日本のいちばん長い夏:作品を観た感想(2)
日本のいちばん長い夏
いろんな方の視点で語られる終戦までの話に、その当時の映像や実際の人物の写真なども織り交ぜられてて分かりやすかったです。その座談会の合間に、演じてる方達の実際に経験した終戦について語られており、こちらの話もすっかり引き込まれてしまいました。座談会の中での発言では、前線に行かれていた方々のお話も切なくなりましたが、白梅部隊にいたという楠さんのお話には本当に胸が張り裂ける思いで、目頭が熱くなりました。戦争の惨劇をしっかりと学び、後世に伝えられるようにならないといけないと思いました。出演されてる方々がみなさんとても素晴らい。
Diarydiary!
2010年8月13日
日本のいちばん長い夏 原爆は落とされなかったかもしれない
★★★ 文士劇というスタイル。文字だけで読むよりも強い印象が残るし、文化人の素人演技を見るのも面白い。しかし反面、本職の俳優でない分セリフの間の取り方や、掛け合いのタイミングがバラバラになりがち。とにかくテンポが悪い。どうしても話に乗りにくい。ドラマ仕立てにするというのは、エンタテインメント的な意味合いでは面白い試みではあるが、本当の意味でこの座談会の本質に迫るには、ドキュメンタリーとして制作したほうがより説得力や訴求力、深い感動を与えることが出来ただろう。ただし、多くの人に見て頂きたい一作であることは間違いない。
LOVE Cinemas 調布
2010年8月11日
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