ブラック・サンデー:作品を観た感想(6)
ブラック・サンデー
テロ組織VS諜報組織。みたいな感じです。スーパーボウルの会場がすっごくでっかくて、びっくりしました。続けようと思ったらシリーズモノになりそうな映画でした。
うろうろ日記
2014年10月24日
『ブラック・サンデー』 | 狙われたスーパーボウル
1970年代のアメリカ映画にもかかわらず、中立的な視点を持っているところが凄いと思いました。とくにダーリアが決行の前日に見せる涙などは、テロリストの内面まできっちりと描写するのか、と制作者の姿勢にグッときました。飛行船というのも心憎い設定です。怒濤のクライマックスでは本当に手に汗をかいてしまいました。高所恐怖症の人間にはしんぼーたまらんですね。また、エンディングは別の意味でビックリ。ジャンルで言うと、ど真ん中のサスペンス・アクション大作といった感じでしょうか。もちろん、大満足の2時間半でした。
23:30の雑記帳
2011年10月17日
「ブラック・サンデー」
本作は息つく間もないくらいの展開であるが、それは決して、現在のジェット・ローラー・コースター・ムービーではない。ドラマとしての重量感を維持して、必然性のある状況からのスリルとサスペンス、そして、それを観客が受け止めることが出来る説得力やリアリズムを作っていることに注目したい。フランケンハイマー独特の強固な構成力によって、その上で動く飛行船、ヘリコプター、車、船などが活きている。シナリオライターをみると、それぞれが過去に手がけた傑作を生み出した映画術が見事に活きている。
映画と出会う・世界が変わる
2011年8月22日
とにかく素晴らしい!「ブラック・サンデー」
終始、緊張感に満ちたダイナミックな演出というフアンケンハイマー監督の長所が遺憾なく発揮された大傑作である。カバコフ少佐の行動は干し草の山から針1本を探すようなもので、ここは[ジャッカルの日]のサスペンス。そして、そのテロ行為の内容が次第にスケールアップしていくの演出のプロセスが素晴らしい。しかも、ロケを中心とした場面が多く、リアルである。サスペンスに満ちた娯楽映画のお手本のような作品である。
映画と出会う・世界が変わる
2011年8月21日
『ブラックサンデー』この映画を見て!
ストーリー・アクション共に密度の大変濃い作品で、見終わって大変満足感がありました。前半から中盤にかけてテロリストの綿密な準備と情報局の必死の追跡をクールかつスリリングに描き、後半はスケールの大きなアクションシーンが次々と展開されて飽きることがありません。特にラストのスタジアムとその周辺でのアクションシーンの迫力と緊迫感はすごいです。本作品の特徴としてテロリスト側の心情や行動も中立の立場でじっくり描いている点があります。これだけ硬派なアクション映画は現在なかなか製作されないので、一度は見て損はないと思います。
オン・ザ・ブリッジ
2010年1月16日
ブラック・サンデー
われわれの世代では幻の映画と言われていた映画で、ビデオではじめて見た時、あまりの面白さに画面に釘付けになったものです。 監督の“社会派”ジョン・フランケンハイマーの最高傑作ともいえるほどの出来で、全編緊張感に満ち、クライマックスまで怒涛のごとくなだれ込みます。 特に最近のCG全盛のハリウッド映画に閉口している方には特におすすめではないでしょうか。
うさぎの映画天国
2007年7月22日
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