ジョゼと虎と魚たち:作品を観た感想(6)
映画『ジョゼと虎と魚たち』温もりを剥がされたあとの孤独は前より寒い…?
人は孤独な生き物と、結論したくなりますが初めから独りの孤独と温もりを剥がされたあとの孤独とでは、寒さが違うかのような…懐かし気に、楽し気に語る恒夫だがいい思い出になっている時点で、残酷な気もしてくる。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2018年10月24日
ジョゼと虎と魚たち Josee, the Tiger, and the Fish
映画は……残念ながら、原作には及ばない。ところどころにデリカシーの無さが目立つ。たとえば、海辺のシーンでの波の音や、車の往来の激しいところでのエンジン音など、映像と全然合っていないのはどういうわけだろう。それで成立していると考えることのできる制作者がこの原作の繊細さを表現できるとは到底思えない。そういうところがまったく気にならない人は楽しめるかも知れないが。池脇千鶴が体を張って役に取り組んだだけに返す返すも残念。
この映画の感想を250字以内で述べよ
2008年8月2日
ジョゼと虎と魚たち
池脇さんは童顔でカワイイ声のイメージがあったのですが、 この作品では見事に期待を裏切ってくれてますよね。 ラストシーンの一気に何歳も年を重ねたかのような、悟ったかの表情。う〜んスゴい!!! 監督の犬童一心さん。 初見ですが、 画の発色がきれいで、 他の作品でもそうなのかな〜 といろいろ観てみたくなりました。
不動前Labs
2007年2月16日
ビデオ
キ――――――――――、こういう男がモテるのか!でも面白かった。 恋愛モノ。 本作は まず大阪という舞台の支援を受けている。 最低もあるぜという底深さ。 手と手のシーンがエロい。最高。 泣けるシーンは多々あるが、スケボーのシーンでまず泣く。多分あのゴロゴロいう音がいけない。 俺がみた映画の中で一番せつなかった。
「短歌と短剣」探検譚
2006年6月11日
ジョゼと虎と魚たち(2003年)
すごく懐かしい感じがしました。「わかるわかる」「あ〜、わかるわ〜(しみじみ)」という気持ちが、鑑賞中つねに胸の中にあったなぁ。 いちばんシビれたのは、相手の手と自分の手と、そろえた指先を曲げてお互いに引っ掛け合って、親指の腹でそっと相手の手を撫でる場面。 甘酸っぱいというか、胸の奥の扉を激しくノックされたようにビリビリ痺れました。
月見がアレこれ言うblog
2006年4月17日
ジョゼと虎と魚たち
★★★★ 田辺聖子さんの原作はずいぶん前に読んでいて、いつか映画も見たいなと思っていた.原作も素晴らしいけど、この映画もいいですねぇ 脚本もいいし、映像もちょっとファンタスティックで美しい.そして池脇千鶴ちゃんはただのカワイコちゃんじゃなかったのね.障害者モノって私はどちらかというと苦手.何故かというと、甘過ぎたり、辛すぎたりバランス悪い作品が多いから.でもこの作品はさり気なく自然体で描かれている.
セントポーリアな日々
2005年2月23日
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