演じたｸﾘｽ･ｴｳﾞｧﾝｽが良かったな♪ やっても仕方ない捜査をさせられている時の腹の底にくすぶった怒り､ﾗﾄﾞﾛｰと捜査していきだんだんのめり込んでいく姿｡どっちもｴｴ感じでした♪ 妻を亡くして自暴自棄になってる刑事､警察の汚職､そんなに目新しいﾓﾉじゃなかったかなぁ…どっかで観た設定だった^^;もうちょっと新しいものを期待したんだけど､残念です｡
観たよ〜ん〜
2009年2月20日

【ﾌｪｲｸｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ】
ｷｱﾇは今年[地球が静止する日]に続き2作目ですが､断然こちらの方が面白かったです｡この主人公のﾄﾑはどうにも好きになれない刑事なんですよね〜｡でも犯罪と犯罪者を憎んでいる気持ちはとても強いです｡だから好きになれない主人公でありながらも嫌いにはなれませんでした｡どの立場の警官も､それぞれの思いを抱えて自分達のﾙｰﾙに従って突き進んで行くのですが､あまり後味がいい作品ではないです｡
日々のつぶやき
2009年2月17日

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
さして珍しくないｱﾒﾘｶの警察の腐敗を描いたｽﾄｰﾘｰ展開は､結構早い段階で読めるし､新鮮さには欠けるけど､ﾃﾝﾎﾟもいいしついていける｡ｼﾞﾝばっか呑んでるから､気づかないんだよ〜と､ﾄﾑにﾂｯｺﾐたくなる(笑) この街の最大の罪は何なのか､それを知ったとき､彼のﾙｰﾙは変わるのか｡新たなﾙｰﾙを足していくのか｡肝心なこの作品のﾃｰﾏは最後の最後｡
to Heart
2009年2月17日

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ
派手なｶﾞﾝｱｸｼｮﾝがあるわけでもなく､ﾐｽﾃﾘｱｽなﾄﾞﾗﾏがあるわけでもなく､かといって映像展開にﾃﾝﾎﾟの良さがある訳でもなく｡全てにおいて中途半端｡ところがこれがまるっきりつまらないかというとそうでもない､そこそこのﾚﾍﾞﾙには仕上げてくるのがﾊﾘｳｯﾄﾞの底力なんでしょうか｡ｷｱﾇの作品でも最近２作では観客同士がどうもため息が多いようです｡
LOVE Cinemas 調布
2009年2月17日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
なんだか最後は文句を言われるのがｲﾔなので誰もが納得するようにまとめましたっ､という感じですかね｡決して生ぬるい勧善懲悪ぢゃぁないんだ!ｾﾞ的なﾄｰﾝで最後までいくのかと思ったらやっぱり"正義は勝つ"なのでした｡たぶん､満足度＞人気になりそうな｡まあまあいいんじゃないですか｡
日本ｻｯｶｰﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ
2009年2月16日

｢ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ｣
ｼﾞｪｰﾑｽﾞ･ｴﾙﾛｲのﾌｧﾝにはお勧めできないです｡彼独自の過剰な徹底した荒廃感がぜんぜん足りません｡ですが､映画的には結構面白いですよ｡ｴﾙﾛｲっぽさはないですけど､ｶﾞﾝｱｸｼｮﾝが緊張があり､なかなかﾜｸﾜｸして観れます｡ｴﾙﾛｲというよりは初期のｽﾃｨｰｳﾞﾝ･ｾｶﾞｰﾙっぽい作品になってます｡結構ﾊﾞｲｵﾚﾝｽですが､ぼんやりと観る分には結構楽しいのでｵｽｽﾒです｡
ｸﾏの巣
2009年2月16日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
法律では裁けない凶悪犯を､法律ｽﾚｽﾚ？ときには法律を犯してまでも殺しちゃう刑事！逮捕しないってのがすごい(笑) いくつかの｢小さめ｣などんでん返しがあります｡そのどんでん返しｽﾄｰﾘｰを楽しむより｡ここは心理面での演技やｽﾄｰﾘｰを楽しむべきでしょう｡どこからどこまでが善人で悪人なのか？観ていても｢?｣って思っちゃう場面がいくつもあり､そのへんは楽しめます｡
SUPER BLOG.JP
2009年2月15日

