ミラノ、愛に生きる:作品を観た感想(4)

ミラノ、愛に生きる
★★★ こうした妻の不倫を描くのであれば、夫が不倫を働いている場面とまでは言わずとも、妻に余所余所しくふるまっている場面といったものが、映画に説得力を与えるために最低限必要でしょうが、本作では、そんな場面は殆ど描かれず、ただ妻は、シェフの恋人が作った料理にときめいてしまったというだけですから、観客としては、ミラノやサンレモの風景を味わうしか手がなくなります。
映画的・絵画的・音楽的
2012年1月18日

ミラノ、愛に生きる
★★ アート的、文学的雰囲気を出しつつも、実際には描写不足でストーリーもナンセンス。何より肝心要のエンマがこれだと単なる若い男に狂ったおばさんでしかない。愛情と言う言葉にしがたいもの、理屈で説明しがたいものを映像で表現してこその映画だと思うが、結局この作品は曖昧なものが曖昧なままに放置されているように思う。
LOVE Cinemas 調布
2012年1月6日

『ミラノ、愛に生きる』 (2009) / イタリア
話としてはミラノのセレブの日常風景なんですが、そこに非日常が飛び込んでくる。 すなわちそれがアントニオのことである。 しかしそれも元をたどればエドから起こっていることなので、エンマが強く引き寄せたというよりは偶然の産物。 しかしながら惹き合った2人の感性や絆は強かった。…と書くとこれは陳腐なメロドラマ? と思われる方も多いかもしれないけど決してそうではなく、これはエンマという1人の女性が自分を捉えているものから解放されていく過程と考えていいように思う。
Nice One!! @goo
2011年12月29日

*ミラノ、愛に生きる*
あ〜やはり。すっごく好み! これは決して安易な不倫ではありません。エンマの義理のお母様がよく出てくるのですが、彼女はかなりのおトシなのにエンマもかなわないほどの完璧なマダ〜〜〜ム!! 子供をしっかり育て上げ、自分もスキのない上流階級の夫人を演じることが彼女の使命でした。でも・・エンマはロシアの修復画の家の娘で多分決して上流の出ではないのでしょう。 今までの結婚生活でこらえてきたものが彼と出会ったことで噴き出てしまったのです。
Cartouche
2011年12月27日

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