バーン・アフター・リーディング:作品を観た感想(39)
バーン・アフター・リーディング
かなりブラックで見ている側は終始顔が苦笑い。このコーエン節が嫌いな方は、辛い作品だと思う。皮肉、狡猾、ブラックジョークてんこ盛り。ブラピをあんな役にするトコがコーエン兄弟だなぁ。面白いかと言われると「う〜ん..」となってしまうが、私的にはキライではない。変な後味を残す映画。ブラピのお馬鹿な役が妙に頭に残る。…あとスケベ椅子も(笑) とまぁアホな物にしか頭に残らない作品ですが、いつものコーエン映画のように「人間なんてさ」みたいな事を言われている感じがする今日この頃。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月22日
【映画】バーン・アフター・リーディング…今年の観賞記録は今年のうちに(3)
★★★★★ 実は単純な構図が複雑に見えるように作られていて楽しめました。なんでもない…というか、ただ噛み合わない人たちが集まって、噛み合わない故に大事になっちゃうという"実にしょうもない"お話なんですけどねぇ…これが面白い! 描き方が上手いんでしょうねぇ。ブラッド・ピットがああなっちゃったのも製作者の意図通りビックリしたし、この映画の狙い通りの反応で正当に楽しめたんじゃないですかね私は。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2010年2月7日
「バーン・アフター・リーディング」 彼らだけを笑うことなかれ
豪華な出演陣、そして彼らが演じる「痛い」キャラクター、彼らが絡むことによって迷走していくストーリー、本作の魅力はこれに尽きます。登場人物はそれぞれ強烈に個性的。彼らは自信満々で、そして自己中心的で自意識過剰。ある意味自分は地球の中でも大した存在だと感じている。けれどそんなことはあるわけもなく。それに本人が気づいていないことが「痛い」んです。彼らが引き起こす行動のブラックな笑いはさすがシニカルな視点を持っているコーエン兄弟ならではです。
はらやんの映画徒然草
2009年11月8日
「バーン・アフター・リーディング」(BURN AFTER READING)
★★★ 豪華な演技巧者をそろえ、それぞれが軽妙・洒脱な演技を披露している。それにしてもコーエン兄弟は茶化しているのかも知れないが、女性の美容に対する執念というものは、すさまじいものがある。また、チャドとリンダは、CD−ROMをネタに、オージーを恐喝。車内でチャドはオージーに謝礼金として5万jを要求。しかし、恐喝者が逆に相手に脅かされ、その上顔面にパンチを受けるシーンは実に面白い。なんと頼りない犯罪者でだろう。
シネマ・ワンダーランド
2009年9月27日
バーン・アフター・リーディング
めちゃくちゃ豪華な俳優陣…なかでもクルーニー兄貴とブラピのコメディ演技が前面にでていました。そりゃ鼻血面のブラピなんて今までみたことないもんね!マジ、クールじゃ〜んとかあんな馬鹿キャラなブラピはいままでなかったよね〜(笑)クルーニーのほうはエロオヤジ満載。口をつきだすかのような驚愕の表情なんかは凄く好きだったなあ。予想だにできない衝撃の結末ってのはほんとだったねえ〜(笑) キャスティングが抜群に上手だったと思います。
いやいやえん
2009年9月19日
バーン・アフター・リーディング
コーエン兄弟、、、好きな人は多いみたいだけど、去年の[ノーカントリー]が駄目だった私には、この映画も駄目でした。豪華キャストの競演のコメディ映画なのですが、全然笑えない…ブラッド・ピットのおバカぶりも寒い、、、ジョージ・クルーニーの下ネタもうんざり…。
アートの片隅で
2009年5月30日
『バーン・アフター・リーディング』
筋肉バカのチャドっていうキャラクター設定が活きたことで、90分そこらのコンパクトなブラック・コメディが軽快なテンポで進む作品になってるように思います。登場人物は本当にひと癖もふた癖もあるようなキャラクターばかり。そのキャラクターたちの自意識過剰ぶりが悪い方に悪い方に歯車がずれていく感じが楽しかった。とにかくチャドを演じたブラッド・ピットの、アホっぷりが見事にハマってて楽しい。
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2009年5月19日
バーン・アフター・リーディング
