白鯨との闘い:作品を観た感想(12)

「白鯨との闘い」
★★★ 30メートルの巨大な鯨に船が攻撃されるところは迫力。捕鯨のシーンを見ると、やはり残酷だと思うが、生き物を殺して、そこから何かをもらって生きているのが人間なのだ。
或る日の出来事
2017年4月6日

白鯨との闘い
本作は結構面白く観れた気がします。漂流生活の様相も先の見えない絶望感がひしひしと伝わって来るから凄い緊迫感もあって息の呑むシーンばかりだった。大海原を悠然と泳ぐ鯨や巨大な白鯨の姿なども、今だからこそ実現可能な迫力ある映像に仕上がっていて臨場感もありましたね♪それに当初お目当てでは無かったものの、主演のクリス・ヘムズワースは前半のザ・海の男って感じの逞しさから一転後半の頬のこけ具合ややせ細ったような体型など、とても迫真で見入ってしまった。あの筋肉ムキムキな雷様のイメージが強い人なもんですから、今回の役作りは相当気合が入っていたのも見受けられましたね。
シネマをぶった斬りっ!!
2016年2月15日

白鯨との闘い
白鯨の存在とは、多分に人間的なのだ。それは、強大な武力を持った上に、最高の知性を併呑した人間が、なお、版図の拡大に執心すればどれほど恐ろしい事になるか、と言う事を警告するものでもある。難破した船団を執拗に追い掛ける白鯨の姿には、邪悪な人間の醜悪さを見て取れるものがある。白鯨は、フロンティアにおいて、完璧な脅威なのである。
E'S STREAM
2016年2月14日

『白鯨との戦い』を丸の内ピカデリー3(旧丸松)で観て、
★★★ 物語として特に飽きないし、面白いし、隠された真実はあるし、男同士の意地と誇りの激突はあるし、そうそう悪い要素はないのだけど、「えっ、またクリス・ヘムズワース主演なの?」という感じで主演に飽きた感じがある。鯨が出てくる場面はとても面白い。白鯨が物語のように真っ白ではなく、骸骨っぽく白と黒が混じったようなデザインだったのは秀逸。
ふじき78の死屍累々映画日記
2016年2月14日

「白鯨との闘い」
この作品を観る前は、単なる巨大クジラとの闘い、クジラを獲った獲れなかったのお話しかと思って少々敬遠していたのだが、いや、観て良かった。色々な物が詰まっている。帆船での航海の様。クジラ漁の手に汗握るシーン、嵐のシーンを代表としたダイナミックな映像。原題は「In the HEART of the SEA」。当たり前だけどこの方が作品の趣旨を示している。でもこの原題がそのまま邦題だったら一層訳分からなくなっていたかも。
ここなつ映画レビュー
2016年2月12日

白鯨との闘い
予想以上に厳しい展開に、生きることや船の乗組員の精神とは何かを考えさせられる作品でした。鯨との闘いよりも、闘いの後の行程が観ていてもしんどかったです。役者陣の演技の素晴らしさと迫力ある映像は見応えがありましたけど、この航海がこんなに大変な事態になるとは思っても観ませんでした。観終った時、これが実話から作られた物語ということを思い出してためいきをついてしまった1本です。
とりあえず、コメントです
2016年1月18日

白鯨との闘い
本作の中で語り部となるトム・ニカーソン(ブレンダン・グリーソン)がメルヴィルを見て言及し、メリヴィルも憧れる作家としてナサニエル・ホーソーンが挙げられているが、時系列的におかしい。ホーソーンが有名になったのは「緋文字」を発表した1850年、メルヴィルがホーソーンと出会ったのも同じ年で、メルヴィルが「白鯨」を発表したのは1851年。その段階で一般人のトムまでが知っているような作家では当時なかった筈だ。出て来るのは白鯨でなくて、大きなマッコウクジラ。後日談として、ニカーソンは再び船に乗り、ハワイまで行くが、これはメルヴィル自身が体験したことだろう。虚実入り混じった感じだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2016年1月17日

『白鯨との闘い』('16初鑑賞07・劇場)
★★★ 当時の捕鯨の様子が興味深いですね。もろクジラの頭に穴をあけて、バケツで汲み取ってたんですねー!!体内にも入って、油以外にも肉やら使えないものはないそうで。かなり、グロい作業です。く鑑賞したのだが、今一つな印象。海の映像もすごいとは思うのだが、どこか狭い感じがして、あまり好きな映像とは言えなかった。ロン・ハワード監督の演出は、前作の『ラッシュ』の時も感じたが、監督の個性が活かされてないように感じた。サバイバルの演出も心にズシーンと響くところまではいっていなかった。
みはいる・BのB
2016年1月17日

「白鯨との闘い」:海はこわいな大きいな
漂流から人肉食に至る部分はまるで有名な絵画『メデューズ号の筏』のようです。作品的にはテーマが分散したような、フォーカスし切れなかったような感じで、何かしっくりいきませんでした。まあ小生の想像とのギャップがあったってことだけかも知れませんが・・・。
大江戸時夫の東京温度
2016年1月17日

白鯨との闘い
“白鯨との闘い”よりも、鯨に襲撃されて命が極限状態になった乗員たちの“自分との闘い”のドラマでした。前半の嵐のシーンも大迫力でしたが、捕鯨シーンも迫力ありましたね。CGだと思っても圧倒されましたし、船が襲撃されるシーンは激しかった〜。漂流していく乗組員たちの痩せていく姿もリアル。俳優陣の体張ったサバイバルな演技はすごいですね。クリス・ヘムズワースはこういうワイルドでリーダー的な主人公が似合いますね〜カッコ良かった。IMAX上映があればお薦めですね。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2016年1月16日

劇場鑑賞「白鯨との闘い」
邦題が違うような気がするなぁ。全体を通して、アクションというよりはドラマ性の高い作品に仕上がっていました。アドベンチャー大作でもあり、人間ドラマでもある。あのような極限状態の中で、迫られる選択…自分だったらどうするだろう?と、観終わった後いろいろと考えてしまいました。とりあえず、ただ鯨と戦うだけの作品ではないので、その辺りを留意して鑑賞してみてください。
日々“是”精進!
2016年1月16日

映画:白鯨との闘い In the Heart of the Sea 富を求め危険な旅に出る男たち
死闘の迫力こそが、この映画の勝負のはずなのだが、ややあっさり。息もできないような緊張感を味わい心奪われる、というところまではいかなかった。その理由は一生懸命探してみたら、実は監督が ロン・ハワード。前作の「ラッシュ」はF1物だったのでスンナリ見れたが、やや苦手な監督(笑)そして今回もぐっさり刺さる、とはいかなかった….わけか?ラストのオチ部分は、現代にも通じる部分があり、そこは面白かった、けど。
日々 是 変化ナリ〜DAYS OF STRUGGLE〜
2016年1月15日


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