白夜行:作品を観た感想(26)

白夜行
掘北真希 頑張っていた…けどねえ これは明らかにミスキャストだと思うぞ。彼女、透明感あるからね 本当に脱げばいいってもんじゃないけど 映画「悪人」なんかでも感じたことなんだけれども「脱ぎ」のシーンがさあもう「演者に気を使ってます」ってそのムードだけで「物語」から遊離しちゃってる。
LIFE ‘O’ THE PARTY
2012年4月16日

【映画】白夜行…携帯電話に騙されそうな感覚
★★★★ 映画も面白かったです。結構引き込まれる観せる(魅せる)映画といった印象。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2012年2月7日

【白夜行】弥陀の本願悪人成仏のためなれば
堀北真希ちゃんは間違いなく美女だけれども、雪穂役には、ちょっと幼すぎる感が…冷たさはよく出ていたと思うけれども「奥様」にはちと足りない。 高良健吾さんの透明感は、亮司にピッタリだった。 一番心配だった船越英一郎さん(失礼ですが…どうしても崖が見えてしまうので)も、良かった。 私みたいに、ドラマや原作と比較したり、脳内補てんしたりしながら見るのが一番面白いかもです。
映画@見取り八段
2011年11月16日

白夜行
★★★ ストーリーを楽しむというより、その時代描写が懐かしく楽しかったです。キャスティングでは、堀北真希さんは賛否両論あるみたいですが、私は良かったです。口数が少ない分、観客の想像力をかきたてます。あんな綺麗な子が…と思わせる分、哀しいですね。ストーリーでは、笹垣が、自分は亮司の父親のように思っていたという所が唐突な感じがしました。こういう作品て、どこに焦点を当て、どこを割愛するかということになると思いますが、私は割と満足しました。TVドラマを最初の数回見たのですが、私は映画の方が好きですね。
映画、言いたい放題!
2011年8月31日

映画「白夜行」
私は東野圭吾超一流作品を3流映画にしてほしいと頼んだ覚えはない。という気持ちだった。まあ、500円ぐらいの価値しかないだろうね。それでも、ドラマ版と違って、原作の世界を一生懸命に再現しようという意気込みは感じた。ただ、ほとんど原作の世界を見掛けだけしか再現できていないという印象でした。ストーリーは2時間ドラマみたいに表面をなぞっただけ。映画としてやるにはちょっとどうかなという感じだ。この作品の主人公は、笹垣潤三警部(船越)なのかな。本来の主役2人よりも良かった感じです。唐沢雪穂(堀北)に関しては何か違うなという感じでした。
itchy1976の日記
2011年3月16日

白夜行
★★★ 事件が起きた昭和55年から次第次第に年月が経過し、その間に様々な人の死が物語の中に入り込んでくるために、昔の殺人事件のことよりも、主人公の雪穂の成長ぶりの方を専ら描き出そうとする映画なのかなと思ってしまいます。笹垣刑事だけがずっと関心を持ち続け、退職後になって事件の全容を明らかにするとはいえ、話が間延びして今一なるほどといった感じにはなりません。と言っても、俳優陣が充実していますから、149分と長尺ながら、退屈はしませんでした。
映画的・絵画的・音楽的
2011年2月19日

白夜行 美の日英同盟
映画「白夜行」は、東野幸治とかいう男の三文小説を原作とする。ファンのかたには申しわけないが、たわいない筋書きだった。宣伝文句は、「堀北真希が濡れ場に挑戦!」というもの。出し惜しみの彼女なら、背中をみせるだけで「濡れ場」になる。でもその背は、ギリシア彫刻の様になまめかしい。映画館は、女神のまします神殿だ。うつくしければ、なんでもアリです。女優なる仕事は、窮極のレヴァレッジといえよう。
そのスピードで
2011年2月13日

「白夜行」 私はいつも夜だった・・・でも不幸ではなかった
★★★ 重苦しくもその中で懸命に生きる二人の表と裏を丁寧に描かないことで、逆にそのあたりを想像させてくれる作りは、サスペンスと相まって緊張感ある画面となって胸に迫ってきた。堀北真希は無表情でセリフも少ないが、内に秘めた想いを体全体で伝えていて新しい発見でもあった。演出の勝利なのか。青年は、彼女が栄光を掴むことを確認して、それで幸せだったのだろうか? 先の見えないものにここまで献身的になれるのかと、疑問を抱きつつも、そうでしか生きられない宿命に胸が痛んだ。
soramove
2011年2月11日

