雪風 YUKIKAZE:作品を観た感想(2)

『雪風 YUKIKAZE』をトーホーシネマズ新宿3で見て、
★★★これでいいのだろうかという疑問は残る。それは単純に、正しい日本人しか出て来ないから。もちろん、そういう人達はいただろうし、各個人に対してお前らもっとゲスい事だってしただろうと強制する気はない。そもそも、舞台となる海軍の艦上で外国人に対する蛮行とかを起こすのは難しい。でもしかし、こういう素晴らしい人達がいたのだけど、資源がない国家なので惜しむらくも戦争は負けた。「戦争」自体よりも「日本が敗けた事」に対して残念みたいな流れがあると本当にいいのかとやっぱり思ってしまう。それにしても日本人は軍人がよく似合う。だから玉木宏が素晴らしい。竹野内豊も素晴らしい。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2025年9月29日

雪風 YUKIKAZE・・・・・評価額1550円
★★★ 全体を通して描かれるのは、人が人ならざるものになる戦争で、あくまでも人間であろうとする登場人物たちの覚悟。対空戦闘の描写では機関銃座を前面から捉えたショットが繰り返され、海から人を救う描写では、手のアップがやたらと多く、引き画がほぼ無い。全体に戦闘描写は、フレーミングの自由度が無くかなり窮屈に感じる。普通の人々の戦争を描いた、なかなか真摯に作られた力作だと思うが、最後で観客を信用し切れずスパッと切れない、日本映画の悪いクセが出てしまったのが残念。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2025年8月21日

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