リップヴァンウィンクルの花嫁:作品を観た感想(12)
映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』二転三転の彼女に引き込まれた!(^^)/
これは面白かった!ヒロインの運命が、二転三転〜流転して、引き込まれました!。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2019年7月8日
リップヴァンウィンクルの花嫁 (2016)
最初は、3時間を超える長尺にたじろいだのですが、全然、長さを感じませんでした。音楽と映像が美しく、独自の岩井ワールドの空気に、思わず、うっとり。黒木華と綾野剛めあて、だったので、彼等が非常に魅力的に美しく撮れていて満足。現代の空気を日常と非日常の狭間を漂いながら、リアルでありながら、ファンタジックに表現しててヨカッタです。やはり、岩井俊二監督、おそるべし! いろいろな意味で脱帽。
のほほん便り
2017年5月17日
【映画】リップヴァンウィンクルの花嫁
★★★★★ 3時間と言う長尺を忘れさせてくれるような、何とも面白みのある映画でしたね。ある種この映画は岩井監督プレゼンツ黒木華ショーと言えなくもない映画でしたが、間違いなくコスプレ込みで黒木華の演技力を堪能できる映画ではありましたね。普通映画的には詰め込み過ぎと説明不足は大体マイナスでしかないのですが、この映画は良い意味でその2つが作用していたのがとても印象的でした。現代の闇と言われる部分の描き方も本当に上手い(必ずしも悪い部分だけでなく良い部分があることも描く辺りは優しくて好き)、切なさで思わず涙してしまうストーリー構成もお見事の一言。
ただただ映画を楽しんでる人のブログ
2017年2月27日
よく知らない人をよく知ってしまった時。『リップヴァンウィンクルの花嫁』
★★★★ 岩井俊二ワールド炸裂!です。静かに淡々と進む物語の中には驚くほど過激な出来事が盛り込まれています。よく知らない人の事をよく知ってしまった時、人はどんな気持ちになるのかを疑似体験できるようなこの映画。中だるみは否めないシーンもありましたが、全体的には退屈する事なく観る事ができました。作品のテーマである目の付け所といい、岩井俊二監督の個性は健在です。
水曜日のシネマ日記
2016年4月30日
リリィ(・シュシュ)の子どもたち〜『リップヴァンウィンクルの花嫁』
エンドロールが始まった瞬間「えっ! もう終わり?」と思ったほど引き込まれた。胡散臭さ全開(褒めてます)の綾野剛が、超ハマり役。そしてCoccoの演技も、鳥肌が立つほど素晴らしい。クラシック音楽がメインの劇伴は名曲揃い。サウンドトラックが欲しくなった。長尺をものともせず、自らの作家性を貫き通した映画監督・岩井俊二に拍手。
真紅のthinkingdays
2016年4月24日
リップヴァンウィンクルの花嫁
主演の黒木華さんはとても気になる女優さんなので、今度こそはと終わる前にチャレンジして来ました!3時間が全く苦になりませんでした。黒木華&綾野剛&Coccoの3人が集まると最強ですね〜それぞれの演技力や存在感のインパクトがすごいです。後で考えると嘘つきと悪い奴しか登場しないような物語なのに、何故か爽やかな余韻を感じる作品でした。観終った時、困ったことがあっても安室だけには会いたく無いなあとしみじみと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2016年4月19日
リップヴァンウィンクルの花嫁
★★★★★ 実に興味深い作品に仕上がっていると思いました。主役を演じた黒木華の演技は素晴らしいものがありますが、クマネズミには、むしろ綾野剛が演じる安室こそが主人公なのではと見え、そしてその安室役を綾野剛は実に見事に演じていると思いました。この二人の組合せは『シャニダールの花』(2012年)で見ましたが、4年経過して、それぞれが素晴らしい俳優になったなという印象を受けたところです。
映画的・絵画的・音楽的
2016年4月15日
リップヴァンウィンクルの花嫁・・・・・評価額1750円
★★★★ これは現時点における、岩井俊二の集大成といえる作品かもしれない。もともとが民話を脚色したものなので、米国ではどちらかというと小説というよりもフォークロアの類として認識している人が多いと思う。本作はこの物語をベースに、極めて現代的・現実的な要素を民話的・寓話的な構造に落とし込んだ、現代のフォークロアと言えるだろう。この世界の本当のキレイ、愛と幸せの真実に改めて思いを巡らす、まことに映画的で豊潤なる180分。長尺もまったく目が離せない、必見の傑作である。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2016年4月9日
「リップヴァンウィンクルの花嫁」
★★★★★ 岩井監督作品の中でも最高傑作ではないかと思える素晴らしい出来であった。上映時間は3時間もある長大作なのだが、まったく退屈する事もなかった。今の所、私の暫定ベストワンである。七海を演じた黒木華がここでも素晴らしい演技を見せる。七海の人生の水先案内人ではないだろうかと思えて来る綾野剛も素晴らしい。
お楽しみはココからだ〜映画をもっ...
2016年4月3日
『リップヴァンウィンクルの花嫁』 陶酔しきった3時間
岩井俊二ファンにとってはいつまでも作品世界に浸っていたくなるような作品だと思う。リップヴァンウィンクルというのは西洋版の浦島太郎と呼ばれる話。観客にとっては、この作品世界は一種の異界であって、浦島太郎にとって龍宮での日々があっという間だったように、この作品の3時間という上映時間はあっという間に過ぎ去ることは間違いない。世慣れなくて頼りない七海の姿はとても愛おしくてどうにも目が離せないのだ。とにかく陶酔しきって白痴のようにスクリーン見つめ続ける至福の3時間だった。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2016年3月31日
「リップヴァンウィンクルの花嫁」:まさに岩井俊二的傑作
上映時間3時間!でも全く飽きませんし、素敵な3時間です。まぎれもない傑作です。気持ちの良い映像を観ながら、黒木華の受難と成長を目で追っていることが、そのか弱い声を聞いていることがなぜか至福だという、近来稀な映画体験ができるのです。エンドロール冒頭のイメージカットで、紙製の「角つき角隠し」みたいなものをかぶっている華さんも、なんだかわからないけどサイコーでした。
大江戸時夫の東京温度
2016年3月27日
リップヴァンウィンクルの花嫁
★★★★★ 世の中の茶番劇が、実は茶番劇そのものが世の中、偽装が世の中の常態なのだということを極論化したようなテイスト。
佐藤秀の徒然幻視録
2016年3月26日
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