「白夜行」を見て深川監督に期待を...
監督の深川栄洋は1976年生まれ。推定するに、この[白夜行]の主人公たちとほぼ同年代である。つまりこの物語の進行と共に育った世代。それだけに監督にとっては感情移入しやすい題材であったのかも知れないが、それが色調など映像表現の上での工夫になっているようだ。この監督は若手ながら職人の腕を持っているようだ。前作[60歳のラブレター]は、あまりにもくさい題材で見る気が起きなかったが、もしかしたら、見逃したことが後悔される作品であったか。[洋菓子店コアンドル]は是非、見ておこう。
映画と出会う・世界が変わる
2011年2月8日

東京国際映画祭・特別招待作品『白夜行』舞台挨察TOHOシネマズ六本木ヒルズ
★★★★ 物語は"笹垣の視点"で描かれている。というよりは"深川監督の視点"なんだろうな。"2時間ドラマの帝王"は、崖の上で語るような臭さもなく、事件の真相を暴こうとする執念がすごい。高良健吾の目が"悪"なんだが、その目を今井悠貴君も持っている。いや〜ホントに巧いよなぁ…。大胆に肌を露出し、特に肩甲骨の美しさが際立っていたホリキッターの目は、どこぞのロボットやサイボーク系のような冷めた目とはまた違った冷酷な眼差しを持っている。笹垣の問いに「私は知らない」と答え、振り返り去って行くその姿は、救いようがない!
|あんぱ的日々放談|∇ ̄○)ο
2011年2月6日

白夜行
★★★★ 大人になったと雪穂と亮司 二人の一緒のシーンはまったくない。亮二は閉ざされた世界の中で、それはまるで白夜のように陽のあたらない裏の世界の中で、雪穂の陰で彼女の幸せだけを願うように生きている。最後に明かされる真実に衝撃をうけてしまった。そこまで雪穂のためにする亮司の想いはどんなものだったのだろう。掘北真希はこの悪女を演じ切れるのか?船越英一郎だと2時間ドラマみたいに軽い感じになるのでは?と思ったけど、そんな思いはすぐに吹っ飛んで東野圭吾の「白夜行」ワールドにどんどん引き込まれてしまいました。
voy's room
2011年2月6日

映画「白夜行」感想
本作では、作中における年を表す描写として、その時代を象徴するキーワードが出てくるのが面白かったですね。ストーリーは、最初から最後までとにかく「暗い」の一言に尽きます。さすが元々がミステリー小説なこともあってか、物語終盤で全ての真相が明らかになる描写の運び方は上手いものがありましたが、最終的な結末も「何故そこでそんな選択を…!?」 と言わんばかり…。ハリウッド映画にありがちな「爽快感を伴うハッピーエンド」的なものは全く期待できません。あくまでもミステリー好きのための映画、といったところでしょうか。
タナウツネット雑記ブログ
2011年2月5日

白夜行
★★★ ☆長編にもかかわらず最後まで飽きずに楽しむことが出来たのは嬉しい。主役の堀北真希ちゃんと高良健吾くんはなかなかの好演。ただ船越英一郎の刑事というのが、なんとなく土曜ワイド劇場という臭いがして映画らしくなかったな。決して彼の演技がマズイわけではないが、暗くて重いテーマに相応しい配役を選択して欲しかったのだ。相対的には可もなく不可もなく、それなりに楽しめたという感覚だ。ただもう少し人物描写に力を注げば、松本清張の名作に近づけたかな、と思うとかなり残念である。
ケントのたそがれ劇場
2011年2月3日

