ワンダーストラック :作品を観た感想(6)
「ワンダーストラック」
★★★★ こどもが主役の映画はいいね!昔の物語のパートで、耳が聞こえない少女が登場する部分は、少女の視点で描くので、音声なし、モノクロ。少女のパートは、まさにサイレント映画の形になっていて、ついている音楽も、とてもいい。
或る日の出来事
2020年4月24日
『ワンダーストラック』: 監督の「再現」マニアぶりが炸裂している @DVD・レンタル
★★★★ 物語的には、「あ、なるほど」といった具合のところに落ち着くのだけれど、この映画、途中途中にそれほどビックリするような展開がないにもかかわらず、興味深く観つづけられます。登場人物の懊悩まで踏み込まなかったので、それが個人的には好みの方向に出たように感じました。
キネマのマ〜りゃんひさ映画レビュ...
2018年11月14日
ショートレビュー「ワンダーストラック ・・・・・評価額1600円」
★★★ 映画に仕込まれた、いくつもの暗喩と二重性の仕掛けが楽しい。「ヒューゴの不思議な発明」や、9.11で父を亡くした少年が、残された謎を解くためにニューヨーク中を冒険する「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」などが好きな人にオススメ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2018年4月18日
「ワンダーストラック」:見事な1927/1977の再現
セット多用なのかと思ったら、かなり実在する建物や風景に手を入れて使っているようで、そこらもびっくりです。音楽も「ザ・劇伴」って感じで、見事にその場面を説明するような音楽のつけ方をしています。映画は、終盤に至って(妙に説明的になって)失速していったのが残念でした。もっと“Wonder”で押していった方が良かったのにね。
大江戸時夫の東京温度
2018年4月16日
ワンダーストラック
27&77年のふたつのパートとも耳が不自由な子が主人公ということで、全体的に【音】に対してとても繊細に気が配られていて取り分けてモノクロ映像ということも手伝ってサイレント映画風の27年のパートが最高。また77年のデヴィッド・ボウイの「スペイス・オディティ」や「2001年宇宙の旅」のテーマ曲の使われ方と選曲がこれまたイイ。家族愛、友情と取り立てて捻りも大きな盛り上がりはなく、静かなテンポながらも終始温かい目線で綴られていて観ていてホントに心地がヨカッタ。ラストも静かな余韻が残ってとすべてにおいて好みの一言。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2018年4月8日
ワンダーストラック
50年の年月を隔てた少年と少女がワンダーストラックする話であると同時にニュー・ヨークへのラブレターであるとの話が印象に残った。N.Y.のアメリカ自然史博物館は“ナイト ミュージアム”でも舞台になっていたが子供が入り込んで基地にするには最高のところだ。日本でも金を溜めこむばかりでなくああいう施設なら充実させてもいいのではないかと映画とは全く関係ない感想を持ちました。
あーうぃ だにぇっと
2018年4月4日
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