巫女っちゃけん。:作品を観た感想(3)

『巫女っちゃけん。』を渋谷ToeiAで観て、
★★★ リリー・フランキーと飯島直子の娘が広瀬アリスというのは、あまり遺伝子的に無理をしてなくて、それなりにありそうな組み合わせだ。これはこれで拾うべきパートがいろいろあるので、見て損ではないと思う。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2018年2月14日

「巫女っちゃけん。」:バチと宮地嶽神社
まずまずの佳作に仕上がっておりました。撮影に全面協力した福岡の宮地嶽神社のロケが効いています。ほんわかのんびりしていた作品にピリリと緊張感が走り、作品がパワーを得て転がって行くのでした。あれこれあって、その果てに出て来るリリー・フランキー宮司のありがたいお言葉。いい声でゆっくりと味わいたっぷりに話すリリーさんって、まさに宮司にぴったりなのでした。
大江戸時夫の東京温度
2018年2月14日

巫女っちゃけん。〜宮地獄神社?
★★★ ロケ地は夕陽の「光の道」で有名になった福岡県宮地嶽(みやじだけ)神社なのだけれど、どうしても「宮地獄(みやじごく)」と読んでしまい、実際、しわす(広瀬アリス)にとってまさに地獄神社化している。皮肉にも神社の随一の収入源は神前結婚なのだけれど、祝詞をあげている途中で結婚やめる、というシーンまであり、より神社の孤立感を際立たせる。その救いの道が「光の道」と相成る。何か現代の神話を見ているような気分にはなる。
佐藤秀の徒然幻視録
2018年2月8日

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