グランド・マスター:作品を観た感想(13)

グランド・マスター
歴史を織り交ぜ、映像美に重きを置いた作風で魅せる。しかし無駄な描写も多く、そこが気になってしまいます。ただ映像は水滴がはねる美しさなどの画が堪能出来ます。動きや佇まいは素晴らしかったのですが、やはり、スロモを多用って所が…飽きちゃうんだわ。基本、アップかスロモばかりなので、せっかくの動きの見せ方が台無しなんですよ。なんか残念な映画という印象。全体に哀愁漂う雰囲気は良かった。しかし個人的にはドニー・イェンの「イップ・マン 序章」「イップ・マン 葉問」の方が面白かった。
いやいやえん
2013年12月6日

「グランド・マスター」
ウォン・カーウァイが描くカンフーの世界は、美しい事この上なかった!女であるが故に流派の後継者として認められず、女であるのに自らの恋を封印して生きなければならなかった、チャン・ツィイー演じるゴン・ルオメイの哀しさも胸に染みる。カンフー映画の芸術性を高めてくれた、ウォン・カーウァイに脱帽である。
ここなつ映画レビュー
2013年9月2日

映画「グランド・マスター 」美しいもの、強靭なものも全て滅びていくのだ
★★★★ カンフーの型の美しさや背景としての雪や雨や煙る列車のシーンなどとにかく格調高く流麗。チャン・ツィイーも美しかった!
soramove
2013年6月18日

グランド・マスター
映像センスが素晴らしいので、一つ一つのシーンが名画のように綺麗だ。政治色を持たせないで、人間の生き方に焦点を当てた芸術性の高い内容だった。ただ、若干眠くなるのが欠点だろう。予告編の作り方が映画の方向性と違うのが残念だ。トニー・レオンは、すばらしい存在感を示している。2時間の上映時間のそれぞれのシーンが、しっかりと素晴らしいアングルの写真になっている。ウォン・カーウァイ監督の見事な映像感覚だ。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2013年6月11日

ショートレビュー「グランド・マスター・・・・・評価額1650円」
冒頭の雨の中の大乱戦から、幾つもあるアクションの見せ場は結構ボリュームも見応えもあるが、決してそれメインではないので、所謂功夫映画を期待して行くと肩透かしを喰らうだろう。それぞれの道を究めながらも、戦争という時代の波に流され、懸命に抗う一代宗師たちの 儚くも美しい生き様を描いた叙情的な人間ドラマである。劇中曲の使い方も面白い。これは必滅の宿命を背負わされた、一代宗師たちの夢の墓の様な作品だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2013年6月11日

「グランド・マスター」 確かにウォン・カーウァイの作品ではあるのだが・・・
物語の中心となるイップ・マンをトニー・レオン、ゴン・ルオメイをチャン・ツィイーがキャスティングされていますが、この二人は演技だけでなく、今までの映画でもカンフーアクションの美しく演じていますので、さらに期待は高まります。ウォン・カーウァイの刻印が入った美しい映像を見せてくれます。
はらやんの映画徒然草
2013年6月9日

グランド・マスター
カンフーが出てくるのは前半だけ。あとはいつもと同じまったりしたウォン・カーウァイ節炸裂!大いなる謎が解けぬまま終わった。
あーうぃ だにぇっと
2013年6月9日

グランド・マスター
★★★ カンフー映画は寝てしまうことが多いのですが、こちらはずっとカンフーやってるわけではないのに...なんか淡々とした感じが心地よくてうとうとしてしまいました。カンフーアクションがカッコ良かったというのは確か。雨の中で格闘するシーンは美しい。スローモーションでより美しくカッコよく!!真面目に作られた作品ですが、もーっトニー素敵、カッコイイとミーハー丸出しのテンションで観てました。冒頭の格闘シーンにはうっとり。チャン・ツィイーもきれい〜アクションもカッコ良かったし、アップ多し。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2013年6月2日

グランド・マスター
★★ 期待値が高かっただけに残念感が半端なかった。ノワール映画っぽい映像美と見応えあるカンフーアクションが素晴らしくて、ワクワクしたんだけどそれ以外のシーンがちょっと退屈だった・・・。話の展開が中途半端すぎる。チャン・ツィイーのアクションを久しぶりに大画面で観られたので満足。相変わらず綺麗でアクションの一つ一つが絵になるわぁ。
だらだら無気力ブログ!
2013年6月1日

グランド・マスター
★★★ 雪はルオメイにとって失われた父、失われた故郷の大地の象徴なのだ。奉天北駅の決闘などどちらかと言えば幻想的アクションシーンに見える。広東でのアクションは雨降る中で行われていて対照的。アクションは意外と少なく控え目。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年6月1日

グランド・マスター
独特の美しさを持つ作品でした。戦いのシーンの美しさは圧倒的ですね。スローモーションが多用されていて、壮大な音楽と共にとても美しく映し出されていました。映像も美しかったですけど、俳優陣も揃っていてみんなカッコ良かったです〜特にトニー・レオンの戦いのシーンは本当に美しくて、彼が苦労しただけはあるなあと実感しました。チャン・ツィイーも可憐なのにとても強い女性がとても似合っていました。そして、何と言っても二人が戦うシーンの迫力には圧倒されました。観終った時、この映像はずっと頭に残っていそうだなあと思いつつ、彼らの生き様に思いをめぐらせた1本です。
とりあえず、コメントです
2013年5月31日

グランドマスター
掴み、中押し、駄目押しを豪華に披露するハリウッドとは違って、必要最小限に留めたカンフーアクション。品がある!ワイヤーワークの極致に思える流麗な躍動がスゴい。イップ・マン(トニー・レオン)の「詠春拳」、ルオメイ(チャン・ツィイー)の「八卦掌」、マーサン(マックス・チェン)の「形意拳」、カミソリ(チャン・チェン)の「八極拳」、その様子がことごとく美しい。列車の動きが象徴的。チャン・ツィイーが絶対的な美とともに可憐と決然を併せ持った生き様を体現。壊れものオーラを纏った姿が何とも儚くて哀しい。トニー・レオンが素晴らしい。
Akira's VOICE
2013年5月31日

「劇場鑑賞「グランド・マスター」
魅せる映画になっていたと思いますよ〜個人的には大満足出来る作品だったような…展開がややゴチャゴチャする。冒頭のカンフーアクションから見応え充分!エンドロールが流れ始めますが、すぐには席を立たないように。途中に映像が入り…。全体を通して、カンフーアクションシーンは、ユエン・ウーピンが演出しているので、「マトリックス」を意識していましたが、それ以上のものだったように感じます。流麗と静止のバランスが凄い巧かった。イップ・マンではなく、ゴン・ルオメイの物語だったような気がするなぁ。
日々“是”精進!
2013年5月31日


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