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
ｷｱﾇには感情の起伏の激しい役どころは似合わないと思っております｡今回はｼﾞｪｰﾑｽﾞ･ｴﾙﾛｲが脚本も手がけてるっていうから期待を持てました｡でもｽﾄｰﾘｰﾗｲﾝも､いまいち魅力を感じません｡ﾗﾄﾞﾛｰのｷｬﾗｸﾀｰも何だかよくわかりません｡最大の減点ﾎﾟｲﾝﾄは､ｼﾞｪｰﾑｽﾞ･ｴﾙﾛｲの世界観が出ていなかったように感じられたことかな｡ｷｱﾇも本作で盛り返すのは難しいのではないかしら｡
映画通の部屋
2009年2月15日

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
★★★ 最初っからいかにも胡散臭い感じがしていたし､こうゆう展開の映画って結構多いから､ｸﾗｲﾏｯｸｽも衝撃を受ける程ではなかったのだけど､それでも終始ほどよい"急迫"感があって良かったです｡ｷｬｽﾄもなかなかﾊﾏっていて良かったのですが､何よりも内部調査部のﾋﾞｯｸﾞｽ警部(ﾋｭｰ･ﾛｰﾘｰ) 初登場のｼｰﾝから彼に惹きこまれましたね｡女性にも受け入れやすいお話なんじゃないかな？
☆彡映画鑑賞日記☆彡
2009年2月15日

ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
それなりに観れる内容だったと思います｡少なくともｷｱﾇ･ﾘｰﾌﾞｽは去年観た[地球が静止する日]より断然良かったです｡内容は今までもよくある警察内部の汚職､陰謀物で目新しいものはなく､黒幕も察しが付くんですが…｡冒頭のｼｰﾝを観てると､ｱﾒﾘｶにも嫌韓感情が浸透しつつあるのかな｡
だらだら無気力ﾌﾞﾛｸﾞ
2009年2月15日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ
★★★ 今回は普通の人間(笑)､男らしいｶｯｺ良い役どころです｡思ってたよりもﾃﾝｼｮﾝが上がらなかったのは､早い段階で胡散臭いやつという黒幕がわかっちゃうところ｡いろいろとどんでん返しも用意されているけどやっぱり…｡とは言っても汚職ものとして善悪の境目が曖昧な感じは興味あるところだし､銃撃戦は良かった｡ｷｱﾇの熱演はとっても評価できると思います｡新たな一面を観られたのは良かった｡
映画鑑賞☆日記･･･
2009年2月14日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ
まるでｶﾞﾝﾏﾝのように銃を手に突き進むﾄﾑにｷｱﾇ･ﾘｰｳﾞｽというのはちょっと意外な感じ^^;でも､信念は正義の番人であるところは納得ですね｡途中､そんなに殺しちゃっていいの!?と聞きたくなりましたけど､まあ良いらしいのであまり考えないことにしました(笑) ﾋｭｰ･ﾛｰﾘｰの登場の仕方はちょっと可笑しかった｡観終わった時､ﾄﾑの未来はどうなるのだろうと､気になってしまった１本です｡
とりあえず､こﾒﾝﾄです
2009年2月14日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ
ｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞはﾀﾞｰﾃｨｰな感じ､前半は面白くなりそうな雰囲気はあった｡同じ汚れ仕事をしている主人公の[ﾌｨｸｻｰ]や[ﾀﾞｰﾃｨｰ･ﾊﾘｰ]と比べ､汚い仕事をやってきた男の格好良さっていうのがあんまり描かれていない気がする｡世の中奇麗事だけでは渡っていけないことを十分承知しているがゆえに､汚れ仕事で培った力で容赦なしに相打ち覚悟で戦うような男臭さ｡それが欠けていたように思えました｡
めでぃあみっくす
2009年2月14日

