鈍獣:作品を観た感想(15)
《鈍獣》
何だかサッパリよく解らないお話でした。ただ…面白くないわけじゃあない。こういうグダグダ感たっぷりなストーリーはそんなに得意じゃないんだけど、それでもまあ面白く見れたかな。真木よう子ちゃん可愛いし、北村さんはまっているし、浅野さん別人みたいだし…でも、終わってみると一体なんだったのか? まあ、あれだけ色んな殺され方しても死なない時点でリアル感は全くないですしね。そういうストーリー的なのものを楽しむ作品じゃないんでしょうー。見終わった瞬間忘れてしまったような…そんな残らない作品でした。
日々のつぶやき
2011年3月7日
浅野忠信 佐津川愛美 北村一輝 / 鈍獣
"自然体"や"朴訥"といった枕詞で語られる事の多い浅野忠信ですが、これほどまでに不自然な彼の姿を観るのは初めて。しかし、異様に力の入った枝葉(ギャグ)の部分に比べ、肝心のストーリーがどうにも貧困というか、あと一つ練られていない様に感じたんですよね。 後に残されたのは、誰が犯人なのかが書かれていない推理小説を読んだみたいな残尿感と徒労感のみ。こうなると、面白かった筈のギャグの部分すら、何やら空虚に思えて来るんだから、不思議なモンですね。"終わり良ければ全て良し"ならぬ"終わり良くないから全て微妙"ってカンジ。
中川ホメオパシー
2010年3月10日
【映画感想】鈍獣(浅野忠信×北村一輝)[2009-128]
宮藤官九郎が芝居を自ら映画用に書き下ろした、ファンタジック・ミステリー。殺されても、殺されても、死なない。これまでにない明るさで不死身の主人公を演じるのは強烈な役柄に浅野忠信さん。何が面白いんだか良くわかりませんでした。嫁さんは、結構面白かったって言ってましたけどね…。
映画+小説+家族=MyLife
2009年12月21日
ニブイというかダルイ・・ 「鈍獣」
正直、 長く感じた。天才クドカンにも波はあるようで、 しばらく放置しといたほうがいいのかもしれない。 色使いとか4℃のアニメとか、 演出も二番煎じな要素が多々。 笑いのツボもワンパターンだったたり。 そんななかでも、 最初に浅野が登場するシーンだけは引きながら飛んだというか、 でも結局あれだけだったんだね^^ ジェロとかキャスティングしても、 しょせん内輪ウケ。タイトルのセンスもようわからん。
シネマ走り書き
2009年6月12日
*鈍獣*
見てるときにはそれで?それで?って思うけれど、後で考えてみると思い切りシンプルな展開。キャストやセット・衣装・音楽・アニメーション、それにセリフ回しの面白さが加わりユーモアたっぷりのコメディー映画。大人になりきれない彼らが、子ども時代を引きずりながらも日々を過ごし、そこに加わった凸川。最後に伝わってくるのは、”強い強い友情”なのでした。浅野忠信、他の作品での彼と又違ってすごいです!!
