ロスト・イン・パリ:作品を観た感想(4)
ロスト・イン・パリ
★★ 本作は、クマネズミは全く受け付けませんでした。見る人が見れば楽しいドタバタコメディなのでしょう。ですが、その方面のセンスの持ち合わせのないクマネズミにとっては、全く面白みのない、退屈至極の映画となってしまいました。本作は、スラップスティックなギャグが、実のところ満載なのです。というか、本作においてストーリーは二の次であって、むしろ、そうしたギャグで出来上がっている作品と言った方が良いのかもしれません。
映画的・絵画的・音楽的
2017年8月29日
ロスト・イン・パリ / Paris pieds nus
何といっても、その舞台周りがとってもシュール。所々で笑いが起きるほど笑えるのですが、全般としてはなんとなくトーンが単調。うっかりすると、睡魔に襲われます。そこが少し残念。普通にオシャレなフランス映画と思っていると外されます。完全にフランスのシュールな喜劇ですね。しかも、かなり低予算の。そういう意味では、映画と言うよりも、喜劇の舞台演劇を見ているような気分になりました。
勝手に映画評
2017年8月19日
「ロスト・イン・パリ」:ポップで軽いお楽しみ
パントマイムの要素を取り入れたりして、いかにもな仕上がりとなっております。サイレントでもわかるような笑いを色々と用意して、終始軽やかに楽しませてくれます。ジャック。それほど多くを期待しなければ、気軽な83分のお楽しみってことになるんじゃないでしょうかね。感心した点を3つ、@フィオナの大きな黒縁メガネ、Aパリはホームレスだっておしゃれですねえ、Bフィオナが橋からセーヌ川に落ちる場面で、スマホの画面に真っ逆さまに落ちる下半身が写っているところが、やけにおかしかったです。パントマイムの要素を取り入れたりして、いかにもな仕上がりとなっております。色彩設計がポップにキレイなのもいいですよね。
大江戸時夫の東京温度
2017年8月18日
ロスト・イン・パリ
コミカルでオモシロくあって嫌う要素は何ひとつとして無いにもかかわらず、いちばん興味のあったパントマイム要素の【独特の間】にうまく馴染めず、何となく座り心地の悪さを…。ラストのエッフェル塔での冒険譚はCG感が半端なかったけど、まるでお伽話のようにロマンチックなムード満点で、ここだけは観ていて心地がヨカッタ。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2017年8月6日
このページは、象のロケットパソコン版の『作品を観た感想トラックバック』のページと連動しています。
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