ブラピって瞬間芸(?)表情をころころ変える顔芸(?)うまいじゃない。女の欲に比べたら男の欲なんて大したことないよに思えてきちゃって、どれもこれも大したことじゃなく、挙句に何もないって云われちゃうからスッキリするよな映画ではなかったし、予告やあの宣伝から受けるイメージとはちと違うかも知れないけれど、達者な役者さんばかりだしキャラも立っててそれなりに楽しく観れてしまうのでした。
いとしこいし -いとしいこいしいものごと-
2009年5月13日
バーン・アフター・リーディング
ぐうるりぐるり(笑)。だれもがみんな、自分のことしか考えてなくて、自分こそが相手に先んじていると信じ込んでて、その結果、だれもがみんなちょっとずつしっぺ返しをくらう。そんな中で、ティルダ、フランシス、エリザベスの女性陣だけが、ちゃっかりおいしい。一番笑いのツボだったのは、CIAの上官を演じたJ・K・シモンズ!思いっきりニヤニヤしながら劇場を出ました(笑)←あんたが一番怪しいって。
キノ2
2009年5月11日
バーン・アフター・リーディング
コーエン兄弟、あのオバカディテールを作り上げた彼らと完璧なオバカを演じたブラッド・ピットの熱演に拍手。連邦保安官ジョージ・クルーニー、エロの追求に余念のない役であるが、これもディテールが細かくて面白い。笑いの感覚は国によって違う部分が多いが、本作に関しては素直に笑える部分が多い。それでもドギツすぎると引くが、そうならないラインに留まっているから世界のかなり広い範囲でイケルんじゃないだろうか。
h
2009年5月9日
☆「バーン・アフター・リーディング」
★★★ 予告編はドタバタコメディを思わせる作りだったけど、実際はシニカル・コメディだったね。女のしたたかさへの皮肉と、国家を守るCIAへの皮肉がもうどっさり。いずれにせよ、ジョージ・クルーニーの色欲おやじぶりは良かった。ストーリーは意外におとなしかったけど、さすがオスカー級のキャストなので、おのおのの役柄を派手めに演じきったって印象。長生きするのは女…と、スパイなんてめんどくさい…というシニカルさ。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2009年5月8日
バーン・アフター・リーディング
5大キャストが主役と設定は分かるのですが、ブラッド・ピットを除く4人は出演時間がほぼ均衡しており、出演者それぞれのネタを流しているような進行のため、1つのストーリーではなく、オムニバスとして展開しているようにも思えました。別々の話のようで実は別ではないんですが、各々の話が絡めば絡むほどわけが分からなくなり、モヤモヤが残るという悪循環に陥ってしまいました。
必見!ミスターシネマの最新映画!
2009年5月7日
バーン・アふター・リーディング
★★★★ はじけまくっているよ〜ブラピ。。。(汗) 結構すきなんだよね〜バカバカしいんだけど、内容が毒があるっていうかさあ…だってとんでもなくややこしい物語が展開していくんだよ!幕切れは、コーエン兄弟にやられたって感じになるわ。この映画の魅力は、これだけのスターをよくあつめたなって思う。ブラピはちょーうける!かっこいいブラピもすきだけど[スナッチ]のブラピのような、遊び心全開の彼もすきだな♪
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2009年5月5日
映画「バーン・アフター・リーディング」
とにかく登場人物がみんな面白い。どうにも関係なさそうな人々まで巻き込みながら、前半は緊張感もたっぷりに展開する…後半になるとチョットやりすぎでもういいよってカンジがしないでもないけど、リンダに恋するテッドの役回りなど、登場人物の個性も際立ってていい。まぁ、なんといってもハッピーエンドで良かったとしましょうか…!?
茸茶の想い ∞ 祇園精舎の鐘の声
2009年5月2日
バーン・アフター・リーディング
特になしというか普通。やっぱりコーエン兄弟の面白さはまたしてもわからず。ブラピの久しぶりのお馬鹿なキャラがどうなるか期待したけど…そのまま終わってしまった。クスリと笑っていた人たちもいたけど、僕は微笑どまり。メンバーが豪華だとやはり旨みがぶつかりあうのだろうか? でも内容に惹きつけられて眠くなることなく結構楽しんでたかもしれない。
映画君の毎日
2009年5月2日
「バーン・アフター・リーディング」見所はブラッド・ピットの鼻...