｢ﾌｪｲｸｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ｣ｷｱﾇ､ｸｰﾙに熱血？？
ｷｱﾇって､型破りでもｸｰﾙに見えてしまう｡整ったお顔でｳｫｯｶあおられても説得力が…(爆)｡｢何か､ﾑﾘしてない？｣って思った｡映画の方は､さすがｼﾞｪｰﾑｽ･ｴﾙﾛｲの脚本だけあって､話がよく練りこまれていて､非常に見応えがありました｡にも拘らずこの映画､途中で黒幕が誰かってことが判ってしまう｡ﾜﾙを演じている俳優さんの､存在感ﾀｯﾌﾟﾘな演技が素晴らしい故の弊害か…｡
ｼﾈﾏ親父の“日々是妄言”
2009年2月14日

映画｢ﾌｪｲｸｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ｣試写会＠一ﾂ橋ﾎｰﾙ
男臭い骨太なﾄﾞﾗﾏで引き込まれた｡人間臭い暴れん坊ｷｬﾗをｷｱﾇ･ﾘｰﾌﾞｽが好演している｡映画の出足は多くを語らず物語が進行して､観客は何が起きているのか判らないまま見て行くと事実が見えてくる仕組みが上手い｡難点を挙げると過去の出来事や背景が物語のｷｰﾎﾟｲﾝﾄとなるのに､過去の出来事を全て台詞のみで語られるので頭に入ってこないのは駄目だ｡
ｍａｓａｌａの辛口映画館
2009年2月12日

ﾌｪｲｸ･ｼﾃｨ　ある男のﾙｰﾙ
★★★★ 初っ端から｢おいおい｣と､引いちゃいそうなｼｰﾝから始まるのだけど､不思議と嫌悪感はわかない｡それは被害者の少女二人に見せた優しい表情のせいだったのかもしれないし､過激な行動も正義感から出たものだということがわかるせいかもしれない｡ｷｱﾇが演じるﾄﾑの暴走っぷりが新鮮でした〜｡終わってみれば､何故か最後には清清しい気持ちに？ でもまあ､わたしは結構好きな結末でした｡
りらの感想日記♪
2009年2月12日

『ﾌｪｲｸ ｼﾃｨ』文句なし｡やっと役者･ｷｱﾇが戻ってきた！
作品の凄みは犯人捜しではなく､見終えた時点で全体を見直して現実を思い出し､自分の周りのことに考えが及んでｿﾞｰｯとなること｡"警察の正義"とは"しょせんは正義という名を振りかざした商売"なのか？と､いうなればﾀﾌﾞｰの領域｡理屈では分かっていても､できることなら考えたくない事実を突きつけてくる｡しかも見た目はｱｸｼｮﾝ映画なので､背中からｼﾞﾜｼﾞﾜとﾃｰﾏが突き刺さってくるのです｡
よろ川長TOMのｵｽｽﾒ座CINEMA
2009年2月12日

ﾌｪｲｸｼﾃｨ ある男のﾙｰﾙ／STREET KINGS
汚職ﾃﾞｶや､潜入捜査､警察の隠された悪を暴くというﾃｰﾏの映画ってほんと多いから新鮮味もなく､10年くらい前の映画のように感じた｡別に主演もｷｱﾇじゃなくても…って気もしたし｡観ながら展開が気にならないっていうのがわたしには致命的でした〜｡男臭いｸｰﾙな映画☆ってほどでもないしね｡刑事ものの映画好きな方､ｷｱﾇﾌｧﾝの方､にはｵｽｽﾒかも？
我想一個人映画美的女人blog
2009年2月11日


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