Cartouche
2009年5月30日
『鈍獣』
★★★ クドカン・ワールドの特異な雰囲気は十分出ていたと思う。しかしながらこの映画での"間"は、僕にはイマイチのれなかったんだなぁ…。クドカンが映画用に書き下ろしたミステリー。といってもそこはクドカンの脚本、笑いなくして彼のワールドは描けない。また主人公たちの独創的なキャラには別な意味で楽しみもあった。何と言っても不死身の凸川(浅野忠信)。う〜ん浅野君、壊れ気味(笑)
京の昼寝〜♪
2009年5月29日
☆「鈍獣」
★★★★ 人の苦しみや心情に気づかない鈍い人間=鈍獣…という小説を主人公は書いてたのね。それにしても浅野忠信の「鈍感というか、無邪気というか」な演技…セリフのほとんどが店に入る時の「もうおしまい??」って言うのが笑える。ぶりっ子ホステスのノラ…佐津川愛美ちゃんらったろれー。ひらりん的には意味不明なところも多少あったけど、気にせず笑えるノリだったので、楽しかったなーー。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2009年5月28日
鈍獣
★★ 本編を通して観ると、別にそれ自体は面白くも何ともなく、そもそもこの作品のどこをどう楽しんだら良いのかがイマイチ理解出来ませんでした。奇妙な登場人物たちも、ユースケ・サンタマリアはいつも通りですし、北村一輝は完全にスベッてます、南野ちゃんは今更だし、佐津川愛美はどうでもいいし…。クドカンならではの脚本の捻りなのかもしれませんが、今回はいま一つです。狙いすぎて外してる感じ。
LOVE Cinemas 調布
2009年5月20日
鈍獣
個人的にはう〜ん、イマイチでした。同じクドカン脚本の[少年メリケンサック]は大いに楽しめたんですが、これは、イマイチこのノリに乗り切れなかったです。キャスティングは浅野忠信、北村一輝、ユースケ・サンタマリアに真木よう子と揃っていて、それぞれ良い味でてたんですが…。それにしても、ユースケが羨ましい。
だらだら無気力ブログ
2009年5月19日
鈍獣
凸やんは列車にはねられ死亡、凸川は助かる。1人死んだ凸やんはみんなの中で成仏できない。夜な夜なホストバーに現れる凸やんの「もう、おしまい?」 という挨拶。殺しても殺しても死なない凸やん。実は作家凸川隆二は行方不明になったのではなく、編集者の目の前にいた。編集者と一緒に故郷に向かっていただけなのだ。「行方不明」 とは江田らにとってのことで、凸やんが小説化されることによって、もはや自分たちだけの凸やんでなくなった、ということ。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年5月17日
鈍獣
★★ 期待してたのに面白くなかったぁ〜。江田と岡本が凸やんを殺害しようとする→凸やん死なない、でまた殺す→死なない。「ポロシャツ着て殺(ポロ)す」ん〜、正直カスってました。大人になりきれない大人子供の人たちが描かれていたんでしょうけどもね。監督曰く「これは友情の物語なんです」そ、そぉだったの!クドカン曰く「終始ひどい話なのに観終わった後に希望が残るんです」 えっ!そんなもの残りましたっけ?
UkiUkiれいんぼーデイ
2009年5月16日
鈍獣
確かにクドカンワールドを存分に楽しめる映画でした。浅野忠信の恍けっぷり、北村一輝の弾けた芝居、一皮剥けた感じの南野陽子、意外と普通の方が良い感じの真木よう子、そして熱演?のジェロ(笑) と多いに楽しませてくれました。あっ、芝田山親方も良かったですよ♪まぁ最終的には判った様な何だかイマイチ判らない部分もあるのですが…まぁいいかぁって感じです。
アートの片隅で
2009年5月14日
映画「鈍獣」@GAGA試写室
映画の要となる凸川の人物像が理解できず、最期まで作品世界に入れませんでした。思って事は「宮藤官九郎・脚本作品は自分には合わない」と言う事。役者の演技も何処か舞台的なハイテンションで暑苦しい。特に浅野忠信の上手すぎる鈍感演技が見ていて登場人物達と同じ様にイライラしてくる。一応主人公は浅野忠信になるのだが、全てが主人公のようなアンサンブル劇。この映画は多分、舞台で威力が最大限発揮される作品。
masalaの辛口映画館
2009年5月12日
鈍獣
北村一輝、ユースケ・サンタマリア、南野陽子、佐津川愛美が濃ゆ〜い芝居をしていている。浅野氏もキャラクター的には濃い役なんですが、おっそろしく自然です。何をやっても浅野忠信って感じであまり好きな役者ではないのですが、自然さはダントツです。しかも他のキャラに決して負けてないのが凄い。上演時間は106分で決して長くはないのですが、私の苦手な不条理劇でこれ以上長かったらきつかったかも。
映画、言いたい放題!
2009年5月10日
このはしわたるべからず
過去を精算しなければ前に進めない。新たな関係を結びたいから凸やんは来た。子供のままではいられないが、変わらない態度で関係を続けられる大人の友情はある。会った途端に時間が巻き戻る感覚。大人になったからこそ、その関係は貴重。結末が爽やかなのは、本作が長い青春物語であることが明らかとなったから。晴れやかな幕切れに心地好さを感じ、今は正解に辿り着いたと確信している。「凸やんは凸やんだ」
MESCALINE DRIVE
2009年5月9日
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