★★★ ブラッド・ピットが嬉々として単純な筋肉バカを演じ、これに全身整形を脅迫観念のように思いつめる女や、心の通わない夫婦など一風変わった登場人物が繰り広げるブラックなコメディだけど、これでは笑えないという出来上がり。見ている間はブラッド・ピットのバカバカしい演技に笑っていたがレンタルで充分な内容。
soramove
2009年5月1日
☆バーン・アふター・リーディング(2008)☆
★★★ いや〜〜豪華です!もう、みなさん、面白すぎ〜〜って言うくらい、ノリノリで自分の役を楽しんで、演技をしている感じがしました特に、筋肉バカ、単細胞のブラピはサイコー!オバカな笑顔がたまらな〜い♪自分のことしか考えていないこの5人の行動が複雑にからみあってそして、一人のまともな人物をも巻き込んで、とんでもない方向に物語は展開し…観に行かれるかたは、豪華キャストの演技を楽しんでください!
CinemaCollection
2009年4月29日
バーン・アフター・リーディング
ただのダブル不倫の話かと思いきや、だんだん話が大きくなっていって最後は…。CD-ROMの一件を知ったCIAも取りあえずほっとこうみたいな対応がまた面白い。全てがかみ合ってようでかみ合って無い面白さが好きです。能天気な役のブラピ、見たことないような役柄で案外似合ってます。その相棒フランシス・マクドーマン、彼女の演技がこのストーリーに面白みを加えてる。とっても面白かった。
Diarydiary!
2009年4月28日
【バーン・アフター・リーディング】
3つの別々の話が絡まりあってより複雑になっていく様子は面白かったんですけど、思っていたよりずっとシュールだったな〜。ブラックな笑いが全然笑えずで、ちょっと苦手かも。ラストの後味も悪くはないんだけどヒットしませんでした。ブラッド・ピット、とってもいい人なんだけどおバカな役だった〜。意外に似合っていました。この笑いが合う人にはすっごく楽しめるんでしょうね〜アメリカ人受けするのかな?
日々のつぶやき
2009年4月28日
バーン・アフター・リーディング
ビッグネームたちが、「おバカキャラ」を演じているが、その設定といい、演技といい実に痛快なのがそもそも本作品自体が皮肉という証。物語の始まり自体が現代アメリカ社会への皮肉。更に、こういう人間の周りにはろくな人間が集まらないというのも面白い。鑑賞の仕方によっては癖があるので、最初にストーリーに乗れないと最後まで何を言っているのか分からない作品になるのか要注意。最後の上司の台詞が全て総括しているので、たどり着いて欲しい。
利用価値のない日々の雑学
2009年4月27日
バーン・アフター・リーディング を観たゾ
見所は他の映画では二枚目しか演じた事の無い(だろう)ブラッド・ピッドとジョージ・クルーニーがお馬鹿なキャラと腰抜けなキャラを演じてます。半分素で演じているでしょうねW この映画観た後オーシャンズシリーズみたらギャップを感じるでしょうW 「点」だらけだった各々の物語が線で繋がりラストに向かって行く展開…でも物語の結末は「これで良かったの?」って思うラスト。まぁ面白かったンで良いかな。
ヤジャの奇妙な独り言
2009年4月27日
バーン・アフター・リーディング
オールスター・キャストを揃えたものの、そのキャスト全員が、ほとんど自分勝手なロクデナシを演じているという異常事態に、あっけにとられる。それゆえ、俳優の細かい演技やセリフの端々に、シニックな笑いを見出すことが徒労にさえ感じもする。見どころは、クローゼットにひそんだ侵入者が、そのドアの縦の隙間から、ジョージ・クルーニーを覗くシーン。この完璧さはもう「冴えている」というしかない。
k.onoderaの日記
2009年4月26日
バーン・アフター・リーディング
★★★ ★どんどんいろんな人が巻き込まれていく感じのクライムサスペンスなんですけど。とにかく"筋肉バカ"のチャドが笑える!あのブラピがヘン顔の連発!しかもかっこ悪い〜。憎めない"残念な"チャドが可愛い♪ リンダが必死!全身整形のためになんとしても…ってね。まぁ非常にブラックコメディなお話しだった。オリジナルの脚本というところは大いに評価したいところ。玄人好みなクライム・エンタテインメントかな。
UkiUkiれいんぼーデイ
