ラストゲーム 最後の早慶戦:作品を観た感想(16)
ラストゲーム 最後の早慶戦
★★★★ 戦時中、のん気に野球なんて、許されないことだったのでしょう。中学生も工場などへ駆り出される中、高校生ならまだしも、大人と変わらない大学生が、野球をしている姿はあまり見よいものではありません。自由な活動ができるのは、世の中が平和で余裕があればこそ。今の平和をかみしめ、昔の大学生に思いをはせた作品でした。印象に残ったのは主人公の母親役の富司純子です。その悲しみが伝わってきました。
玄米遊女夢映画
2009年1月7日
ラストゲーム ー最後の早慶戦ー
★★★★ 戦時下という特殊な世相の中、時代の波に翻弄されながらも青春を生きた若者達となんとか最後に好きな野球を存分にやらせてやりたいという大人達の思いに胸が熱くなる。試合終了後、お互いの校歌でエールを送ります。「次は戦場で会おう」と握手を交わす選手達にボクの涙腺はついに決壊。今改めて全てを犠牲にして日本の礎になってくれた若者達に深い感謝の思いが沸いてきます。
豪の気ままな日記
2008年9月13日
ラストゲーム 最後の早慶戦
★★★ 実話を元にした作品という事、派手な展開や選出などは無く、わりと淡々と物語が進みます。史実に忠実であることを重要視しているようです。試合の結果も脚色無しのようです。まぁここは変えたらいけないんでしょうけど「試合の結果よりも、試合を行ったことに意義があった」という事をしっかり描いてくれたのは嬉しかったです。早慶戦のエピソードは主に野球部顧問、飛田先生が担当します。
5125年映画の旅
2008年9月11日
【ラストゲーム 最後の早慶戦】
ダメな人はきっととことんダメなんだろうな〜と思いつつ私はスッカリ泣かされました。舞台は戦時中であっても、戦争をそう感じられない呑気さが何故か漂っていて、野球部員たちの悲壮感もそう伝わってこなくて全体にちょっと軽いような気もしましたが、重ければいいってもんでもないので、私は好きでした。飛田役の柄本明さんと慶應の塾長石坂さんが良かったな〜。
日々のつぶやき
2008年9月10日
『ラストゲーム最後の早慶戦』劇場鑑賞
「早慶戦」に向けて尽力する、柄本明や石坂浩二を始め、早稲田大学総長として、大学を守ろうとする藤田まこと、野球部員の若手俳優陣を盛り立てるベテラン俳優陣。「早慶戦」に見る当時の学生たちの礼儀正しい姿にも感動です!!塾長に対して、尊敬を込めて迎える学生たち。対戦相手を称え、応援する学生たちの思いやり。それがクライマックッスを一層感動的にしています。
ANNE'SHOUSE-since1990-
2008年9月9日
お前は野球をやれ!
★★★ 慶応の学生の中に別当薫がいた。後にプロで活躍し、監督まで務めた人であるが、なんとなく雰囲気は似ていたな。「別当」と呼ばれた瞬間にすぐに思い浮かんだ。試合に関する盛り上がりは少なめなれど、それまでの過程の中で、幾つか感動させられるシーンはある。好きなことができなくなるという悲しい時代の話である。"早慶戦"という言葉しか聞いたことなかったが、慶応側では"慶早戦"て言うんだな。
CINECHANの映画感想
2008年9月9日
ラストゲーム 最後の早慶戦
★★★★ それぞれの立場で野球と学生たちを愛する人々の思いが胸を打つ。早稲田、慶応の互いの校歌を歌いあう場面は涙を誘う。ただ、志は尊いが、現代とつながる視点がないのがこの作品の弱点。戦争そのものが風化しつつある今、若い世代にアピールしなくては反戦という目的には達しない。渡辺謙の息子の渡辺大がりりしいが、やはり柄本明の静かで熱い演技が素晴らしい。
映画通信シネマッシモ☆プロの映画...
