愛、アムール:作品を観た感想(18)

映画『愛、アムール』老夫婦二人の愛:ともに生き、ともにいく…
老夫が、動けなくなっていく、知性が失われていく妻を介護する様子が、そこにあります。が、ドキュメンタリーではないので、現実よりは、生なましさは抑えられていて夫の献身さが、鮮明に、残る。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2019年9月7日

「愛・アムール」 あらすじ&ネタバレ 老老介護の現実
★★★ 在宅ケアを推進する、政府の方は是非この映画を見ていただきたいですね。
ジョニー・タピア・Cinemas
2013年9月14日

愛、アムール / Amour
★★★★ どうなるかは予測はついてたし、思った通りの展開ではあったのだけど。素晴らしい役者ふたりの感情が伝わるから、どうしても終わりの方では自然に涙が溢れてとまらなくなった。妻との日々を懐かしむ想いが伝わるラストがまた素晴らしい哀しみの余韻でした。無音のエンドロール後にはとくになにもなし。人生の伴侶がいる人はその人と、もちろんひとりでも、じっくり観て欲しい傑作です。
我想一個人映画美的女人blog
2013年9月6日

「愛、アムール」
映画を見終わり“尊厳死”という言葉が頭から離れなかった。本作はとてもあっさりとしていて心に訴える。今迄観たハネケ映画の中では私的に一番好きな作品となった。エマニュエル・リヴァの演技はやはり素晴らしかった。老老介護に苦しむジョルジュ役のトラティニャンもナイス・キャスティング。
ヨーロッパ映画を観よう!
2013年4月25日

書籍「消えゆくものへの怒り/ベッキー・マスターマン著」
★★★ 著者はこれがデビュー作という、冒頭の事件から過去に戻り、現在を描きミステリー好きには堪らない展開で、これからが楽しみだ。連続殺人犯を許せないという捜査官としての気持ちとやっとつかんだ穏やかな生活を守りたいという気持ち、いろんな気持ちを抱えつつも丁寧な捜査で犯人を追い詰めていくあたりは、結末が早く知りたいという読者の気持ちをよく分かっているなと思った。
soramove
2013年3月29日

愛、アムール
話自体は今やあちこちに転がっている平凡さだと思えるものの、演じる俳優の抜きんでた演技力と、全体をどこまでも静謐にとらえようとするカメラワークなどが相俟って、最後まで画面に引込まれてしまいました。
映画的・絵画的・音楽的
2013年3月25日

愛、アムール
深く考えさせられるような物語でした。何だかリアルに感じる物語でした。ラストの解釈は色々ありそうですけど、私はちょっと救われた気がしました。観終った時、これも愛なのねと思いながら考えてしまった1本です。
とりあえず、コメントです
2013年3月24日

「愛、アムール」
★★★★★ テーマ的には、クリント・イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」とも共通する。あれもまた、愛ゆえの決断のドラマであった。人生とは、夫婦愛とは、生きるとは何か、そして人間とは… さまざまな事を考えさせてくれる問題作である。重く、痛い映画ではあるが、観ておくべき、本年を代表する傑作である。
お楽しみはココからだ〜映画をもっ...
2013年3月23日

この結末にしてこのタイトル。『愛、アムール』
★★★★ ストーリーに起伏が無く、作品全体的に静かで淡々と描いている。ラストシーンは抽象的。映画を観ている観客側に映画の解釈を委ねている。この映画の内容はある意味、万国共通の悩みと言っても過言ではないのかもしれません。
水曜日のシネマ日記
2013年3月23日

『愛、アムール』 愛という名の依存
映画はそのほとんどがアパルトマン内での夫婦の描写である。夫の介護を受けざるを得ない妻と、妻の介護にのめり込む夫の、これは共依存を描いた作品なのだ。本作は倒叙法で描かれており、観客は最初に物語の結末を知ってしまう。だから観客は夫に感情移入するよりも、その結末に至った理由に興味をそそられてしまう。観客に自由に解釈させ、各人が納得するに任せるところが、ハネケ監督のしたたかさだ。
映画のブログ
2013年3月22日

愛、アムール
観終わった後、どんよりとした気持ちになった。救われたものと捉える人もいるかもしれないけど、個人的には辛くて落ち込んでしまいました。アンヌ役の方は主演女優にノミネートされてましたが、納得の演技力。ジョルジュ役の人もすごかった。この二人が本物の夫婦としか見えなかった。
映画感想メモ
2013年3月17日

愛、アムール
★★★★ 淡々とした、重苦しい映画であることに違いはないんですが、「老老介護」の実態、というか、二人の生活の描写というものには、けっこう濃密なドラマ性が含まれているな〜と感じたんですよね。介護のリアルな描写、というと、もっと目を背けたくなるようなシーンが多く出てくるのかと思いきや、案外これ、映画作品として綺麗に仕上がってるんですよね。ジャン=ルイ・トランティニャン、エマニュ・リヴエルァの名演技もこれ、作品の美化、というか、起伏のあるドラマ性豊かな映画へと仕上がった要因でございましょうね。
サムソン・マスラーオの映画ずんどこ村
2013年3月17日

映画:愛、アムール Amour  映画賞総なめも納得の、・013年 必見の1本。
映画ならではのマジック!が発揮されるシーンがいくつも。特にラスト近く、それまでに形成された「鬱気分」に喝が入る(笑)今年2013年 必見の1本であることに疑いはない!
日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF ST...
2013年3月17日

『愛、アムール』 (2012) / フランス・ドイツ・オーストリア
★★★★★ 老老の在宅介護が多い日本では本作のような事例は多く存在するだけに、近い将来あり得ることと向かい合える観客も多そうな気がする。永遠に尊厳を保ってあげたいという願いに応えることそのものは日本でも残念ながら珍しくはないだけに、その過程を逐一見せていくこと自体がもう、ハネケ監督お得意の「不快感を与える」作風となっている。観客はこれを受け入れるのか、または拒絶するのか。
Nice One!! @goo
2013年3月15日

愛、アムール
夫婦の想い、娘の心理も絡めて、介護経験者には3者3様のアルアル感がびっしり詰まっていて、苦しくなるほど。。。エマニュエル・リヴァのとことん老いを曝け出す演技は圧倒的。アンヌの愛弟子のピアニスト・アレクサンドル役でアレクサンドル・タローが出演していて、演奏する姿がほんの少しですが観られますもっと観ていたかった!本編中の音楽も彼が担当していたんですね、ファンは必見です。
to Heart
2013年3月14日

愛、アムール〜即興曲破綻調
★★★★★ 「閉じ籠りたい」は最終的に「人生を閉じたい」にまで至っている。そうすると、ジョルジュが部屋を密閉するのは、異臭が外に出るのを防ぐためではなく、彼女の希望を叶えるためということになる。ラストもやはりドカーン即興曲と同じで、究極のドカーン。そして、やはり究極の静謐が・・・。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年3月12日

愛、アムール
若い人には縁遠いテーマである。が、何十年か経てばみんなかなりの高確率で遭遇する状態。て明るくなるような作品ではないが多くの人に観てもらって考えてもらいたい映画だった。エマニュエル・リヴァは残念ながらオスカー逃した。が、十分受賞に値する演技だったと思います。
あーうぃ だにぇっと
2013年3月3日

0から0へ AMOUR
予想通りの展開すぎてやや拍子抜けした。 ターゲット不在の王道的な死の物語に "愛" と名付けて賞を取る。
シネマ走り書き
2013年2月26日


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