八月の声を運ぶ男:作品を観た感想(1)
『八月の声を運ぶ男』をトーホーシネマズ新宿6で見て、
★★★無自覚に嘘を付きそうな阿部サダヲ、正しいだけで生きてる本木雅弘。この組み合わせはいい組み合わせだし、起用も正しいが、活かしきれていない。元はNHKのドラマらしく、原爆や被災者の目を背けたくなるような非人道的な残酷映像は一切使われない。映画として切り出したのだから残酷な絵を加えても良かったと思う。いや、積極的に加えた方が良かったのではないかと思う。と言うのは、阿部や本木を執着させる根元がボヤけているので、重病人だった阿部はともかく、本木は映画内の説明だけでは何が彼を平坦な人生を捨ててまで、辛い人生に駆り立てたのかが分かりづらい。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2026年9月12日
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