髪結いの亭主:作品を観た感想(1)
髪結いの亭主
これまでに3度ぐらい観てます。「ボク、髪結いの亭主になる!」と言ってオヤジにビンタを食らう少年、それが主人公アントワーヌ。そして12歳のガキのまま中年に成長。マチルドは過去のないオンナ。「無い」というのは「必要ない」わけで、作品中でも過去には一切触れられていない。二人の結婚式のシーンでも、変な踊りを踊ってみせるアントワーヌ。まるで子供だ。それを嬉しそうに見るマチルダ。瞳の奥は何かを秘めているよう…。この映画はすごく深い情念のような愛を描いているんだと思います。ラストシーンは圧巻!「なんで!!」って大声を出しそうになります。
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2010年4月1日
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