2009年4月25日
バーン・アフター・リーディング
これはなかなかに面白かったです。特にブラッド・ピットのおバカキャラが最高でした。片時もスポーツドリンクを手放さない筋肉バカっていう役どころを完璧に演じていて、彼への好感度が急上昇です。彼が演じたチャド以外の登場人物たちもどこか抜けてて、それぞれの衝撃の結末へと進む過程が面白かったです。個人的には、ティルダ・スウィントンが終盤にほったらかしになって結末が描かれてないのが残念。
だらだら無気力ブログ
2009年4月25日
バーン・アフター・リーディング
★★★ ボーっと見てると訳が解らなくなります。ちゃんと見ていても良く解りません。何の話かと言えば登場人物の相関関係のこと。とにかく非常に複雑で、それがいかに複雑かと言えば劇中登場するCIA幹部が「複雑すぎる」と言っている位。つまりはその複雑さも含めて楽しんで欲しいということなのでしょう。ブラピ恐るべしです。観ると解りますが凄くチャーミングで益々ブラピのことが好きになりました。
LOVE Cinemas 調布
2009年4月25日
バーン・アフター・リーディング
エンディングの歌を聞き逃してはいけない。物語の内容をすべてまとめてくれる。CIAの今までやってきた諜報活動、アメリカの外交政策をこれほど愉快におもしろい映画にしてしまうのだから痛快だ。ただ救いは、オズボーンの持っていた秘密のレベル…。上層部の考えが変わったことを描いている点。これが全く同じことの繰り返しでは、希望も夢もない。これは、ブラックコメディ映画なのだ。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2009年4月24日
[バーン・アフター・リーディング] 映画
★★★ ブラピのおバカキャラは好きかも〜[スナッチ]での彼がツボだったもん。コーエン兄弟の作品て一般的にウケるような感じではないのですが、わりと好きなタイプでした。最初は全く見知らぬ人たちだったのが、ひょんなことからだんだんと繋がっていくという流れは好みです。これはお話がどうのこうのというよりもキャストで楽しむ作品かなーと思います。何てったって大スターたちがおマヌケなんですもん。
映画鑑賞☆日記・・・
2009年4月24日
「バーン・アフター・リーディング」
ブラックにくだらないです。もちろん褒めてマス^^; アルコール依存、整形固執、色ボケ、神経過敏、筋肉バカ…キャストはそれぞれシリアスに行動してるんですな。端から見ると「残念な人たち」でおかしい。とにかくブラピの筋肉バカっぷりったら!♪ ジョージについてた尾行の正体にもニヤリでした。なんだか笑いのツボが好き嫌い分かれそうな映画ですな。
かいコ。の気ままに生活
2009年4月24日
『Burn After Reading』バーン・アフター・リーディング
★★★ 「バカなキャラ」をしなくてはならなかったこ俳優たち大変だっただろうなーということが伝わってきます。フランシス・マクドーマンドはいつものイメージよりも下品に整形に固執したキャラを演じてました。ブラッド・ピットは言うまでもなくおバカな感じでした。かわいかったですけどね。ジョージ・クルーニーも知性のかけらも感じられないキャラ(笑) こちゃこちゃ入り組んだ脚本は面白かったですが、期待しすぎた感も否めず。
キマグレなヒトリゴト
2009年4月21日
アホと疑心暗鬼のバタフライエフェクト。「バーン・アフター・リーディング」
ブラピがね〜、よくこんなキャラあて書きされて怒んなかったよな〜ってくらい、アホっ!でもね〜、すんごい無邪気な表情するんだ〜♪笑わそうと思って作ってるんじゃなく、全員が思いっきり一生懸命なのにみんなどっかしらヘンなのでそのズレ具合が爆笑ポイントなんでしょうね。出てる人がみんなきっとすんごく楽しんで参加したんだろうな〜というそれがとってもとっても伝わってきました。
ペパーミントの魔術師
2009年4月21日
読んだら燃やせ!
コーエン節健在です。アカデミー賞をとっても攻めの姿勢を崩さずに自分たちのスタイルを崩さないのは非常に好感がもてますね。しかしこの映画ブラピがまったくかっこよくありません。これも演技力の賜物でしょうか。ただのバカな人のブラピに会いたい人はぜひ劇場へ!!
