東京公園:作品を観た感想(12)

東京公園
★★★★ 賛否両論の評価に映画館まで足を運べなかったけど、かなり楽しみにしていた作品です。好きだな〜、こういう世界観。日常の人間関係を温かな空気で包んでいるの。「恋愛写真」に似てるかな〜(写真が多く出てくるし)東京の数々の公園が出てくる優しい映像も見どころ。ロケ地のカフェもおしゃれ。
食はすべての源なり。
2012年2月6日

『東京公園』『インモータルズ』『もののけ島のナキ』『50/50 フィフテ ィ・フィフティ』
光の織り成す陰影が美しい映画であった。 午後の陽射しや夜の街灯、室内の照明等、フレーム内に光源を配することで明暗を印象付け、コントロールされた色調と相まって、目に楽しい2時間を紡ぎだす。 二人の人物が並んで座り、同じタイミングでグラスを傾けるところ、はたまた二人の会話を正面での切り返しで構成するところ等、小津映画でお馴染みのものであり、懐かしさと楽しさで愉快になった。
映画のブログ
2012年1月4日

映画レビュー 「東京公園」
★★★ 舞台は東京だが公園巡りがメインとなるため、その緑の多さや都会の中のオアシス適な雰囲気を感じ取れるのもポイントだ。キャラクタで着目すべきは何と言っても小西真奈美と榮倉奈々の2人だ。この2人の雰囲気が作品の雰囲気決めていると言っても過言ではない。実際鑑賞する前までは、正直もっとグダグダ感の強い作品かと思っていたが、実際は静かながらもハートフルで練られた作品という印象だ。強いインパクトは流石に無いものの、日頃の喧噪に飽き飽きしているひとにとっては、良い癒やしになるかもしれない。
No Movie, No Life (映画・DVDレビュー)
2011年11月4日

東京公園
★★★★ ごく普通の大学生が、ごく普通の人々に囲まれて、映画は大した事件も起こらず淡々と展開していきながらも、そんな中に、死んだ人間の姿がさりげなく嵌め込まれたりして、不思議な雰囲気を醸し出していて、実に面白い作品だなと思いました。とらえどころのない光司の役を巧みにこなしている三浦春馬を見直しました。榮倉奈々も若いながら得難い女優だなと思いました。
映画的・絵画的・音楽的
2011年9月18日

東京公園 潮目ってのは人生にあるねん
人生には潮目ってのがあって、その潮目には気付かないといけないし、そこをどうするかが重要だと思う。この映画は、うららかな陽射しのような空気感の中で人の心の移り変わりの「いい面」をうまく描いていたと思う。富永の心の中にある深い悲しみ、美咲が心の中にしまってきた切実な愛情、言葉を交わしたこともない百合香の眼差し。榮倉奈々ちゃん、小西真奈美ちゃん、いい味を出していた。井川遥さんは台詞はないのに雰囲気がすごい。ミステリアスな魅力溢れまくっていた。役者さんってほんとすごいなあっていつもながら思った。
労組書記長社労士のブログ
2011年6月28日

東京公園
これ、つまんなかった。チラシのデザインと出演者が三浦春馬、榮倉奈々、小西真奈美、井川遥と言った面々で面白そうだと期待はしていたんだが、自分にはあってないのか、面白くなかった。原作未読に加えて、劇中説明不足なとこが何箇所かあって、結局何が何なのかよく解らずじまい。途中のゾンビ映画のシーンはあそこまで長くする必要性ないと思うし。小西真奈美が出てたので何とか最後まで観られたけど。個人的には井川遥の妙に色気のある人妻役がツボでした。
だらだら無気力ブログ
2011年6月26日

東京公園
★★★ 不思議な温かさ、穏やかさに包まれた作品でした。それは主演の三浦春馬の透明感のある姿だけでなく、彼を取り巻く3人の女性、榮倉奈々、小西真奈美、井川遥がそれぞれ持っている女優としての魅力によるものと言えるような気がします。そもそも光司は幼なじみの富永や義理の姉・美咲の2人の女性の気持ちに鈍感なだけでなく、自分の気持ちにも鈍感。そんな彼が徐々に変化を見せると、それに触発されて2人の女性にも化学変化が起こってゆきます。全体として緩やかな空気感のなかに、人の想いの移り変わりや係わり合いが込められた素敵な作品でした。
LOVE cinemas 調布
2011年6月23日

東京公園〜永遠の中のアンモナイト
アンモナイトのような形にして女性が公園巡りするのには理由があって、アンモナイトの螺旋の中心にあるのは母の遺影だろう。アンモナイトには永劫回帰のような意味が込められているようで、「見つめ見返される」という関係は自己言及的な意味合いがあり、それを絶えず繰り返すと幾何学的にはアンモナイトのような自己相似形のフラクタル構造になってしまう。全て光司の作りだしたものとすると、本作で実際に登場するのは光司ただ一人ということになる。後は全て光司のカメラを通して作り上げられた世界。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年6月21日

東京公園
登場する俳優さんたちが、みんなきれいでした〜。笑顔も悲しみの表情も、そして抑えられない感情を表に出した時の追い詰められた表情も、それぞれの俳優さんが持つ感情や雰囲気が余すことなく伝わって来ました。そして、そんな感情を表しながらも、どこと無く優しい雰囲気で包んでいるような余韻を感じさせてくれるところも面白かったです。それぞれの愛に一区切りがついた時、光司は少しだけ大人になったのだなと思いました。観終わった時、ゆったりとした気持ちになったと同時に、光司が撮った写真をもっと観たかったなあとちょっと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2011年6月19日

(映画) 東京公園 
ゆっくりとストーリーが進んでいく東京公園。血のつながらない妹という設定は多いですが、血のつながらない姉という設定は面白いですね。母親が入院したことにより関係が少しずつ変化していく過程が旨く表現されていました。人妻役の井川遥。セリフは殆どないが、演技だけで感情を表現するが旨かったですね。そしてて小西真奈美、弟のことを好きな感情を隠して接する演技は大和撫子のようでした。ハートフルな一貫したストーリーなので誰かと一緒に見るのはとてもよいですね。
ゼロから
2011年6月19日

レビュー:東京公園
監督のインタビューも批評家の書いたレビューも、ましてやこうした映画情報サイトも見ないひとたちにいちばんダイレクトに「映画の言葉」を届けるにはどうしたらいいだろうか、と考えてみたら、それはもう、俳優たちの存在を通すのがなによりの早道。[東京公園]には、青山真治の映画へのゆるぎない信頼と、それを具体化する俳優たちへの最大限の敬意とが、互いに手に手をとって軽やかに風に舞っているのが見える。
INTRO
2011年6月16日

「東京公園」優しさが溢れてる…。
三浦春馬クンは等身大の繊細な演技を見せてくれますし、3人の女優さん達も、それぞれに素晴らしいです。榮倉奈々ちゃんの芸達者ぶりに今回初めて気付かされました。何とも上手いんですよね〜、役の捉え方が。そして相変わらずの美しさの小西さんに、今回台詞が全く無いにも関わらず圧倒的な存在の井川遥さん。もお皆さん輝いてます!東京じゅうのいろんな公園が出てくるのですが、結構大きな公園から東京の真ん中にあるにも関わらず、とても静かな公園など、それぞれ様々な美しい風景が、見る者の心を癒してくれます。本当に観終わって優しい気持ちになれる映画です。
シネマ親父の“日々是妄言”
2011年6月16日


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