『白夜行』 TV版と映画版、その出来の違いを考えてみる
映画版ではTV版までのテンション、緊迫した雰囲気は伝わってきませんでした…。堀北真希には"周囲の人間をたらしこむほどの妖艶さ、色気"を感じることはできないし、高良健吾にも"出口のないデッドエンドな閉塞感の中からくる狂気"を感じることはなかったです。TV版が主人公二人の心理的な側面を丁寧に描いているのに対し、映画版では笹垣刑事の視点からの語り口…結果として成功しているのはTV版。小さなTV画面が、演技や演出のうまさ次第で大きな映画館のスクリーンでのアクトを超えることもあるのだな、とつくづく感じた次第なのでした。
ketchup 36oz. on the table
2011年2月3日

白夜行、傑作です
よくもこれだけハードな内容の物語を忠実に映像化したと、製作者に讃辞を送りたい。今年の日本映画を代表する作品になるのは間違いない。人間の欲望の醜い極めが、画面から観客の心に突き刺さる。誰が悪いとか真相は何かという問題ではなく、実際にこの映画に描かれている醜悪さは現代の世の中に満ちている。万人にお勧めできる映画ではないけど、骨のある作品である。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2011年2月2日

日本のクムジャさん。『白夜行』
★★★★ スクリーンに映し出される映像は泥臭く、決して明るいモノではありません。暗くて重々しいのです‥。ひとつの場所でふたりだけに分かる秘密の暗号を通して、お互いの存在を確かめ合っていた雪穂と亮司。手を伸ばせば触れそうな場所にいても、言葉を交わす事のないふたりの間には他人には決して理解されない強い絆があったのかもしれません。「…私は知らない」と静かに言い切った雪穂の言葉はただの冷酷さではなく、亮司を守る為でもあり亮司が望むであろう言葉だったのではないかと思うのです。
水曜日のシネマ日記
2011年2月2日

「白夜行」と「悪人」とのそれぞれ二人を...
雪穂と亮司は社会の中で生きているように見えるが、実態は亮司が雪穂をあのような形で支えていた。彼らは自分たちが安らかに生きていける場を必死に求め、それを実行していたのである。[悪人]の祐一と光代の二人も逃亡者であり、彼らは現実の社会から必死になって遠ざかることに意味を求めていた。祐一と光代は自分たちの行動が悪であるという意識を持っていたと思われる。それに対して[白夜行]の二人には「悪」かどうかの意識はないのではなかろうか。亮司が雪穂にとっての太陽であることだけが唯一の正しいことであったに違いない。
映画と出会う・世界が変わる
2011年2月2日

☆ 『白夜行』
アンファン・テリブル(恐るべき子供たち)映画として見ると、それほどすぐれた出来の映画ではなかったような気がする。細部は異なるものの、基本的なストーリーは美内すずえの「孔雀色のカナリア」とほとんど同じなので、「孔雀色のカナリア」と「白夜行」の主人公とは同一人物だろう。映画俳優としての堀北真希を見ると、どこか思い切りが足りない印象が強い。高良健吾は相変わらず好演していたものの、ちょっと影が薄い。アンファン・テリブルの犯罪サスペンスをやるなら[チェイサー]みたいにとことんまで突っ走ってほしかった。
映画の感想文日記
2011年2月1日

映画「白夜行」を見て実感したミステリー...
主人公たちの悲惨な子ども時代、そして一方が迎えようとしている栄光のとき。それを背景に語られる過去の日々と真実の姿。その語りを引き出すのは、主人公たちを追う刑事。彼にとっては退職しても忘れられないまさにライフワーク。主人公たちは、世の中から見捨てられたような存在であり、まさに二人だけで生きてきたのであろう。そんな彼らにとって、この刑事だけが彼らの状況を理解したのであった。こうした登場人物たちの関係は「砂の器」そっくりである。映画[砂の器]は、日本のミステリー映画にひとつのパターンを創ったのではなかろうか。
映画と出会う・世界が変わる
2011年2月1日

映画『白夜行』 | 東野圭吾ワールドを完璧に再現。
堀北真希、高良健吾もさることながら、刑事役の船越英一郎が絶品でした。執拗に事件を追いかけていく、しょぼくれていて、どこか温かみのある刑事。彼が狂言回し役となって二十年近くにわたる深くて暗い河のような物語が綴られていきます。「切り絵」や「人形」などにも深い意味が持たされており、演出の冴えには唸らせられました。そして痛ましい事件が起きる前、犯人とおぼしき影がフッとよぎるところも実に上手いです。観客に映像のみで納得させる、その力量たるや素晴らしいものがあります。本作は十二分に「白夜行」の世界観が表されている秀作。
23:30の雑記帳
2011年1月31日

