もらとりあむタマ子:作品を観た感想(8)

もらとりあむタマ子
かなり、好き嫌いが分かれそうですが、前田敦子、演じるタマ子の、食っちゃ寝食っちゃ寝で、ブータレたダメっぷり生活の延々が、アイドルの変顔みたいで、不思議な魅力がありました。映画はらではの、贅沢なまったり感というか、ぐーたら感が。
のほほん便り
2015年1月7日

もらとりあむタマ子
ところどころに笑わせてくれる小ネタがあったり、タマ子にとっては大事件があるものの、観客にとっては、むしろアルアル感を楽しめる小品といえましょう。父親役の康すおんとの絶妙な関係もすばらしい。BGMがすべて自然音というのも効果的。
映画好きパパの鑑賞日記
2014年1月30日

もらとりあむタマ子
★★★★ 今の時代がとても上手く描かれているような気がして、なんとなく感動してしまいます。こうした小さな作品(78分)の方が返って良い印象を与えてくれるのだな、と改めて思いました。本作は、何はともあれ前田敦子の類まれなる演技が第一の見ものといえるでしょうが、なおまた脚本の良さも特筆すべきではないかと思います。
映画的・絵画的・音楽的
2014年1月25日

「もらとりあむタマ子」 後ろめたいからこそ
グータラなタマ子の様子を秋からはじまり、夏まで映画は描きます。はタマ子ではありますが、基本的にタマ子自身の心情が言葉で描かれることはありません。
はらやんの映画徒然草
2014年1月13日

ショートレビュー「もらとりあむタマ子・・・・・評価額1600円」
85分の尺を退屈する事なく過ごせてしまうのは、スクリーンの中のキャラクターにリアリティと説得力があるからだ。タイトルロールの前田敦子がビックリするくらい良い。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2013年12月11日

『もらとりあむタマ子』 (2013) / 日本
★★★★ 伊東清矢くんは掘り出し物かも。山下監督は、前田敦子の持つ特性を生かしているし、恐らくは素材としての前田敦子を撮ることが楽しいんだなというのが伝わって来る。星野源の主題歌もマッチしている。抜群の空気感を体験してほしい。エンドロールは最後までいましょう。
Nice One!! @goo
2013年12月7日

「もらとりあむタマ子」:現代の「晩春」か?
秋−冬ー春ー夏という時の流れの中で・・・何も起きません(笑)。でも、それを見せ切るあたりが向井(脚本)−山下コンビのワザではありますね。なんかもっとずっと見ていたい感じ。シリーズ化してもいいぐらいです。タマ子とお父さんの関係って、現代の『晩春』(小津)みたいだって気がしないでもありません。78分なんですよ、この作品。これぐらいの長さの映画ってラクでいいなぁ。もうちょっと増えてもいいと思います。
大江戸時夫の東京温度
2013年12月4日

もらとりあむタマ子
★★★ 山下監督は前田のお尻に執心したショットが好きだったが、本作でもオープニングは前田が、ぐうたらに寝そべり、起きようかどうかするお尻の動きから始まる。前田は目つきや微妙な表情を作るのがうまい。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年11月24日


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