movie-highway編集部!のブログ
2009年4月21日
「バーン・アフター・リーディング」
★★★ 観終わったあとにあーだのこーだのという作品ではないと思う。その仕組まれた脚本と、バカに徹した出演者たち、そしてそんな作品を作りたかった監督とスタッフたちが楽しく作った作品。ブラピはかわい過ぎる〜。あんな45歳って考えられない。Mr.ジョージも色ボケぶりはすごくて、ひげで顔隠しててもセクシーさは健在。鏡を使ったシーンがたくさんあって、すごく変わったショットが見られます。おバカなブラピだけでかなり満足。
てんびんthe LIFE
2009年4月18日
バーン・アフター・リーディング
クセモノ系演技派俳優5人を迎えたコーエン兄弟本領発揮のブラック・コメディ。冒頭、マルコヴィッチがCIAをクビになるシーンのやりとりから一気に引き込まれて、エンドロール後もずっとニヤニヤ笑いがおさまらない感じ。エンディング曲の歌詞がまた笑えるし^^コメディというのは役者の腕の見せどころであり、またキャスティングにおけるコーエン兄弟の目のつけどころの良さにもつくづく感心してしまったのでした。
C note
2009年4月17日
『バーン・アフター・リーディング』 (Burn After Reading)
★★★ ここまで個性的な俳優を取り揃えたオスカー監督・コーエン兄弟の新作。CDを巡って全てを狂わせられるしょーもない、ちょっと抜けた人達によるドタバタ劇。結末もコーエンらしいブラック・コメディ。マルコヴィッチやピットの役は本人をイメージしたものであるらしい。それに対してピットは苦笑。確かに今までの彼の役でここまでお馬鹿なのはあまり見た覚えがない(笑)
Mooovingな日々
2009年4月13日
映画『バーン・アフター・リーディング」@GAGA試写室
注目すべき点は何と言っても5大スターの共演。主役級のスターたちが、物語の中でコマのように使われている。中でもブラピに至っては今までのキャリアをかなぐり捨てて"筋肉バカ"役だ。他にも劇中劇となる映画作品の中で人気スターがさりげなくカメオ出演。「タブロイド新聞の片隅に書かれたゴシップ記事」みたいな事件を、これほどサスペンスフルに黒い笑いをまぶしながら作り上げてしまうコーエン兄弟の才能は惚れ直した。
masalaの辛口映画館
2009年4月13日
Burn After Reading / バーン・アフター・リーディング
★★★ CIAとフィットネスを舞台に、壮年の主人公達がコミカルな事件に巻き込まれるコーエン兄弟得意の犯罪コメディを有名俳優で固めて作った作品。残念だったのは共演者達がそれぞれ他の映画で目立った役をしており、どこかで見たキャストで作った感じだったことと、脇役にも名俳優を使っていたのでの無名だけど存在感ある役が少なかったこと。浮気症なダメ男のジョージ・クルーニーが一番光っていた。
Akasaka high&low
2009年3月30日
バーン・アフター・リーディング
ブラピがこんなアホ役をするなんて。でもそれがハマッていて、さすがの演技力。不倫も出会い系もあるけど、登場人物の間に交わされるのはエゴばかりで、砂漠のような殺伐さ。そこに皮肉な連鎖が容赦なく続いていく。実際には何の利害関係もないのに、間が悪い鉢合わせを繰り返すのも皮肉だ。エンディングで流れるCIA批判の歌も皮肉たっぷりですごい。最後まで字幕を追いましょう。
シネマ大好き
2009年3月29日
バーン・アふター・リーディング / BURN AFTER READING
★★★ ☆今回もコーエン兄弟作品らしさ溢れた、シニカルクライムコメディ。コメディのブラピ、イイね!最初は顔も知らない人たちが 徐々に繋がっていく過程が面白い!ちょっとしたことから、事態は思わぬ方向へ。コーエン兄弟ならではの、とってもヘンなお話(褒め言葉) あとからじわじわくるような、ひとことで「こりゃ面白い!」って言い切れないような、フクザツな面白さ(笑)
我想一個人映画美的女人blog
2009年3月20日
『バーン・アふター・リーディング』天動説型人間たちの不幸な交錯。
★★★★ 出てくる人、誰も彼もが「天動説型人間」 常に自分のスタンスでしかものごとを考えてないんですね。そんな風にそれぞれが好き勝手なベクトルで生きているんで本来なら出逢うことすらないはずなんですが、これが互いに少しずつ奇妙で三次元的なカラミ方を始める。まさかの不幸な出逢いがおかしな具合にけつまづいた時、ものごとが精算へ向けて雪崩をうってくずれ始めるという見事で皮肉な筋書き。
よろ川長TOMのオススメ座CINEMA
2009年3月12日
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