2008年9月8日
【2008-199】ラストゲーム 最後の早慶戦
★★★ 野球は敵国のスポーツであり、また戦局悪化により六大学リーグも中止になり、徴兵猶予されていた学生も学徒徴兵されるようになった時代。「死ぬかもしれない」学生たちのために奔走した早稲田大学野球部顧問・飛田穂洲たちの姿を淡々という感じは否めないが、戦死した息子の通夜での富司純子の演技や試合終了後の両行校歌のエール交換には涙してしまう。
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス
2008年9月5日
『ラストゲーム 最後の早慶戦』
★★★ 若い人たちではなく、サポートする人たちの努力の上に成り立ち、それを演じる脇の役者たちの見事な演技が最後の感動を呼んだのだと思う。特に柄本 明や父山本圭、母富司純子、石坂浩二、藤田まこと、そんな芸達者な人たちの演技は素晴らしかった。それにしても結構二世俳優が素直な演技を観せていて心地良かった。後半部分でのシーンで慶応の別当さんと言う名前が…出陣して無事に帰られたんだなぁ。
京の昼寝〜♪
2008年9月4日
『ラストゲーム 最後の早慶戦』
飛田穂洲−早稲田大学野球部顧問…。この「一球入魂」というあまりにも有名になった言葉を生んだ伝説的な人物を、俳優・柄本明が気合を込めて演じている。まずは彼を、最大級の賛辞で讃えたい。素晴らしい。彼の演技に、心が揺さぶられました。死と向かいあわざるを得なかった、20歳そこそこの若者たち。実話に基づく"最後の早慶戦"は、永遠に語り継がれることだろう。
ketchup 36oz. on the t...
2008年8月31日
「ラストゲーム最後の早慶戦」プレーした足跡と思いと愛を伝えた伝説のラストゲーム
★★★★★ 野球は敵国アメリカのスポーツとして禁止されていた。その中でも続けた人たち、それが早稲田大学、慶応大学の学生。まず周りに理解してもらえない苦悩。戦時中にスポーツしている場合じゃないという事が最大の難点。・・・総評として野球をしたくてもできない時代があった。その中で野球を絶やさない為に戦った人たちがいるからこそ今野球は日本屈指の人気スポーツとなった訳だ、今一度国を背負って戦うという事を感じてほしい作品でした。
オールマイティにコメンテート
2008年8月30日
ラストゲーム 最後の早慶戦
戦争に行く彼等学生達にとって、最後の試合となる早慶戦は、勝敗を抜きにして、心にとどめておきたい大切な試合。その実現のために翻弄する野球部顧問。息子を戦地へと、心ならずも送らなければならない母親。柄本明と富司純子、二人の心に残る演技が、涙を誘います。見終わった後は学生達の純粋さが痛みと共に清々しさを残してくれました。
花ごよみ
2008年8月29日
試写会「ラストゲーム最後の早慶戦」
いや〜、かなり分かりやすい映画でしたが、泣けました。やっぱり、戦争は愚かだってことです。けっして戦争映画ではないけど、そう思いました。客層も中高年の男性が多かったような・・・キャストでは、とくに柄本明が好演してましたね。渡辺大&柄本佑、どちらも演技も良かったし、ちょっと注目の役者さんになりました。
流れ流れて八丈島
2008年8月28日
ラストゲーム 最後の早慶戦
ただ淡々と見入る。東京六大学野球が戦時に解散したといえ、これだけのことをやれるのは、やはり国民的人気のあった証のような。一球入魂の生みの親、飛田穂洲(柄本明)、慶応大学塾長の小泉信三(石坂浩二)、早稲田大学総長の田中穂積(藤田まこと)らは実在の人物。錚々たる人物が登場し、基本的にエリート集団の中での餞の試合だ。でなかったら不可能だったろう。純粋にノスタルジーに浸るための映画。はそれでOKだとは思うけれど。
佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
2008年8月28日
劇場鑑賞「ラストゲーム最後の早慶戦」
★★★★ 富司純子さん演じる主人公の母親の演技に涙してしまった。長男を亡くした時の演技の素晴らしさ。父親の山本圭さんの演技もとても良かった。慶應義塾の塾長を演じた石坂浩二さんに、早稲田大学の野球部顧問を演じた柄本明さん、実在の人物を演じた二人の"目"の演技に拍手。過酷な状況に置かれながらも、友情と野球を信じた若者たちを演じた野球部員の俳優陣も、見事に体現していました!
日々“是”精進!
2008年8月28日
『ラストゲーム 最後の早慶戦』
最後までに何度涙を流したことか。戦争を題材にした映画とはいえ、実際の戦争の描写が描かれていないことで生々しさを感じさせることもなく、野球に青春を燃やした青年たちの姿が印象的な作品になっていました。軍部からの圧力や大学総長の反対にもめげずに、選手たちに思い出作りの試合をさせてやりたいと尽力した顧問の飛田の熱い思い、野球愛を強く感じて、その一本気な生き方そのものがとてもカッコいい人物だなと思わされました。今映画を思い出してみても、涙が出そうになるようなそんな素敵な映画。
cinema!cinema!ミーハー映画・DVD
2008年8月2日
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