ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ:作品を観た感想(15)

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ
後半､劇場へ行くｱﾝﾅは自分の立場というものを理解していなかったのか､やつあたる彼女の見苦しさが際立つｽﾎﾟｯﾄﾗｲﾄの演出も良かった｡これは感情移入してみる作品ではないですね､演出上そうできないようなつくりになっていると思います｡映像は美しく､まるで監督が劇場を仕切っているかのような雰囲気が流れています｡純朴なﾘｮｰｳﾞｨﾝとｷﾃｨとの純粋な愛と､ｱﾝﾅの不貞の愛との対比にそんなに重点が置かれていないのが少々気になったくらいです｡
いやいやえん
2013年9月26日

｢ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ/ＡＮＮＡ　ＫＡＲＥＮＩＮＡ｣　あらすじ＆感想
★★★ 夫ｶﾚｰﾆﾝ役にｼﾞｭｰﾄﾞ･ﾛｳという豪華っぷり｡めっちゃいい旦那さんでした｡人生一度はどん底に落なくては行けないな〜っと思いました｡
ｼﾞｮﾆｰ･ﾀﾋﾟｱ･Cinemas
2013年9月26日

｢ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ｣
ｼｰﾝが変わる時､演劇の舞台が変わるように描く様子はとてもﾄﾞﾗﾏﾃｨｯｸで素晴らしかった｡ｵｽｶｰを受賞した衣装（宝石etc.）や背景が素晴らしく美しく､あまりにも哀しい悲恋ﾄﾞﾗﾏを盛り上げている｡
ﾖｰﾛｯﾊﾟ映画を観よう！
2013年4月29日

映画｢ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ｣誰でも作品名くらいは知ってる原作の映画化
★★★ 当時のﾛｼｱ貴族の生活の非日常がｽｸﾘｰﾝに映し出されるとただただ圧倒される｡これなら原作を先に読みたかったなというものもあるが､この原作にはそれほど興味が沸かない｡
soramove
2013年4月21日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ
ｽﾄｰﾘｰ自体は､冷静に考えたら､そんなに特別な感じがしないのだが､この作品の場合､生きてくるのが斬新な演出だ｡わたしはこの作品がとても気に入った｡ﾛｼｱのお話だけど､英国人監督と英国俳優たちによって､英語で語られる英国作品｡魅力的な作品でもある｡
悠雅的生活
2013年4月13日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ
ﾛｼｱの帝政時代の貴族の豪華な暮らしぶりが実感できる｡ｷｰﾗ･ﾅｲﾄﾚｲのくっきりした目鼻立ちが感情の起伏をよく表現できている｡社交界から追われて絶望に落ちていく様子と大地に足をつけて実直に生きる妹との対比が､悲しい｡原作小説を知らない方は是非読んで欲しい｡または､この映画を見て色々感じ取って欲しい｡
とらちゃんのｺﾞﾛｺﾞﾛ日記-Blog.ver
2013年4月12日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ･････評価額1600円
★★★★ 本作における“劇場”とは､ｱﾝﾅが生きる貴族社会､いや彼女にとっての“世界”そのものなのである｡ｱﾝﾅを含め､ｶﾚｰﾆﾝもｳﾞﾛﾝｽｷｰも､劇場の登場人物は基本的に欲望にのみ正直で､一度手に入れた物は手放したがらない人々として描写される｡
ﾉﾗﾈｺの呑んで観るｼﾈﾏ
2013年4月2日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ /ANNA KARENINA
★★★ 豪華絢爛､衣装も舞台も誰も歌ってないのにこれはﾐｭｰｼﾞｶﾙ！？と錯覚してしまいそう｡ﾃﾝﾎﾟの良い舞台劇風の演出が､ともすると退屈になりがちなｺｽﾁｭｰﾑﾌﾟﾚｲの文豪､不倫ものを､視覚､聴覚から魅了させる｡賞受賞の衣装や美術も見応えあり｡とにかく演出が独特の世界観で　華麗なる世界観を楽しむ作品｡
我想一個人映画美的女人blog
2013年4月1日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ
19世紀末の帝政ﾛｼｱを舞台に､破滅へと向かう悲劇の愛が美しい映像と共に描き出されていました｡愛の強さが悲劇に向かっていくなんて辛いなあと思ってしまいました｡ｷｰﾗ･ﾅｲﾄﾚｲの美しさは半端ないですね〜ｺﾞｰｼﾞｬｽな衣装に身を包んだ彼女は神々しいまでの存在感がありました｡青年将校ｳﾞﾛﾝｽｷｰ役のｱｰﾛﾝ･ﾃｲﾗｰ＝ｼﾞｮﾝｿﾝもﾊﾝｻﾑでｶｯｺ良かったです｡そして､二人の愛に悩まされる政府高官の夫を演じたｼﾞｭｰﾄﾞ･ﾛｳの静かな佇まいも印象に残りました｡独特な演出が面白かったです｡
とりあえず､ｺﾒﾝﾄです
2013年3月31日