白夜行
★★★★ 東野圭吾の本格ミステリーだけあって予想していたよりもずっと見応えあって面白かった!問題は何故雪穂と亮司がこんな数奇な運命を辿り成長することになったのかということ。秘められた哀しい真実を明らかにしていく手段として実に上手いと思うのは、笹垣(船越英一郎)が刑事を定年退職してからもこの事件を調べ続け、核心に達するということでした。一つ残念だったのは、最後の最後で一気に物語を駆け足で収束させてしまった…。149分全く飽きることなく観てこれただけに、もう少し時間をかけても良かったのでは、と思いました。衝撃の真相!
LOVE Cinemasa 調布
2011年1月31日

*白夜行*
19年間に起きたことは起きたことは、階段を上がっていくためのもの。そのしたたかさと冷酷さに身ぶるいしてしまいます。一方でそれはまた原点を考えると共感できる部分もありますし、またその後の男性と女性の差も考えてしまいます。でも、なんといってこの作品を感動作にしているのは担当刑事である笹垣です。彼に見えてくるのはある人を"支えてあげたい"という気持ち。これがラストの感動に大きくつながりました。結局はオトナたちの身勝手さでした。こういうことの"コトの重大さ"に大人だちは気づくべきなのですよね。
Cartouche
2011年1月31日

白夜行
★★★★ 雪穂と亮司の水晶のような心は幼い頃のトラウマの重圧から生まれるものだ。壊れた心を壊れないまま生き延びさせるには、中心に水晶のようなものを据えてバランスを保つしかない。2人とも若い頃から"悪人"として生き続けることを覚悟している。その点、断じて世間に妥協していない。ただ心の中の水晶の結晶を大きくするためにだけ生きることを自己目的化しているようで、そのためにはお互い同士ですら犠牲にし合う覚悟も決めているようなのだ。無表情な水晶のような目が最後に笑う時、何とも怖いほど美しい。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年1月30日

白夜行 二人でないと生きていけない
昭和55年には、まだ戦後の貧しさを残した地域が残っていたのか。ざらついた画面や褪色したような色調が、その貧しさを更に引き立たせる。その中で悲惨な幼児期を過ごした雪穂と亮司の物語。これは復讐の物語というより、二人が表裏一体にならないと生きていけないと自覚した二人の悲劇的な人生を描いた物語である。「私は知らない」とつぶやきつつ、栄光の場へと歩む雪穂の表情に、これからは一人で生きていくという決意の凄みが出ていれば、これはもっと優れた作品になったのではないかと思う。堀北真希という女優にはそこまでの力はなかった。
映画と出会う・世界が変わる
2011年1月30日

白夜行
★★★★★ 雪穂と亮司、どちらも心が壊れていますがそれが表面化していません。その分、見えないところは想像を絶するものがありました。彼らの心理描写は殆どありません。笹垣が思い至った19年前の真相、おそらくそれが事実なのだと思いますが、証明することはできないでしょうね。子供の頃の秘密で結ばれている雪穂と亮司には誰にも裂くことのできない絆があって、何年も間接的にしか接していないのにその深さは変わらない。笹垣によって回想される19年前のシーン。二人にも昔は笑顔があったのだと、思わず涙がこぼれました…。。
☆試写会中毒☆
2011年1月19日

白夜行
怖い物語でした〜。心を支配してしまう闇。その支配力は相手の人生をも変える力を持っています。そして一度、雪穂に決断されたら、彼女のターゲットは死ぬか死に相当するような被害を被ってしまいます。そんな清楚だけど怖い面をも持つ雪穂を堀北真希さんは可憐な横顔で上手く演じていました。また、小学生の頃に彼女に心を奪われて、そのまま成長していく亮司に、暗い目が似合う高良健吾さんはピッタリでした。そして二人で不思議な絆と強い心を静かに伝えてくれました。こんな闇を創り出したのは、あの寂れた町なのかなあとちょっと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2010年12月18日


1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: