ひかりのまち:作品を観た感想(1)

『ひかりのまち』
手持ちｶﾒﾗの撮影は､彼らの日常を決してﾗｲﾄｱｯﾌﾟさせることなく自然光の中に映し出してゆく｡様々なひかり｡夜のﾈｵﾝ街､信号の青と赤､夜空の花火､喫茶店の明かり､留守電のﾗﾝﾌﾟ…｡それらはいつもぼうっとしたひかりをゆらめかせ､彼らもまたその中で生活をしている｡そんな"ぼうっとしたひかり"の中にこそ､その人らしさは見えてくるんだと思う｡ひかりのまちに生きる私たちは､目には見えない"心のひかり"を､きっと持っているから｡
ｼﾈﾏな時間に考察を｡
2010年3月22日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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