脳科学の証明｡『ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ』
★★★★ この映画､映像といい物語といい･･･男性にはｳｹないような気がします｡どちらかと言えば女性が楽しめるﾀｲﾌﾟの作品｡映像も華やかで夢絵巻を観ているようでした｡許されぬ恋に溺れてしまうのですが･･･その溺れっぷりが凄い｡自分の感情が中心で短絡的に行動する姿｡誰の忠告にも耳を貸さないお気楽さ｡周囲や相手の迷惑も顧みない言動｡愛する人までもを露骨に疑いだす不安感｡まさに恋愛における脳科学の証明を映像にして見せてくれたような作品でした｡
水曜日のｼﾈﾏ日記
2013年3月31日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ
それぞれに一途とも言える3人の､愛の苦悩の人生が描かれているのだけど､あまりに美し過ぎて重くない｡冒頭から凝った舞台仕様の演出に､まずびっくりですが､帝政ﾛｼｱの貴族階級の物語に､これがﾋﾟﾀｯと嵌っています｡鳥の求婚のﾎﾟｰｽﾞのような独特の手の動きをみせるｱﾝﾅとｳﾞﾛﾝｽｷｰのﾀﾞﾝｽは印象的♪ｵｽｶｰを獲得した衣装が素晴しい！
to Heart
2013年3月31日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ
★★★★ 映像はとても素敵でした｡大劇場でお芝居が始まる風から映画のﾄﾞﾗﾏに変わっていく流れが良いです｡それと扉を開けると別のｼｰﾝに切り替わる所も好き｡時代は19世紀のﾛｼｱ､社交界の雰囲気も好き｡この時代の衣装や建物も好みなので堪能しました｡舞台はﾛｼｱだけどｲｷﾞﾘｽ映画を感じる作品でした｡ｷｰﾗは豪華なﾄﾞﾚｽがよく似合う｡
新･映画鑑賞☆日記･･･
2013年3月30日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ(2012)
★★ 演劇と言うより､紙芝居のような演出と言った方が正確かもしれない｡1874年の世界を覗きこむような演出だ｡ｱｶﾃﾞﾐｰ賞衣装ﾃﾞｻﾞｲﾝ賞を受賞した絢爛たる衣装の貴族たちのﾀﾞﾝｽｼｰﾝでは背景の人物たちを静止させて主要人物を浮き上がらせる手法｡もはや古典の作品で何度も映画化されているので､新機軸を工夫する努力がなされているが､斬新と感じるまでには至っていない｡
佐藤秀の徒然幻視録
2013年3月29日

【ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ】結婚は両手が自由な束縛､不倫はがんじがらめの束縛
ﾛｼｱの文豪ﾄﾙｽﾄｲのあまりにも有名な小説を原作とした作品｡ｱｶﾃﾞﾐｰ賞で衣装ﾃﾞｻﾞｲﾝ賞を受賞した豪華なﾄﾞﾚｽや調度の数々､美しい舞踏会の風景､綺麗な役者さんたち…を視覚的に楽しむ映画だと思った｡舞台風な変わった演出なので､見る方によって好き嫌いが出ると思う｡当方はﾐｭｰｼﾞｶﾙが苦手｡ただ情緒的に物語にのめり込める普通の映画とは違って､先ほども書いたけれども舞台っぽい演出になっている｡ｽﾄｰﾘｰは原作を知っている方と知らない方では解釈が変わりそう｡
映画@見取り八段
2013年3月29日

ｱﾝﾅ･ｶﾚｰﾆﾅ
原作はわりと平凡なﾒﾛﾄﾞﾗﾏなのでそのまま邦画のように撮ったら長いだけでつまらない作品になってしまうのは確実｡ｼﾞｮｰ･ﾗｲﾄ監督は､大長編をたくみに省略して圧縮し舞台調ｽﾍﾟｸﾀﾙに変身させた｡衣装だけでなく舞台装置､音楽も素晴らしい｡
あｰうぃ　だにぇっと
2013年3月23日


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