ジョジョ・ラビット:作品を観た感想(7)

ジョジョ・ラビット
★★★反戦映画的に真面目な作品かと思ってた。そんでもって思ってたようなハートフルな話でもなかった。空想の友人ヒトラーの役回りも、ちょっと中途半端に感じました。期待が大きかった分ということなのかな。
いやいやえん
2020年6月6日

映画『ジョジョ・ラビット』
戦争映画で子どもを主人公にしてこんな明るく描いて大丈夫かって、序盤で思ってたけどちゃんと悲しい場面はやってきた。大切な人を失ったり。戦闘シーンもあって危険のある中を走った。メリハリありすぎて、終盤涙が止まらなかった。子どもにも観てほしい映画。
よくばりアンテナ
2020年3月27日

「ジョジョ・ラビット」
第二次世界対戦、ドイツ、ホロコースト。忌まわしく恐ろしい史実が、ジョジョの目を通してユーモラスに描かれていく。しかしそこには切なさと悲しみも込められている。胸をえぐる悲劇に過ぎるシーンはあるし、それが本質なのだけれど、激変する日常が、恐らく子供の目にはこう映っているのではないかと思われる。だからこういう「面白い」描き方はアリといえばアリなのだろう。母ロージー役のスカーレット・ヨハンソンは美しく意志の強い役柄がとても素敵だったし、何と言っても「ヒトラーユーゲント」の教官クレッツェンドルク大尉役のサム・ロックウェルがとても良かった。
ここなつ映画レビュー
2020年2月27日

ジョジョ・ラビット Jojo Rabitt
★★★★★ 今、世界に欠けているもの、すなわち「寛容」「優しさ」「愛」が人間にとって如何に大切なものであるか、という大上段のテーマを、こういう観念的なブラックユーモアというかカリカチュアライズした世界で表現するとは、タイカ・ワイティティとはなかなか優れた作家性を持つ映像表現者だと感心した。そしてその作品が提示しようとする主張を、映画初出演とは思えない好演で支えたジョジョ役のローマン・グリフィス・デイヴィスが素晴らしい。
映画!That' s Entertainment
2020年2月15日

ジョジョ・ラビット
★★★★★ ヒトラーユーゲントに熱狂する軍国少年の物語なのに、ストーリー運びが妙に能天気であり意図が丸見えの漫画っぽいタッチが少々惜しい気がしましたね。ところが、戦争の影が近づくと、次第に恐ろしさが増してきて、気が付いて見ると、恐怖が込み上げてきた。美しい日々と戦場のコントラスが見事だ。音楽が、ビートルズから始まり、デエビット・ボーイで終わる選曲も良かった。
映画に夢中
2020年2月6日

「ジョジョ・ラビット」
★★★★ 主役の男の子が、素晴らしい。やはり、子役は最強だ。私にはクスクス笑えるシーンが、ちょいちょいある。いい。監督の持ち味だろうと思う。
或る日の出来事
2020年1月25日

ショートレビュー「ジョジョ・ラビット・・・・・評価額1750円」
★★★★★ アメリカ製の作品ゆえに、キャラクターのドイツ人が全員英語を喋る。それゆえに「戦時中のドイツ人=ナチス=悪」という単純化したステロタイプタイプからは解放されていて、むしろナチスという集団ヒステリー的な虚飾のファンタジーから、少年の成長とともに地に足をつけた現実へと導かれる、ユニークな寓話となっている。戦場の子供たちを描いた作品は数多いが、子供の柔軟な感性で恣意的に作られた嘘を乗り越え、差別や分断を解消するというアプローチは新しく、全く説教くさくないのも良い。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2020年1月19日


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