これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫:作品を観た感想(11)

これでいいのだ!!
★★★ 本作は、有名なトキワ荘もでてきません。赤塚不二夫自体を描いた作品というよりも、むしろ堀北真希が扮する雑誌編者・武田初美が、小学館に入社して8年後に赤塚不二夫の担当から外れるまでを描いた成長物語と捉えれば、マズマズの作品なのかなと思いました。
映画的・絵画的・音楽的
2011年5月28日

映画「これでいいのだ!! 映画☆赤塚不二夫」
★★ イメージの赤塚不二夫は話すとき前髪を何度も横に手で直して、小太りの小汚いおっさん。だから浅野忠信がどんなに珍妙なことをやっても違和感をずっと感じてた。違う、違うって。理詰めの面白さじゃなく、見た目のバカバカシいナンセンスな笑いが赤塚不二夫のマンガだったとしたら、この映画全編そんな主人公の生き方をスクリーンに再現している。けれど映画として見た場合、全く面白くないのが致命的。スベリまくっている。つまらない映画が出来あがって、どこか違えばもっと面白い映画になったんじゃないか。そんなことを見てる間中考えてた。
soramove
2011年5月15日

「これでいいのだ!! 映画☆赤塚不二夫」
残念ながらイマイチ面白くなかった。原作は小学館の赤塚担当だった武居俊樹氏による実話だが、映画では女性に変更。映画的にはこの方が観やすいと思えるのだが、赤塚不二夫のシッチャカメッチャカに付き合わされる様子の描き方に歯止めがかかってしまったように思える。物語的にももっと作品を生み出していった背景や作家の苦悩といったものを掘り下げて見せてほしかった。スローモーションの入れ方、カットのタイミング、アップの入れ方など、とてもぎこちなくセンスのないものに見えた。技術的なものはあまり気にならない方なのだが、今回はやけに気になってしまった。
古今東西座
2011年5月14日

「これでいいのだ! 映画☆赤塚不二夫」感想
★★★ 思ったより悪くなかった。氏の武勇伝を多数聞き及んでいる身としては、かなりマイルドになった印象は否めず、また新人監督ゆえか、間の取り方やキャメラの動かし方に若干の違和感を感じた。さらに言うなら浅野忠信氏と佐藤浩市氏のインパクトに圧され、堀北真希の身体を張った頑張りがすっかり霞んでしまっていたりと、十全とはお世辞にも言いがたい。しかし、それら残念な部分を踏まえた上でも、鑑賞するには申し分ない出来で、特に氏の黄金期に少年時代を過ごした年代層には、理屈抜きに胸が熱くなる作品である事は間違いないと察する。
新・狂人ブログ〜暁は燃えているか!?
2011年5月12日

『これでいいのだ!!映画☆赤塚不二夫』
この映画には赤塚不二夫のバカな勢いというものがあまりないんだジョー。まるでバカな話をマジメ一筋で生きてきた人が語っているみたいで、どうも勢いが中途半端で面白く感じないんだジョー。しかも作品中盤で登場するバカボンのパパやおそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松のキャラの声もアニメの時とは違う声優さんが演じているなど、赤塚作品に対する愛情も薄く感じただス。ただ作品的には物足りなさばかりが目立ったでヤンスが、赤塚不二夫を演じる浅野忠信だけは凄かったでニャロメ!全体的には「こんなもんダヨ〜ン」な感じだったザンス。
こねたみっくす
2011年5月9日

これでいいのだ!! 映画☆赤塚不二夫
★★★ 普通に面白かったです。赤塚不二夫風のハチャメチャさは文字で書いたらツマラナイので、ここは観てもらった方が良く解ると思います。最初はドン引きした浅野忠信なのだけど、これが見慣れれば見慣れるほど本人ソックリに見えてくる。しかしもう1人の主演・堀北真希がちょっと頂けない。余りにも演じている感が強すぎる。「ほんのわずかの勇気をもってほしい」という赤塚の言葉が「おそ松くん」を産み、そして赤塚本人に自分が今あるのはお前のおかげだといわれる武居のラストシーンは、原作者・武居氏が1番伝えたかったことなんだろうなと思いました。
LOVE Cinemas 調布
2011年5月7日

『これでいいのだ!! 映画☆赤塚不二夫』 本人憑依の浅野忠信と堀北真希の絡みが見どころ!
いろいろあるかと思うのですが、そんなことを超越した勢いと思い入れを感じる作品です。何よりもスタッフ、俳優陣のすべてが赤塚不二夫を愛し、尊敬し、その魅力を伝えようと努力していることがわかるからです。ユニコーンの主題歌もいいね♪ 全編コメディーかといえば、ちょっとセンチメンタルでじんとくる要素も−。バカとは挑み続けるものなのだ、と思い知らされるのだ。彼の生き様に−。そしてわかるのです。こんな世の中だからこそ、タリラリラーン♪が必要なのだと。
ketchup 36oz. on the table
2011年5月5日

これでいいのだ!!映画☆赤塚不二夫
これでいいのだ!!って、いいわけないじゃん!!残念だけどほんとにつまんない。クスリともニヤリともできなかった。バカになれって言う割には、出演者も映画自体もバカになり切れずに中途半端な感じがして、観ていてなんか痛かった。コメディとしても失敗してるし、ドラマとしてもダメだし、どっちか片方に重点を置いて作れば面白かったのかも。清純派のイメージがある堀北真希がシェーをやったり、ベルトで裸の男性を女王様のようにビシビシ鞭打ったりして、普段では見られない彼女が観られると言う点では良かったかな。
だらだら無気力ブログ
2011年5月3日

「これでいいのだ!!映画☆赤塚不二夫」の感想
9割つまらなかった。1割笑えたけど、「レッツラ★ゴン」を描き始めてからのところ。「レッツラ★ゴン」は不条理さを表現して、子どもにはウケなかったんだよね。だからだと思います。マンガをあまり読まない子どもや少女マンガの編集者になりたい方にウケるのかもしれません。実際にはサンデーでもバカボンしたことあるけど、おもにマガジンでやってたのね。リアルタイムで赤塚作品を読んでたわけじゃないから気になりましたが、「タリラリラーン」て、そんなに口にしてたんですかね?
fu+iのページ
2011年5月3日

これでいいのだ!! 映画☆赤塚不二夫
うなぎ犬が浜松市のキャラクターの座から降りたのは、この映画の公開を控えていたからだ。赤塚不二夫の漫画家としての仕事ぶりを、担当編集者の著作を原作に映画化された。ギャグ漫画の天才と呼ばれた赤塚不二夫を浅野忠信が、担当編集者として武田初美を掘北真希が演じている。当時の社会的事件や風俗もギャグにしてしまう赤塚漫画の雰囲気そのままの楽しい映画になっている。閉塞感のある日本にぴったりの映画だと思う。泣いて笑って、ストレス解消なのだ。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2011年5月3日

これでいいのだ!! 映画☆赤塚不二夫
★★★ 「馬鹿になれ」と初美は赤塚に言われるのだけれど、実は堀北に限らず、出演者みんな不器用な馬鹿をやっている感じ。その不器用な馬鹿っぷりが却ってギリギリで映画を支えている印象がある。そのうそ臭さがいい。器用に馬鹿を演じることが、時代背景の中の暗部を仄めかす陰翳をつけることにつながっているように思える。対照的に暗の役割を演じているのがいしだあゆみ演じる赤塚を苦労して育てた母。現実のいしだは、映画の時代設定の頃が正に絶頂期。その時代の落差を身をもって演じているようで、ある意味鬼気迫るものがある。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年5月1日


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